LIFE WORK



中学2年生 14歳
  技術・家庭科の授業 ”吊り棚”の制作で製図を教わる。
    初めて”製図”を経験し、「こんな仕事に就けたらいいなぁ」と思った
    でも、”製図=設計”と思っていた私は、
     「私なんかに設計ができるわけないよな」
    と深く考えずに、普通高校に進学。

○○製作所○○工場入社 18歳
  ○○機器設計部に配属
    入社後の研修の時、各職場の先輩方から職場紹介。
    ここで初めて”製図=設計”でないことを知り、設計部に配属を希望。
    めでたく設計部に配属される。
    設計部配属の新入社員は、週2日、3ヶ月間午後の時間は
    製図教育を受ける。
    こんなに楽しい勉強ができるなら、工業高校に行けばよかったと後悔する
    私は一生この仕事をするだろうと思った。

プリント基板CAD設計部に移動 19歳
  会社に、新たにプリント基板CAD設計部ができて移動になる。
    私の担当は、おもにプロッターで描き上がった図面に
    寸法や仕様を書き加えること。
    やり甲斐を感じられなかった。
    図面が描けないなら、私にもCADをやらせて欲しい。

実家の町工場に転職 22歳
  自分の描いた図面から物を造る
    実家は私のいた会社の下請けの下請け。
    私が描いた図面を形にしていく仕事。
    1枚の図面に描かれた物が、自分の手で製品になる。
    この図面に描かれた物が、1枚の鉄板からこのような過程を経て、
    形に成って行くんだ、ちょっと感動した。

土木製図の会社に転職 28歳
  土木図面、墨トレースとの出会い
    「図面が描きたい。」と通勤可能な製図会社に片っ端から電話をする。
    時代はCADが主流になっていた。
    どこの会社も「CADが出来る人」を求めていた。
    職安で土木製図の会社を見つける。土木の図面なんて見たこともない。
    面接に行き、どんな図面なのか、どうやって描くのか見せてもらう。
    凄かった。自分にこんなものが描けるのだろうか?
    もし、描けるようになれるなら、是非、描いてみたい。
    楽しかった。が、たった4人の小さな会社。不況。仕事が減ってくる・・・。

土木測量設計会社に転職 33歳~39歳
  CADはますます進化。測量平面図もCAD化。
    手描きの製図はどんどん減っている。
    CADを覚えたいと、通信教育でCADを勉強する。(IT’sCAD3)
    前年まで手で描いていた集落排水の図面をCADで。(V-nas)
    A1サイズ、36枚程の図面を手がける。

JW-CAD for windows勉強中
  CAD在宅ワーカーを目指す
    とりあえずJW-CADとAUTO CADを使いこなせるようになっておくといいよ
    とアドバイスを頂き、まずはJW-CADから勉強しています。



どうしてこんなに製図が好きなのか、

鉛筆トレースも墨トレースもCADの製図もみんな好き。

時間も忘れて没頭できる。

まっさらの用紙や画面に少しずつ線が、図形が描かれていって

完成した時のあの気持ちは何度味わっても最高だ

結婚をして退職しても、

自宅でCADの仕事をしていくことが今の私の夢。




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