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アニータ・ディアマントの「赤い天幕」(原著"The Red Tent" by Anita Diamant)の主人公ディナの最初のほうにある、幸せ絶頂気分が分かる、と思えるような週末となりました。もうちょっとわかりやすく言うと、初めて「愛を確かめ合う」とか"make love"(直訳すると「愛を作る」だけど)の意味が判った・・・(・。・)と感じられたってこと。何気でびっくり。こんなに自分にとってぴったりの時期に、こんなにも理想的な相手に出会え、しかもこんな幸せな状態になれるとは一体誰が予測したでしょう?かぐやにはできんかった。ほんとかいな?じっつはぁ~、韓国に来るのはとっても楽しみだった。単にまた(既に好きだと分かってる)大都会に住める喜びのせいかな?と、思ってみたりもしたけれど、いや、何だか違うワクワクが感じられたりとかして。何だか分からないけど、とっても良いことが起きるんでは・・、っていう微かな予感があったんですねぇ。でも、そんな予感に頼ってると実際何も無かった時にガッカリするので、あんまりその予感、あてにしないようにはしてた。でも、着いて早々M氏との出会いがあった。周りには「レズ?」とからかわれるほどいつも一緒にいて、仲良く遊び、話のできる相手と出会えて、「あぁ~、やっぱりあの予感は本物だったのね」と思ってたら、それだけじゃなかったらしいです。恋愛vs友情の構図をちょっとひっくり返させたんですが・・・。ちょっと恋愛に勝利をもたらしめました。だあ~ってさぁ、なんだかその話し合いの時の雰囲気とか向こうの言ってることとかから判断して、どうも友人のままで終わらせるのは惜しいような気がして・・・。それでもまあ、共通の知人のような友人のような人の気持ちを思いやっての結論だったので、これはその人の様子を探るか・・・、と思い、水曜の晩に(ちょっと別件でだったのですが)電話で話してみました。したら、その人を思いやってこちら双方にとっては一生の中でも結構稀にしかないチャンスを逃すほどの大事ではない、と思った。友達や仲間間でのいざこざを起すのがイヤだから仲間内では好きな人をつくらないと言う、小学校以来何となく守ってきたポリシー(はい、マセガキでした・・・)のしょうがなさが何年か前にやっと分かったかぐや。(イヤだけど)今回はその判断を実際に行使する時が来たな、と判断したわけで・・・。その共通の知人とは(今回は)一定以上の良い友人になれない下敷きをしいてしまったわけですが、(相手をそれなりに傷つける結果になるわけだから)まあ、普通ぐらいの友人になれる可能性のある人一人を犠牲にするだけの価値はある関係だなぁ~、という判断に至ったのです。(ここまで考えて、計算してしまうのも恐いものかしら?)で、木曜日の晩また会った時にまたちょっとプッシュしてみました。したら、まあ、期待通り以上の展開に。あらまあまあ、って感じかな?(で、ちょっと、「やっぱりね、ほら言ったじゃん」って感じかしら。―やな奴か、これって。)ま、素晴らしい週末となりましたわ。いっぱい話したり、出会うまでに至った様々な偶然の重なり合いの不思議さに驚いてみたり。一緒にCD聞いたり、ジャズバーでバンドの演奏を聴いたり、コーヒー飲みながらもっと話したり。バイバイした後に最初に思い浮かぶのが相手の言った一番印象に残ったことだと言うのはとってもいいことだなぁ、とは初恋ならぬ、初愛気分に浸ってる、かぐやの弁。
2003年11月30日
