記事を要約すると

• PCR検査数、目標の半分にも満たず


• ＰＣＲ検査陽性率把握できず 全国集計基準なし


• アナログ日本では検査結果をタイムリーに更新できず

PCR検査において、政府が新規の検査人数に対する陽性者の割合を把握できていない。
陽性率を出すためには新規検査人数の分母、陽性者の分子を計算しないとわからない。
ここをきちんと把握できる仕組みがつくれていないという。

この国は、こういったため息のでるようなことばかりである。

PCR検査だけでも、人の数が足りないから進まない。キットの数もない。
これだけマスクが不足しているというときに、国には備蓄のマスクもなかった。
なにかあったときの備えはまったく足りていなかったことがわかった。

日本の医療のレベルは保険制度で非常に高いところにあるが、有事の際は心もとないということが、今回の新型コロナの問題でいろいろと明らかにされた。

新型コロナウイルス対策において日本は失敗した国であり、負けてしまった国である。そのことを認め、新しい体制をつくらないと、いつまでたってもコロナに打ち勝つことはできない。負けから学べない人は成長することもできない。
今の政府は何が誤っていたのかしっかり認め、どのように改善しようとしているのか言わなければ信頼を取り戻すことはできないし、国民を不安にするばかりだ。

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