オランダ ネーデルラントより

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パティターニ

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2006年04月09日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
以前から読みたい、読みたいと思っていたけど、、

思わず衝動買い。

評価は星5つ
★★★★★
イッキに読んでしまった。
数年経っても、何度でも読み返したくなる
書棚の価値ある一冊。

以前、お世話になった中国系の人がこの「文化大革命」後に

当時の日本の新聞が、明らかにしない「文化大革命」の事実と被害状況の
ことを教えてくれたことがあった。

こういった中国関連のノンフィクションは出版されると
すぐ読んでしまうタイプ。
今、「マオ―誰も知らなかった毛沢東
(ユン チアン著、J・ハリデイ著 )」
を現在、注文中。

息をつくヒマもなく、イッキに読み終えてしまった。
読んだ後は、しばらくイロイロなことが頭に浮かんでくる。
まだ、頭の中を整理できていないけれど
その感動だけでも、ブログに。


「紅衛兵だった私―載小艾(ダイシァオアイ)の政治的伝記」
など、関連するおすすめ図書だけれど
上記の本に感じられず
この「ワイルドスワン」にあるのは、
レビューにも使い古されているけど、「感動」であろうか。


という文化大革命で、これほど人間の「悪」が噴出し、吹き荒れた時代に
誰もが、特に、ごく普通の常識や良心をもっている人間ほど
このような社会で、考えるよりも、流されてしまうのが最もラクな行き方だ。

そして、著者の周囲の人や親しい人達が
どんなに品行方正であっても、どんな主義主張、イデオロギーをもっていても、
ある日突然情け容赦なく、家畜以下の扱いで拷問され、殺され、あっけなく死んでいく。

良識と良心をもった両親のもとで、育ち、子供時代から
それなりに、かろうじて正気を保ちながら、一生懸命考えてきた著者が
「正義とは」、「政治とは」、「良心とは」、「人間はどう生きるべきか」
を考え、読者に、一筋の希望の光を感じさせる。

しかし、それにしても毛沢東という男は、恐ろしい。
ある意味で、ありとあらゆる悪の天才である。
しかも、自分以外の人間の生死与奪権を握り
混乱させる権謀術数に、生まれつき長けている天才のようだ。
また、彼自身もそれを楽しんでいる。
彼が、資本主義の国家の小さな町工場の社長なら、
すぐに倒産してしまうだろう。
彼が、中国のトップであったことが
当時の中国の国民にとって、悲劇の時代になってしまった。

スターリンをも上回る、恐怖政治と独裁政治を断行を可能にしたのは
なんであったか、もう少し専門の研究書がでてきてもいいと思う。
今現在も、ネパールで彼の名前を関したゲリラグループが闘争を
繰り返しているニュースを聞くと、ゾッとしてしまう。

関連著作として、おすすめなのは前述したとおり
「毛沢東の私生活(李 志綏 著)」
は、毛沢東の侍医であった著書が、克明に毛の私生活と
その残忍な性格を克明に描写している。
ただ、仕方がないのだろうけど、自分がいつ粛清されるか
恐怖に恐れおののく日々(きっと、この本を執筆しているときも)だったので
世界の潮流と、世界・アジアの中で、中国はどうあるべきか、
政治家はどうあるべきかなどといったといった視点は欠けている。

「紅衛兵だった私―載小艾(ダイシァオアイ)の政治的伝記」
紅衛兵の成立と名づけ親である著書の話が面白い。
ただ、「あの頃はよかった、昔はよかった」というような
ノスタルジーを感じるし、
被害に遭った犠牲者に対する罪の意識はないし、
むしろ、読みぐるしい言い訳の方が目立つ。

【アマゾンよりコピペ】
「ワイルドスワン」

出版社/著者からの内容紹介
「大地」をしのぐ圧倒的なスケールで迫る今世紀最高のノンフィクション!!
20世紀中国のあまりにすさまじい歴史がここにある。中国の大地に翻弄されながらも、人々は何と力強く生きてきたのか!

世代を超えた熱い感動の声!!
「読み終わってから1ヵ月は、もう他の本を読む気がしなかった」(富山市 17歳 高校生)
「26年間いろいろな書物に出会ってきましたが、これほど人物に共感し感動したことはありません」(岐阜県 26歳 OL)
「本を読んでとめどなく涙があふれるなんて久しいことである。それにしてもすばらしいノンフィクションだ」(国分寺市 56歳 会社員)

迫害を受け続ける家族。思春期をむかえた著者は、10代の若者が遭遇する悩みや楽しみをひとつも経験することなく急速に「おとな」になった。労働キャンプに送られる両親。著者にも、下放される日がついに訪れた。文化大革命の残虐な真実をすべて目撃しながら生き、「野生の白鳥」は羽ばたく日を夢見続ける。

内容(「BOOK」データベースより)
迫害を受け続ける家族。思春期をむかえた著者は、十代の若者が遭遇する悩みや楽しみをひとつも経験することなく急速に「おとな」になった。労働キャンプに送られる両親。著者にも、下放される日がついに訪れた。文化大革命の残虐な真実をすべて目撃しながら生き、「野生の白鳥」は羽ばたく日を夢見続ける。





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最終更新日  2006年04月09日 08時43分45秒


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