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結論から言うと、今日勝ったのは友情。久しぶりに本物の恋愛してみた感想は、清々しい。やっぱり量より質だわ。再確認。最後にちゃんと付き合った人と別れた時(それももうかれこれ7年前の話だけど)には、本当の理由を全部正直に話せなかった。その前に付き合った人にも本当の理由を全部ちゃんと言えなかった。それは2回とも妥協で付き合い始めた人たちだったから。7年前に別れた彼は未だに本当の理由を知りたがってる。でも本当の全ての根底にある理由は死んでも、口が裂けても言えないです。一番シンプルでひどい理由。それは単につまんなくなったから、だったし。それはそっちに非があるんじゃなくて、単に二人の相性が合わなかっただけ。だから言えない。でもそうなることは付き合う前から判ってたのに付き合った。で、それを2回やった。さすがに罪悪感を感じ過ぎて、もう最初から入れ込めないってわかってる恋愛ならばそういうフリをするのもやめようと自分に誓いました。だから遊びとマジの二通りしかない。入れ込めるかどうかと言うのは最初にわかってしまう(気がするのですが)人なので。で、あまりマジで付き合いたいとお互い思える相手には出会わないものですが、まあ、一人は去年の夏。ただこれは相手の意志を確認できずじまいだったので、今考えるときっとそうだったんだ、と思えるのですが、見事にチャンスを逃しました。今でもすごい好き。きっと相手が結婚なりなんなりするまでは完全にあきらめ切れないでしょう。もう一人は今年。今日、友情を優先させようとの旨、お話した相手。ちょっと悲しかったけど、まあ、仕方ないし。これからどうなるかなんて誰にもわからないし。とりあえず正直に感じたこと、考えたことを話せたこと。本気になれる、と思えるような相手に出会え、しかも向こうも同じ気持ちでいてくれたことを確認できたことだけでも充分ですわ、ほんと。胸がポカポカしてしまいます。とりあえず、大切な友達がもう一人増えました。大切にします。
2003年11月26日
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最近遊びすぎで体調が悪い・・・。やんなきゃなんないこと、出来てない・・・。遊学生(もうしてるけど)への道、まっしぐら・・・。いけません!!このままでは!!今日の朝は土曜の飲み、日曜の一日中の遊び、昨日(月曜)の飲みが祟り、起きれませんでした、全然。こんなことは初めて。不健康だ。よくない、こういう生活は。最近いつも頭が痛いし。と、いうわけで心気一新!!これからもうちょっと自分を労わろう。そしてもっと規則正しく、お酒の介入してこない生活を!!元々私はお酒が飲めない。っていうかもう遺伝的に受け付けない体質なんだと思う。父はお酒が全く飲めない(アレルギーっぽい)体だし、母も特別強いほうでないし。大学時代に飲みまくって慣れた性質でもない。(お酒が飲めるということに対する妙な憧れとかは無関係だった)たま~に飲んだ次の朝、なぜかちょっと痩せて見えるのはなぜ?と思ってたら今日その理由がわかったかも。私にとってお酒は冗談抜きで毒。そんなものを飲むから、(昨日なんか私にしては本当に飲みすぎたし。まず、酔うまで飲めない。それくらいお酒に弱い。)そんな仕打ちに参ったかわいそうな私の体が次の日やつれてしまう。だからやせて見えるんだってことがわかった。だから一週間に一回未満、ちょっと飲むぐらいなら、逆に体にいいぐらいかも。でもそれ以上は絶対毒だ!!!ということが今日の発見でした。視力も落ちまくってる最近、PCもちょっと自粛しております。なんといっても健康第一だもんね!(これって今授業でやってる課の題名だなぁ、そう言えば。)
2003年11月25日
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今日は一日ロッテ・ワールドで遊んでまいりました。誰と?そりゃ、毎度おなじみM氏と。って、あっ、誰も聞いてないか。ええとぉ、結論から言ってしまうと、非常に楽しかった!!ロッテ・ワールドは主にディズニーランドとユニバーサル・スタジオのリメイク版(まあ、パクリと言えなくもないけど)って感じなんだけど、あそこまで巧妙にいろんな要素をいろんなアトラクションに散らしてしまったらもう何がどこから来てるのかなんて判らなくなるし、私的には、「ああ、ここもうちょっと、こういう風に工夫すればスリル満点なのに・・・」な~んて大人になるにつれ、感じていたディーズニーランドの至らない点などが上手く手直しされていて、凝っていて、もう素晴らしかった!!楽しめました!!