明日に架ける橋 Bridge Over Troubled Water    ケン高倉☆彡

明日に架ける橋 Bridge Over Troubled Water ケン高倉☆彡

楽天日記PART・5

楽天日記PART・5


友 [ 詩・他 ]

人は友に正直である事

人は友に嘘はつかない事

人は友を裏切らない事

人は友に恩を忘れない事

人は友に迷惑掛けない事

人は友に素直に成る事

人は友に素直に非を認める事


2004年08月18日 


今を盛りと [ 詩・他 ]


秋の足音聞こえ 心地良き蝉の声

今を盛りと鳴き続ける

七年もの長きを土に埋もれ

一夏で生涯を終えていく

蝉のはかなさか 泣き声も

寂しく鳴り響く 今を盛りと


2004年08月17日


送り火 [ 詩・他 ]

夕暮れに散歩へといつも道を行けば

家々の玄関先には送り火のを焚く灯り

道を照らし出し幻想的に我が行く道を

照らし出し我をいつもの道へと導きて

先導する それに誘われ進み行けば港へと

辿り着きし 港には出港に向けて港に停泊中の

秋刀魚漁の船たちが もう秋だと語りかける

2004年08月16日



我が祖国 [ 詩・他 ]

正午のサイレンに手を合わせ

3百万 英霊に哀悼の意を捧げる

忘れ無かるな亡き英霊たちを

彼らの犠牲に上に成り立つ我が祖国

今は只 目を閉じ合掌するのみ

2004年08月15日


お盆 [ 詩・他 ]

盆の宵笛や太鼓の音 鳴り響き

盆じゃ盆じゃと踊り子たちが

ご先祖さまのお帰りに

老いも若きも舞い踊る

盆じゃ盆じゃと今日明日ばかり

十六日にはお帰りなさる

年に一度の無礼講

2004年08月14日


偲びて [ 詩・他 ]

盆が又来た今年の盆は

友もご先祖様と帰ってくる

迎え火炊いて我は待ちし

わずかなる盆の日々なれど

昔を偲び語らいて夜は更け行く

2004年08月13日


川のほとり [ 詩・他 ]

淋しくて川のほとりを歩けば

水は流れ涙も流れ我 悠久の大河に

この憂い流せども 我が晴れぬ心

川風 歌えど悲しみの歌ばかり

鳥はさえずる悲しきメロディーを

2004年08月12日



秋の香 [ 詩・他 ]

今日の夕暮れは秋の香を運びし

憂いしめた風吹きし

夕空遙か遠く聞こえし海鳥たちの

鳴く声響き渡りて海原を行く

我も諭されるかの如く帰路につきし

我が家への坂の道を急ぎて


2004年08月11日


満天の星 [ 詩・他 ]


風に吹かれ夜道を行けば

空に輝きし満天の星に涙す

夕べ見た夢亡き友の夢

髪に一輪紅き花を飾りて

我の呼びかけに笑顔で応え

遙か闇に消えて今は無く


2004年08月10日


B-29カー・ボックス号by長崎 [ 詩・他 ]

蝉咽び鳴く夏の日であった

戦時下の長崎もその渦中あった

あの日マリアナ諸島テニアンより

飛び立ちし一機の悪魔を抱いた

B二十九 カー・ボックス号

数時間後には火の海と成りて

地獄絵図の如き様相が目に浮かぶ

二度とあらざらん事を我は祈る

2004年08月09日


明日は船出だ!! [ 詩・他 ]


祭りの太鼓が遠く聞こへ

風にのりて我れに聞こえし

その音を掻き消すかのごとく

花火の音鳴り響きし海辺の宵

明日は船出だ神輿の船出

男一匹命を掛けて担いだからにゃ

指も刺させぬこの守り我が棒は放さず


2004年08月08日


あの日20.08.06 合掌!! [ 詩・他 ]

きっとあの日もこの様に蒼い空だったのだろう
スズメは鳴き麦の穂は優しく風に吹かれてそよぎ
いつもの朝と変わらない日であったのだろう
蒼い空に一輪の花の如く舞って開いた落下傘の花
その後は我は語らじただ無言で二十・八・六に合掌

2004年08月07日 


海と川 [ 詩・他 ]

