紆余曲折の人生さすらい旅人PENBIRD

憧れの対象

基本的に、私は　夢見る少女タイプで　何かに対する憧れ　というものが多い。

憧れる地

憧れる地もたくさんある。
その一つにアメリカがある。

アメリカに住みたいと思い始めたのは、小学生の時、
近所のお兄さんに見せてもらったグランドキャニオンのパンフレット
を見てからであった。
こんな雄大な自然を持つアメリカに憧れた。
中学生になって　もちろん英語が大好きになった。

現在、アメリカが戦争状態にある。
人ごとでは　いられない。

私は背が低い。
だから、背の高い人への憧れが強い。
背が高くて見上げるような人と会話をするのが　とても好きである。

最近「ちっこいね～」と言われると
「そう　ミニモニに入っているの」と言ってかわすのが日課（！？）である。

私は大学は文系であった。高校の時、数学が嫌いじゃなかったけど
なんだかいつの間にか　幾何と代数あたりで分からなくなっていた。
だから　理系の人に対する憧れがある。
職場でも　工学科とか電子科とか卒業の人がいるとつい尊敬してしまう。

車の走る仕組みとか　そんなこともあまり詳しくないから
ﾊﾞｲｸに乗っているときも、エンジンを噴かす具合が分からなくてプラグを
真っ黒にだめにしてしまったものである。

職場の人が　平気で自転車など組み立て　ブレーキの仕組みなどのことを
話してくれた時、つい尊敬のまなざしになってしまった。
工具のパーツなどを見ると　ワクワクするらしい。

また理系の人は　頭の回転が実用的になっている気がする。
仕事に対してもシステマティックにこなしているように見えてしまう。
とにかく私にはない理系的センスのある人間に憧れる。

そんな私も、パソコンを使うようになって、ドライバーを持つようになった。
それまで　機械というものは　その後ろ姿さえ見る物だなんて思ったことはない。
ましてや　その後ろのねじを回してふたを開けるなんて
考えたこともなかった。
とにかくパソコンで　増設・インストール等の作業が必要になり、
いろいろ自分で操作しなきゃならなくなり
心臓ドキドキさせながら泣きたい思いでメモリー増設をして以来、
ドライバー片手に何か作業することの楽しさを覚えた。

もちろん未だに　機械回路なんてちんぷんかんぷんだけれど。
こないだも　ファンヒーターがすごい音を出すようになったので
ドライバーで　後ろのねじを回して開けてみた。
そんな機械作業の足下にも及ばないようなことなのに
機械作業をしているという自分の姿に　惚れぼれする自己満足な私であった。。。

海の側に住みたいという夢があった。
だから　ﾏﾘﾝｽﾎﾟｰﾂをすることも夢へとつながるような気がしていた。

生まれた所も海の見える地であった。
育った場所のうち　ほとんどは海が周りにある所であった。
『うるさいほど賑やかな生命を実らせた山と違って、
海には物静かな、茫漠とした、海面の下に秘めた底深い生命のたぎりがある。
本当の気持ちを隠したまま、平穏を維持していなければならない自分と重なって
見えていたのかもしれない。』（亡国のイージスより）
森林を讃えた山や、富士山を眺めることも大好きだが
私も　何かを秘めた所に海へと惹きつけられる理由があるのかもしれない。

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