それにね、パクリ/リメイクの話ならば、あそこまでオリジナルティーたっぷりに自分のものにしちゃってたら単なる「パクリ」とはもう呼べない。もう立派に前に現れた巨匠のお手本をサンプルに使って自分のオリジナルの作品に仕立て上げられてる!!とポスト・モダン理論にかぶれた頭は自然と考えてる。ただね、悪人系の顔や服装とかがパッと見、一様に中東系の顔してたような気がしたよなぁ。これはどういうことなんだろうなぁ。アラブ圏の人が見たら、ちょっと気を悪くするような気がするのですが・・・。まあ、懸念と言えばそれぐらい。(ほら、ついついいらないこと考えちゃう人なので・・・。笑)で、朝は10時半に待ち合わせして・・・、とか昨日深夜過ぎに帰った頭は考えてたんだけど結局、今朝は10時過ぎまで起きなかったし・・・。急遽予定変更して12時過ぎに待ち合わせ。ロッテ・ワールドまで行き、お昼を食べてから絶叫マシーンやジェットコースター乗る前に「体を慣らすために」(M氏談)ジャイアント・ループなる、あのジェットコースターの逆さまになってしまう部分だけを引っこ抜いたような、ぐるんぐるん周る乗り物に乗る。これ、「慣らし」かぁ?かなり最初っからぶっ飛ばしてるような気がするんですけど・・・、と言いつつも、私は最初からぶっ飛ばしてくれて全然オッケーだったので、それに乗る。こ、恐かった~~~。だってだって浮くんだもん!!!逆さまになった時にお尻が席から浮いちゃって離れちゃうの~~!!マジ、落ちると思った・・・。怖すぎ。で、どんどんといろんなもんに乗ってって、結局一番印象に残った乗り物と言えば、ずばりバンジー・ドロップ。ああ、もう絶叫しました。乗り物に乗って、身に迫る真の危険を肌で感じずかつ、あそこまで恐怖感を感じたのは初めてだったんじゃないか。私、あまり本気で絶叫しない人なんですけど、今回は大真面目でイヤアアアアアって叫んでしまいました。何かね、だってね、さてやっと座ってあの上半身をがっちり押さえる役目を果たす装着ベルトをするじゃん。で、隣のM氏とアトラクションが始まるまでちょっと世間話でも・・・。とか思ってたら、突然「オラカ・・」(上がり・・・)って言ってる最中に、ギュイ~ンと猛スピードで上っていくし!!!!ちょっと、せめてアナウンス終わってからにしてよ!!!!ねえ!終わりの「・・ンダ」(・・・ます)を聞いた頃にはもうしっかりアトラクション始まってて恐怖感の真っ只中に放り込まれてましたわ、わたし。一回ビューンと上がってビューンと下がる途中で何回か止まって上がったり下がったりを繰り返すんだけど、一回下に着きそうになるのよね、で、また同じパターンを繰り返すんだけど。大抵、こういう時私は「ああ、もう終わっちゃうの?あともうちょっと!」とか思ってる。でも今回は、一回でもういい!!もう降ろして欲しい!!!!!って本気で心の底から思ってました。もう、いっぺんに汗吹き出たりとかしたし、それがその後の本気で叫んだ「イヤアアアアアアア!!!!」に直結してたのは確か。ああ、恐かった。と同時に、あの、アナウンス終わる前の始まりがおかし過ぎてその後もついネタにしちゃったし。(笑)晩ご飯を食べて、付属の民族博物館をウロウロして、さて気球にでも乗ってから帰ろうか、って時にレーザーショーが始まるので遊園地の乗り物が全部運休になってしまう、というとんでもない事態に!!!仕方が無いのでレーザーショーを見てから(私はもう充分見たな、と判断した時点で寝たけど。あっ、このいつでもどこでも寝れる特技ってのは日本の教育の賜物か、父譲りのものか、はたまたそのコンビかはあんまりハッキリしてないわ。)なぜか、「うちら、遊びすぎてるわ。」を連発するM氏と共に気球に乗ってから帰途に着きました。二人とも結構ぐったりしてたからちょっと変になってた。帰りの電車の中で、もう優先席に乗りそうな人は乗ってない時間帯だと判断した私たちは他の席はいっぱいなのにそこだけはいつも空いてる優先席に腰を降ろした。ちょっと話したり、ボーッとしてたりしたんだけど、突然M氏が、M氏が・・・・ダメ、思い出し笑いして話が先に進まない・・・・M氏がぁ、席にもたれかけるとね、背もたれのところから「クシュクシュ」って音がすることに気づいてさぁ、手を前にお化けみたいにして、背もたれにわざともたれかけて、「クシュクシュ、クシュクシュ」って・・・。