故郷は東の果ての夏の日差し遠く輝きし地

北は遙かに寒流流れ込みし鹿島灘の海よ

海は荒海太平洋と大利根川の日々の攻めぎ合い

此処は日本三代難所坂東太郎流れ来る

遠く七十里の旅をして流れ辿り着きし大海原と

最後の戦いをする地 利根川口あな恐ろしきかな

阿波の鳴門か伊良子の渡合  嗚呼 此処は銚子川口

我が町なり

幾多の人々を飲み込みし黒潮踊る難所の地


2004年08月06日


信   頼    画像 [ 詩・他 ]

吾は今日よりいざ行かん

何と謗りを受けようとて

何人かの良き友が居ればそれで良い

怖き物など無き

ただ信頼で繋がりあえる友だから

心からの友が有れば良い

頼るばかりが友ではない

頼れるばかりが友じゃない

心底言い合える友こそ

本当の友と吾は悟りたし



2004年08月05日


添うも良し   画像 [ 詩・他 ]

夕暮れの散歩道を行けば
西空に紅く染まりし雲
遙か西の海までも染めながら
暮れて行く今日の陽
人も同じなりと悟りて思う
人の心の弱さ強さずるさを
人生だって紅に燃えし日も有れば
暗く垂れ込めて
泣きださんとする日もあろうが
それでも立ち止まりては
それで人生八方塞がりと成りて
我が行く道も見えぬなり
人に頼るも良し泣き付くも
又良し人は添うもの添われるもの
しかし忘れ無かるな人の世の
決まり事だけは乱されなかるな



2004年08月04日


君は     画像 [ 詩・他 ]

思い出を君と分かち合いしこの幸せを捨て今君は

何処へ行くのこの夕陽の中を降り注ぎし陽を背に受け

悲しみだけの人の世ばかりでは無い必ず幸せも有るさ

傷付きても涙流しても冷たい雨ばかりではないさ

必ず幸せと言う場所があるさたった一人で何処へ行くの

一人よりも大勢が良いさ幸せを喜び合える友と行こうよ

傷付きても悲しみの人の世だとて突き放す友ばかりでは無い


2004年08月03日



東経140度52分07秒の故郷 [ 詩・他 ]

海の宵の空を見上げれば

蒼い月灯りに輝きし海辺

我が故郷は東の外れ東経百四〇度五二分

北緯三五度四二分の果てに

岬は光を放ち遠き昔より輝きて

遙か太平洋の海原を照らす

白い波の打ち寄せし渚は

砂を優しく包み込むが如く寄せて

潮騒のメロディーを奏でる

シンフォニックコンダクター成り


2004年08月02日


祭    画像 [ 詩・他 ]

祭りの太鼓が我を呼びて心弾みて武者震いを繰り返す

祭りも近いと宵宮の夜いに紛れて鳴り響く懐かしき音

幼き日の遠い昔に我が心は戻りて過去へと心馳せし

遠い遠い遙かに遠いあの日が我が脳裏に甦りし


2004年08月01日



何時の日にか  画像 [ 詩・他 ]

悲しき心の旅もやがて辿り着くだろ理想の地に

流されて踏みにじられてもやがてその日は来る

悩みぬき疲れ果ててさ迷いても何時の日にか来る

純粋に生きている事の幸せが何時の日にか分かるだろう

彼方だけを彼方だけを信じつつ今日まで来たが

此処までなのか我が旅路の果ても雨さり虹も輝くのに

明日からの望みも捨てて我は行くべきなのかこの路を


2004年07月31日


友を信じ   画像 [ 詩・他 ]

友は友をいたわりて友を見守りしこと

それが友としての最大の思いやりなり

友を信じざらねばそれは悲しきことなり

上辺ばかりの友なら友など要らぬなり

人を信じられねばこの冷たき世は孤独なり

君は別れていくのかたった一人で

この悲しみだけの人の世から逃避して行くのか

意見する友こそが心よりの友と我は思いし

2004年07月30日 


海鳴りは   画像 [ 詩・他 ]



風強き宵は海鳴り遠くむせび

遙かに聞こえて他に何も聞こえず

幼き日に聞いたあの時の響き蘇りし

海鳴り遠く思いは遙か旅路の果てに

老いたる父母今頃如何に思いは遙か

故郷の事のみ思い出るこんな夜は

あの海鳴りのむせぶし故郷の海よ


2004年07月29日


夕  月    画像 [ 詩・他 ]

