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2007.11.14
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カテゴリ: カテゴリ未分類
社会人になってから多彩になった私の趣味の中でも、特に大きなウェイトを占めていたのが「カメラ」。

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今となっては、けっこう古いモデルなんですけどね。

カメラを持つようになったきっかけは、子ども達の笑顔。
その頃の私は児童養護施設で働いていたため、私の周囲にはいつも40人の子ども達の笑顔が溢れていました。
その笑顔の一つ一つを一枚でも多くの写真に収めて、子ども達に残してあげたかった。

私の手元には、子どもの頃の写真があまり残っていません。
自分の楽しかった思い出を、あまり手元に残していません。
家庭が不安定な状況にあったため、写真の数自体が少なかったこともあるし、両親が離婚した際に、母が写真の大半を持っていってしまったこともあるし。
母が持っていった写真の大半が無邪気な幼い頃の写真。

だから、アルバムを見ても振り返ることのできる楽しかった頃の思い出は少ないです。


施設の子ども達には、できるだけ多くの「笑顔の写真」を残してあげたかった。
施設で暮らした経験があるだけで、多くの子ども達はその過去を「暗い過去」として振り返ってしまう。
そんな過去の写真を明るい笑顔で満たすことで、そんなに「暗い過去」ではなかったなと思わせたい、施設で暮らした日々は楽しかったなと振り返らせたい。
そんな思いでシャッターを押し続けていました。

もちろん、そんな思いは単なる自己満足に過ぎないけど。

行事で外出のたびに持ち歩いていました。
いつも子ども達を撮りつづけていました。
撮った写真の数は数えきれません。

今でも、その頃の子ども達の笑顔の写真が、私の携帯の待ち受け画面になっています。
かつて施設に入所したばかりの頃は、父親からの虐待と母親から分かれて施設に入った孤立感からいつも押し黙り、男性の姿を見ると恐怖から泣き出して保母のもとへ駆け寄っていた、6歳の女の子。

いつも周囲の視線を気にして、かわいい女の子を演じている4歳の女の子。
みんながその写真の中で、溢れんばかりの笑顔を見せています。

最近、もう一度シャッターを押したくなりました。
たくさんの写真を撮りたい気持ちになりました。
荷物の中に眠っていた相棒を、出してみました。

もう一度、目を覚ましてくれないかな。

誰か、良い方法を教えてください。





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Last updated  2007.11.14 23:25:45
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