ねえ、(一応)大の大人が、さながら5歳児のようなこと・・・。可笑しくて、一生懸命声をこらえて静かに体揺らしてましたわ、わたし。ああ、でもあの瞬間、写真に撮れれば一番良かった。そう、そしてフレンチ・レボリューションなるジェット・コースターが終わった時のあの呆けた顔も。笑けた、ほんと。ジェット・コースターに乗ってるときの写真は大体買えるようになってるのですが、そのどれをも見ても、私もM氏もいつも見事に笑ってた。うちらみたいな人たちを宣伝にジェット・コースターの宣伝写真に使ったら、お客倍増間違いなし!!って、ほんとかいな?まっ、いいんですが。しまった、話がそれた。で、とにかくその電車内での(しかも降車駅のちょっと手前での)M氏の笑ける行動のおかげで駅から家に帰れる気力があるのか怪しい・・・、と思ってた私の元気は補充され、今や無事に家に到着しこれを書いてる、と。そんなわけでして・・・。みなさん、今晩はおやすみなさいまし。月の住人、楽天かぐやでございました。
2003年11月23日
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と言うタイトルの井上ひさし著、渡辺美佐子主演の一人芝居がありますが、今日は前から書こう書こうと思ってて、いっつも他のネタに押しつぶされ書き忘れてたテーマについて。私はつい最近までお化粧とかもほとんどしない人だった。したい時にはするけど、時間のないときや特別したいと思わない時にはしない・・・そんな感じ。で、その「化粧したいと思う時」ってのが一週間に一度訪れるか訪れないか。だから私の化粧する頻度は平均して一ヶ月に一、二度程度でした。今はそれがほぼ毎日。と言ってもアイシャドウと口紅だけのポイント・メイクだけである場合がほとんどなんですが・・・。(ダメ、ちょっと化粧に10分以上はかけらんない。)それがいつ変わったか。それはこの夏久しぶりに日本の実家に比較的長期間戻った時から。この夏ってのは、留学するために家を出てから初めて一ヶ月以上家で暮らした夏。四ヶ月も戻ってるとやっぱり一時帰国者の身分から(短期だけども)また在住者に戻る感があるので、その間には自分探しとか、またいろいろ経験したんですねぇ。で、その一環を担ったのが自分の外見と外見への気遣いに関する過度ともいえる無頓着さに関しての自問自答。化粧しなかったってのもその過度の無頓着さの表れ、だと自分では思ってる。ニューヨークにちょっと戻ってそこではスッピンでも全然オッケーだと感じた時にちょっとそれも違うかも、とは思ったけど。そう言えば、西海岸に住んでた過去2年間もスッピンで暮らしてたなあ。ソウルに来る直前に先輩と会った時にはもうすでに「日本にずっと住んでたら普通だと思ってだろうぐらいにはこぎれいにして化粧はするようにしよう」と決心した後だったので、四ヶ月ぶりに会った先輩が驚いてた。"You’ve gone native!?" (「現地人(原住民)になったの?」)って。笑って、まあね、と答えたけれど。まあ、そういうことですな。普段から頭の切れるユーモアのある人だとは思ってたけど、今回も捉えかたが上手い、と思いました。先輩は今、元気でいらっしゃるでしょうか・・・。かのJ氏にも紹介してくれた人です。でも化粧ってちょっと顔に色を塗るだけなのに不思議といろんな効果がある。ニューヨークから帰った次の日、疲れてて学校に行くのも面倒くさいぐらいだったのでスッピンで行きました。そしたらその日は一日中みんなに「顔色悪いよ、大丈夫?」って。そんなに違うのかなぁ?不思議でした。旅行の疲れがやっぱ出てるのかなぁ、とか思ったけどどうもそれだけじゃなかったらしい。考えてみたらそのちょっと前にも朝、時間なくて(私、ギリ子ちゃんなので)スッピンで学校に行ったら「今日、顔色悪いよ、大丈夫?」ってクラスメートに聞かれたしなぁ。そんなに印象変わるんだぁ。不思議だぁ。そう言えば、この夏東京で知り合ったニューヨークをベースにしてるダンサーと今回ニューヨークで落ち合った時も盛んにマジマジと目を見られて、最初は「変わってるね、そのシャドウのつけ方、面白い」と言ってたのがそのうち、「いいね、そのシャドウのつけ方、何だかこう、目がパッチリして見える・・・」に変わってったなぁ。やっぱり本人もダンサーでいつもお化粧してる身だからそういうことに敏感なのね。男の人は普通そういう細かい技術的なことには気づいてくれないもんね。化粧って不思議。そんなお話。今日M氏に借りて共感しまくったエッセイ集に関しては左のコンテンツページにアップ。題名は「ケナリも花、サクラも花」。