陽は落ちて帰る道すがら

天空に夕月の明かり冴え

我が行く道を照らし出し

一番星瞬きし夕暮れ時

家路辿る我が身を導きて

2004年07月28日


命    日   画像 [ 詩・他 ]

祥月(しょうつき)命日に姿を変えて我が元に

逢いに来たのか我が友よ早二月の時日は流しも

忘れまいぞえあの日の事は思い出すたび瞳潤ませ

苦悩した日々を我ばかりか君のそれぞれの友が苦悩し

我が身の如く悲しんだ日々を我はいつまでも忘れない

旅立ち日後も慕われし君に又何時の日か我は逢わん



2004年07月27日


大海原 [ 詩・他 ]


我友と東端に立ちて眺めしこの大海原を

心に刻まん今日のこの日の思い出を

永く止めんが事を我は誓いしこの胸に


2004年07月26日


海原遠く   画像 [ 詩・他 ]


海原遠く水平線霞て見えず

沖行く船もわずかに波間にのぞく

幻想の如き光景に我見入りてしばし

天空見やれば霞みし切れ間より昼の月

嗚呼素晴らしきかなこの束の間の一時


2004年07月25日

我が友   画像 [ 詩・他 ]

我が友北方より来たり

待ちたり今日の日喜びの日成り

楽しく語らいし短き一時成れど

我最良の日となりて喜びを語りし

再会を我は硬く約束し見送し


2004年07月24日


季   節 [ 詩・他 ]


真夏の昼下がりにむせ返りし蝉時雨

この夏は既に半ばを過ぎしかと思い違い

暦を見て未だ此れからと見直しつ

アキアカネ飛び薮ではウグイスが鳴き

はたまた蝉の声鳴り響き我季節感狂いし


2004年07月23日


帰   港    画像 [ 詩・他 ]


夕陽輝けし大海原の彼方へと

海鳥飛びて光の中に消え去りし

沖行く船も暗くシルエットに影を落とし

今日一日の疲れぞ癒せんと帰港す

待つかの如く鴎の群れ追いすがりて船も見えず


2004年07月22日


野バラ   画像 [ 詩・他 ]



赤き夕陽に背を向け行こう

空を仰げば白雲千切れて流れ行き

一人寂しく野バラをつみて天空仰げば

若き日の涙など見せはしないが

清らに咲くバラに吾が心乱されし

今日も暮れ行く黄昏の路よ何時までも

風に寂びしく野バラも揺れし

吾が青春の思い出の一ページよ

2004年07月21日


三日月   画像 [ 詩・他 ]

陽は落ちて夜の山道を行けば

母校のグランドではライトの灯り輝きて

野球の練習の若き子達の爽やかな挨拶の声

吾は幼き日蘇りて懐かしさを噛みしめし

西の空には微かな残照の天空に三日月輝けり

2004年07月20日


茜    色    画像 [ 詩・他 ]


夕暮れの風は憂いしめし香り残し

吾が頬をかすめて去り行きし

別れし君を遙か偲びし時の狭間に

遠い思い出は茜色の彼方にと消え行き

吾が胸に陽は沈み落ちて色も寂しく薄れ行く

再び帰らぬ夢なのか一人日暮れの風に泣く

強く有りたいこの世の波に流されずに

それも今は風の中に只涙す吾に空しさだけが残りし


2004年07月19日


オシロイ花 [ 詩・他 ]


オシロイ花の香り蒸せかえる野路行けば

朽ち果てし紫陽花の花哀れなり

此れも季節の変わり目の儀式世の常成り

悲しむ事無かれ時は移ろぎて身動ぎもせず

ただ移ろい行く時を見送りて幾年せの時を数えし


2004年07月18日


哀     愁   画像あり [ 詩・他 ]


霧笛に呼ばれるが如く港へと進み行けば

まるで魔法の如く濃霧に覆われて何も見えず

防波堤の航路灯がぼんやりと霞んで見えるのみ

遠く霧笛鳴り響き哀愁漂いし外港の海沿いの道

進み行けば早アキアカネの群れ吾が周りを飛び交い

吾は季節の錯覚を覚えまるで映画の一シーンの如く





2004年07月17日


遠き道 [ 詩・他 ]

我遙か遠き道を辿り行けば

一転天空掻き曇りて怪しげな空

急ぎ行けば霧り深く成りて

遠く霧笛鳴り響きし

共鳴し雷鳴轟きて家路を急ぎし


2004年07月16日


思い出の日々 [ 詩・他 ]

我友の残せし文章を整理しつつ

又も感涙に更けて涙す

帰らぬ君を待ちはせねど

脳裏に焼きつきし思い出の日々

誰に告げんこの思い

2004年07月15日



砂  山 画像あり [ 詩・他 ]

浜辺の松に潮風吹き唸りて鳴き叫び

思い出深き砂山の風紋鮮やかに脳裏に浮かび

故郷遠く離れし友に懐かしき思いこの風に乗せ

遙か遠きあの峰を越えて送りぬ幼き日の思い出よ


2004年07月14日


月見草 画像あり [ 詩・他 ]

君待てども未だ来ぬ宵は

月を仰いで偲びたり

月見草(宵待ち草)の花香れり犬吠埼


2004年07月13日



人    生 画像あり [ 詩・他 ]


友有りて己が有る事を忘れまい

己一人で成り立ちて居ると思う無かるな

友は己で良き友を選びたきもの成り

独り善がりで全てが良き友とは思う無かるな

時には裏切られしことも有りがそれもまた良し

己の人生の教訓と成り己を成長させてくれる

しかし無理や焦りは禁物と自覚するなり

人生一生勉強であり修行の場所成り焦らず行きたい


2004年07月12日


千切れた雲 画像あり [ 詩・他 ]

千切れた雲を追いて何処までも行こう

遠い彼方の知らない町に吾は行って見たい

その町をさ迷い歩きたい気の赴くがままに

吾は一人旅思い出の町を求め歩きて

吾が良きあの頃を探して吾は旅するさ迷い人

2004年07月11日



夕   霧     画像あり! [ 詩・他 ]


松林の分かれ道港へと続く道

辿りて下りし坂道を行けば

風に吹かれし霧が港を忍ばせて先も見えず

振り返りて沖を見やれば行く船も無く

遠く霧笛の音聞こえ哀愁を漂わせる

微か西空には沈み行くであろう

夕陽の灯りが霧に霞つつ落ちて行く

何故か思いに耽る我に夕陽は待たず

今日も暮れ行く港町明日又ねと陽は沈み行く

2004年07月10日


人    画像あり [ 詩・他 ]


人が心に思うことは誰も止める事は出来ない

しかし分かり合える人は必ず居る

それを否定しては此れほど悲しい事は無い

人の繋がりなど必要が無くなってしまう

強がっても一人では生きては行けない

必ずや見守りし人たちが居る必ず居てくれる


2004年07月09日

七 夕 画像あり [ 詩・他 ]

七夕の日の夜に小高い丘に登りて

夜空を見上げて我が懐かしき星を探す

一点の曇りも無き天空を我仰ぎ見る

遠く遙かに祭りの太鼓の音鳴り響き

我に帰りて家路へと坂の道を辿りし

2004年07月08日 


柳に風   画像有り! [ 詩・他 ]

雨が降ったら 濡れましょう

風が吹いたら 吹かれましょう

笑われようと 如何しようと

馬鹿な奴だと 言われても

柳に風と 洒落込んで

明日も一人で流れ行く

2004年07月07日


悠  久     画像有り! [ 詩・他 ]

何時の間に陽は暮れはて


一番星が出る時となりにて


時の経つのも忘れて空を見る


夢は時を越え悠久の昔に誘う


時は移ろいても この星空は


身じろぎもせず 我を誘いし


この星空は悠久の彼方に我を呼ぶ

2004年07月06日


我が心   画像有り! [ 詩・他 ]

この夏空の 蒼い空のように


今 我が心 一点の曇りも無く


爽やかに晴れ渡り 清らかなり

2004年07月05日


仲間たち    画像有り! [ 詩・他 ]


一人でも良い 分かり合える友有らばそれで良い


分かってくれる友が居る限り 我は悔やまず行ける


百万の敵有ろうとも 一人の友の力には及ばず


振り向かないで明日からも 歩みて我は進まん

2004年07月04日

悲しみだけの人の世    画像有り! [ 詩・他 ]

何処へ行くの 悲しみだけの人の世なのに


突き放されて 傷付きし我には当ても無く


涙を溜めて 堪えている我が身の哀れさに


何を求め 誰を信じ行くのか先も見えず


裏切りだけのこの人の世を 何を求め


又何を探して 我は行くのかたった一人で 


2004年07月03日


思い出    画像有り! [ 詩・他 ]