2003年11月22日
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ああ、ひとしきりみんなの日記をログアウト状態で徘徊し、掲示板に登場し、マオフイさんに今日は日記を書く誘惑に勝つ!と宣言しておきながらぁぁぁぁぁ、やっぱり誘惑に負けてる、意志の弱いわたし・・・。めでたく無事に、安全に、何事もなく帰って来ました。強調しすぎのようだけど、飛行機なんていつ落ちるか分からないし。落ちたら生存確率なんてゼロに近いし。2001年のあの日に友人の伴侶がWTCで消息不明になってからというもの、(それまでにも知人・友人の知人・友人がテロ被害に遭い、怪我・死亡したという、というぐらいの繋がりなら何度も経験してきましたが)人間誰に何が起こるかわからない、という念を新たにしてからは、100%本気で、でも冗談交じりに「私の飛行機が落ちないように祈っててね」と出発時に言う、ちょっと暗い人になってしまいました。でも、だからこそ無事に帰って来れたときの感謝の念もひとしきり。で、帰ってきて一番に電話くれたのはおなじみM氏。ありがと~~~!!!!!私が帰った来たことへの喜びをそうやって分かりやすく表わされると、とってもとっても嬉しいのです。実はNYにいる間にJ氏から(向こうの仕事がらみで)メールがあって、ちょっとニューヨークにいることをほのめかしたら次の金曜日にそこに行くんだけど、友達のパーティーに来る?とお誘いが・・・。とっても嬉しかったんだけどね、その頃私はもうとっくにソウルに戻ってるので、と丁重にお断りしました。まあ、こう住所不定状態でフラフラしてるとねぇ、なんとも複雑よ、今日はここ、明日はあそこ、と。それはそれでとてつもなく楽しいんだけど。J氏と言えば、ここにももうちょっと個人的な情報を載せちゃってもいいかなぁ・・・、と思うきっかけにもなった張本人。それがなぜかはJ氏のサイトをちょっと探検してみれば分かるでしょう。飛行機の中ではなかなか面白い出会いもあり。今後それがどういう風に発展していくのかは分からないけれども、ひとまずはちゃんとメールを送っておくのが礼儀ってものでしょうね。飛行機で隣席になられた方、興味深いお話、ありがとうございました。
2003年11月18日
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5年前から待ちに待っていた結婚式が今日行われ、この日のためにソウルからニューヨークまで飛んだ私は感動。挙式前に教堂に入ってきた新婦さんをたまたま見つけた私は、泣きそうになってしまい、目をウルウルさしてました。だってだってあんなに愛し合ってて、信頼し合ってて、カップルの本道を歩いてる、とも思える2人。そんな2人がやっと結婚できる・・・。「できる」って、別に結婚信奉者でもないのですが、私。でもそれを強く望んでいた、この日新郎となった友人、そしてそんな新郎と深い絆で結ばれている新婦の友人、その2人の望みを知ってたらねぇ・・・、2人の願い、叶えてあげたくなるじゃないですか。いろいろとあってここまでかかりましたが、やっぱりそれだけにベストの条件下で行われたと思う。式自体は二人の人柄を反映したこじんまりとしてシンプルでとても心温まる結婚式。新郎もスピーチの時に言ってたけど、本当に一人一人の参加が欠かせない、みんなが共同で作りあげた結婚式だった。新婦さんもブラジル出身のため、親がブラジルから来たり、すでに結婚して一子を持つイギリス在住の妹が夫・子供同伴で来たり、と遠方からの客もなかなか多かったのだけれど、やっぱりソウルからが一番遠かった事もあって、ちゃんとスピーチの時に言ってくれました。