思い出を君と語ろう 懐かしき思い出を時も忘れ

知らないで別れ行くよりは 思い出を此処に残して

美しく清らな思い出の1ページを此処に記して行こう

楽しかった思い出の日々を 胸に抱きて去り行く

さよなら さようなら 思い出をありがとう

思い出を君に返そう 美しく清らかな青春の一頁を

君に返そう 君に返そう さようなら さよなら

あの夢この夢を寄せ集め 君に返そう 君に返そう

2004年07月02日


朝   日     画像 [ 詩・他 ]
朝日に輝く真っ赤な雲を見ていた

遙か彼方をフェリーが逆光の中を行く

黒きシルエッットとなり太陽と重なる

頭上を海鳥が餌を求めて我が頭上を行く

バラ色に雲と海面を染めながら昇り来る

雄大なる自然に 我は只立ち尽くすのみ


2004年07月01日



潮騒鳴り響く町    画像有り! [ 詩・他 ]
我が町は海の町 坂の町

海へと続く 坂の道は寂れ

潮風吹き抜けし 我が町

夜毎 夜毎 潮騒鳴り響く町

2004年06月30日 



帰らぬ君 [ 詩・他 ]
霧笛の音に誘われ 何処までも行ってみた

帰らぬ君を 偲び霧笛に誘われ歩いてみた

遠く遥か沖行く船も 霧に霞んで寂しく進む

遥か遠き彼方に 君の姿を我は追いし

それも空しく 一人悲しく夕暮れに涙す

2004年06月29日


あの星 [ 詩・他 ]
あの星を見て歩こう 消え去りし君よ

悲しみを堪え 今は只一人歩こう何処までも

君の瞳と黒髪が僕の脳裏に 焼き付きし

この胸の寂しさを 消え去りし思い出よ

星よお前は 解かっておくれ僕のこの胸を

何時までも 何時までも君の星を探し求め

今は只 夜空を見つめ 歩く我は只一人

2004年06月28日


宵待ち草 [ 詩・他 ]

夕暮れの潮風は 憂いしめし

君の髪の匂いを乗せて消え去りし

未だ来ぬ君を待つが如く 密やかに

路傍に咲きし 宵待ち草よ
2004年06月27日


果て無き道を [ 詩・他 ]

夕べ見し夢 故郷の夢

黒き瞳を 潤ませて

我に呼び掛けし君の瞳よ

果て無き道を 踏みしめ今日も

辿りし心よ 強くあれ








2004年06月26日



夜    霧 [ 詩・他 ]