ありがとう。何年間か新郎と同じアパートに住んでたこともある、新郎とは大学時代からの親友で私とも顔なじみの人は帰り際に「本当に、これこそ友情ってもんだよな」って言ってくれた。この新郎の友人は知り合った当初(もう6年程前になりますね・・・)からかっこいい人だ、と思ってて一時期ちょっと好きだった事もある人なので、そういうこと言われると、嬉しくなっちゃうなぁ。私が、ニューヨーク!って言った時に思い浮かべる人やコミュニティーの雰囲気でいっぱいだった結婚式。現在もニューヨークに住んでいる友人の名前を連ねた時にトップ10に必ず入る、この二人。そんな大好きな二人が私の大好きなところで大好きな人の指揮のもと挙式するのに、行かなかったら一生後悔するのは日の目を見るよりも明らかだったので、行くことにした次第。だから結局は自分本位でした事だったのですが、やっぱり行って良かった。これでまた一つ、一生の宝物となる大切な大切な思い出が増えました。
2003年11月16日
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ソウルからニューヨークに行く航路は成田での乗り換えを含んでいた。日本に止まらずに、入国も何もせずに、日本の地だけ踏んですぐバイバイする経験なんて初めてで、すっごい戸惑ってしまった。(って日本に留まる人でも成田以外が降機地になってればこの成田での乗り換えは経験するのでしょうが。)うわっ!って感じ。何か日本にいるしさ、同じ国内にいるんだからさ、やっぱり親に電話ぐらいはかけるのが礼儀、と思って電話をかけようとは思ったんだけれど、生憎私の「日本財布」は現在「韓国財布」に様変わりしていて、日本のテレカはもちろん日本円も一円たりとは入っていない。で、毎度の通り現金もあまり持って行かなかったので現金を円に換える余裕もない。(着いた先での交通費と万一のための非常用に必要なお金しか入れてないから。)ってなわけで、最近あまり親とも話してないし、最近何をしてるのか、お互いの消息や動向もよくつかめてないのでちょっと話したかったのだけれどそれだけの金銭的余裕もなくそれほど必要に迫られてもいなかったのでいとも簡単にあきらめてしまいました。本当はちょっと暇があってさ、そんな時の暇つぶしに親と話すのが好きだったりもするのだけれど・・・。到着は第ニターミナルで出発は第一ターミナルからだったんだけどその間の移動がこんなにも面倒なものだとは思わんかった!!とんでもない!と思いましたさ。だって第一ターミナルに行く前にセキュリティーチェックを通らなきゃならないんだけど、その列が長いし、第一ちゃんとした列になってないし。何だかだだっ広い部屋の端のほうにあるちっちゃく狭い門の方に向かってこう何だか人間がうようよといて、本当に徐々に徐々に(そこに15分立っててやっとちょっと一方向に向かって行ってってるかも、と感じるぐらいの感覚で)吸い込まれてってるようにしか見えん。ほんと、マジで。普通あれだけ人いたらロープかなんかで列をもう少し整えてくれるでしょうよ、空港なんだから。で、一時間も並んでたかのように感じた後、やっとセキュリティーを出たら今度はその行く先のターミナルまで乗せてってくれるバスがあと30分しないと来ないらしい。ってかさぁ、成田って乗客用のターミナルがいくつあったっけか?ふたつ?だよねえ。ってことはその片方にいる私やそれ以外の乗客たちが行く可能性のあるところって一ヶ所??で、どうしてそんなに時間かかるんだ?成田、いろんなことにバス使いすぎ。憶測に過ぎないけれど、従業員やそれぞれのゲートから飛行機までバスに乗らなきゃいけない乗客の分まで、全部同じバス使ってるくさいよ。それ、効率メチャクチャ悪そう。サービス改善を目指して、そうやっていろんな用途に使えるバスは数台に限定しといて残りのバスは全部それぞれの用途に応じた専用バスにしといたほうがいいと思うなぁ。(従業員専用とか、ゲートから飛行機行き専用とか、ターミナル間往復専用とか。)それとも運転手が足りてないのでしょうか?