夜霧に咽ぶ 霧笛の鳴く音に耳を傾けし

夜霧に紛れて 一人ぼっち坂の道を行けば

遥かに霞む霧の岬よ 霧笛の音よ 此処は港町

霧に暮れ行く 夜霧の中で何を嘆くか霧笛の音よ






2004年06月25日


若 者 よ [ 詩・他 ]
若者よ 望み有るこの道成れど

仰ぎ見る空の藍さに 我は吸い込まれん

明日の幸せ夢に見て 乗り切って行こうよ

悲しみの道 苦難の道を君達と共に










2004年06月24日 


試   練 [ 詩・他 ]
悲しみよ 君が私に試練をくれるだけ

  私は君に負けずに 頑張れる頑張って行ける

   喜びが訪れし時は 何倍にも喜びが多く成るから

     私は悲しみを乗り越えて 振り向かず歩んで行ける






2004年06月23日



泣かずに居てね [ 詩・他 ]
君は泣かずに居てね お願いだから

  寄る辺無い流木の如く さ迷わずに

   何時しか辿り着く 白い岸辺に着くまでは





2004年06月22日


紫陽花 [ 詩・他 ]
寂しく花に頬寄せて君は眠りぬ永久に

薄紫の紫陽花の花咲けど

再び逢わん君を待つ如く 花に祈らんこの思い 







2004年06月21日

悠久の太古 [ 詩・他 ]
ある日突然 我無の境地に入りて

 喧騒より逃れ去り 我悠久の太古へ思いを馳せし

   時として 又それも心癒されしきかな






2004年06月20日

我まだ冷めやらず [ 詩・他 ]
遥かなる思い出に 我耽るなり

若き日は 豊かなる海の如く光輝きし

今尚我は若き日の 思い冷めやらず

悲しみも恨みも いつしか思い出と成りし






2004年06月19日

移ろい [ 詩・他 ]
時の移ろいは早きもの成り

  若き日は何時しか移ろいて

   振り返れば只そこに一筋の道ありき







2004年06月18日


瞬 間 [ 詩・他 ]
うす曇の空の下に咲きたる花に

 我心奪われし 一時我心安らぎし

  喧騒の無きこの瞬間 我無に帰りし







2004年06月17日


蒼空の彼方 [ 詩・他 ]
梅雨を忘れたかの如き蒼空の彼方を

  一羽の鳥が羽を羽ばたかせ空を飛ぶ

   我下界の事は知らぬ気に 通り過ぎて行く

     我に羽有りせば 共に飛び行かん蒼い空






2004年06月16日


夜   空 [ 詩・他 ]
夜空を見上げて 星空を仰げば空には満天の星

遠い宇宙より何万光年の光をそそぎ 我を癒す

人と人との絡み合いの喧騒の中より我を救う成り




2004年06月15日



永久に(とこしえ) [ 詩・他 ]
寂しく花に 頬寄せし 君は眠りぬ永久に(とこしえ)

  その君は 今は何処の空はて

    帰らぬ君を待つ如く 梅雨に咲きし菖蒲花




2004年06月14日 


我が心身 [ 詩・他 ]

我 悩み 悩み 悩み

  決断に苦しみぬきて

  疲れは果てし

  我が心身に今ぞ癒しを



2004年06月13日


君の頬に

君の頬に 流れる涙は夏の嵐の忘れ物

   君の頬に輝く真珠の様なその涙を

      夏の爽やかな風が乾かすだろう

       若い日は 若い日は 何につけても

        涙が出るものさ それが青春さ

         僕には遠い過去の事でも青春は

          忘れえぬ物 懐かしく思い出すもんの




2004年06月12日 


庭の紫陽花

庭の紫陽花が露の晴れ間に光を浴び

  潤い欲しげに恨めしく空を仰ぎて

    明日の雨を待つかの如く輝けり


2004年06月11日(木)


微     笑

君の素敵な微笑は 誰もを幸せにしてくれる

 例え世界中が 暗く沈んでいる時でも

  孤独な日々を さ迷い歩いている時も

   黄昏の中で 涙に暮れる時でも

    君の微笑で全てが明るくなるのさ

     約束して欲しい何時までも

      その微笑を 皆に振り撒いて欲しい




2004年06月10日(水)


 夜   霧


夜霧に濡れし 坂の道を行けば

  遥かに遠く 辿るは我が家への路

    霧は深く 我が身を包み離れず

     何処へ行くのと問いかける




2004年06月09日(火) 


雨の雫

銀色の雨輝きし 石段を登り行けば

  花々が降りそそぎし雨に現れて

   雨の雫が花びらに 溜まりては零れ落ちる

    だけど雨は辛かろ 雨は辛かろよ 梅雨の花




2004年06月08日(火)


君の涙

君の涙のその奥に ポツリと光る明日の幸せ

  人はいつも いつも一人に成ると泣きたい時が有るんだね


    明日の幸せ夢見るように きっと明るい明日への涙


2004年06月07日(月)



紫陽花

陽射しの中に 白く輝きし紫陽花の花

  間近い我が季節の到来に 歓喜の如く花を付け

    我が世の春をとばかりに いざ咲かん




2004年06月06日(日)

遠く彼方へ


誰も知らない花のように

   一人で青空見つめていた

     私は今あの青い空に向かい

       遠く彼方へと飛び発たんと




2004年06月05日 (土)



自   由


白い翼の籠の鳥

  自由が欲しいと鳴いている

    いつかこの大空を自由に天翔る




2004年06月04日(金)


大宇宙 (5) 06月03日(木)

夜空を仰げば月影紅く

  遠く果てない宇宙の彼方に目を遣れば

    無限に寄せる 大宇宙の光のモニュメント



雨降りて (5) 06月02日(水)

雨降りて 梅雨近きを感ずる今日この頃

庭の紫陽花の木にも 蕾が付き膨らみかけし

雨に打たれて 蕾より雨の雫が転がり落ちる




友を送りし (5) 06月01日(火)

晴れ晴れと 友を送りし今日の日を

 我は何時までも 永遠に心に留めるなり

  友よいざ さらば別れ行かん 長の別れに成りにけるとも

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