まあ、どうでもいいことなんだけれど、どうもこの必要以上に時間のかかる、つまらないトランジット・タイムをどうにかしたいよ、ほんと。それで、ちょっと感動した場面はと言うと、やっと自分の出発する先のゲートに着き、そこから飛行機に乗るべくしてバスに乗り、バスから降りて飛行機の階段を上るべくして成田の空の下に降り立った瞬間。成田の飛行場の汚い空気なのは百も承知なのですが、気づかずにいられない、この湿気たっぷりの空気の匂い。ああ、懐かしい!どうして日本に一時帰国しなかったのか、ちょっと感傷に浸って我を忘れてしまった。ふるさとは遠きにありて思ふものそして悲しくうたふものと、(確か)かの室生犀星は「小景異情」で詠いましたが、どうだろうねぇ、私にとっては近くにあってこそ、その臨場感・存在感にさらわれて我を忘れてしまうのです。
2003年11月13日
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わずかの間の別れ・・・。ここまで大げさになることはない!と自分を戒めつつもやっぱり悲しくなってしまう・・・。中間試験も無事終わり(結局、試験前の勉強時間、合計4時間未満)、明日はいよいよなつかしのニューヨーク!!ってことは、でもいつものクラスの仲間にも会えないのはもちろんM氏にも会えない・・・。悲しい・・・。ほんの一週間足らずのことなのに(まあ、逆にそんな短い期間のことだから、かも知れないけど)とっても悲しい。これじゃあ、今学期の終わりに本当のお別れがやってきた時のことが思いやられる。そのM氏とは今日別れるときにドキッとされる指摘をうけた。それは私がニューヨークではめを外しすぎるんでないかい、気をつけろ、という内容。ドキッ、ドキドキ ドキ!!いや、そんなことはないんじゃないかなぁ、一応しっかりした用事があって行くんだし・・・、と力ない返事しか返せんかった。でも、確かに私、もうすでに土曜の晩に会いたい友達で都合のつく人はみんな呼んで一緒にご飯食べに行ってまっ、軽くバーにでも行って、という感じの「みにぱーちー」企画してたりとかするんですけどね。ありゃ、やばし。でも、ほら、実現するかどうか分からないし・・・。ねっ。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~で、話変わって今日は10年以上ぶりに、昔遊びで韓国語を習ってた先生と再会!!!楽しかったし感動的でしたぁぁ。先生、全然変わってないし。相変わらず美しかった・・・。とってもおいしい食事にも連れて行ってくれて、実は今の私の興味が先生のやってる事にかなり深く関連しているので、昔話だけでなく今のお互いの仕事や興味の向いている事にも花が咲きました。
2003年11月12日
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ウェブサイトめ!!明日は試験があるっちゅーのに、ついつい引き込まれちゃって結局勉強せんかったし。せっかくShaquillさんがはっぱかけてくれたのに・・・。ああ、ダメな私・・・。(涙)誰が私をこんなに意志の弱い、っちゅーか興味の赴くまま楽しいことをしたがる人間、か・・・、(ガックリ、うなだれ)にしてしまったのでしょうか・・・。(答え:自分です、はい。この年になったらもう自分の行動、そして表情にも責任は持たなきゃいけませんね。)もういいや。ネタにしようと思ってた事について書こう、こうなったら。いいやいいや。あううう~~~!!今日は先生に月曜日の授業ではいつもお決まりの質問、「週末は何をしましたか?」と聞かれました。(詳細は11月9日の日記、「してやられたり!」参照。)わたし:あ、ここらへんで適当に遊びました。(なぜ私の答えに「勉強する」という言葉は表れないのか・・・。汗)先生:「どんなことをしたのですか?」わたし:えっと、友達と一緒に食事して、カラオケ行って、それからチンチルバンへ・・・。先生:「ほお、楽天かぐや氏はよくカラオケに行くのですか?」わたし:あ、ええ、まあ、はい・・・。先生:「それはこの間の日記にも書いたJ氏やM氏やD氏などと一緒に行ったのですか?」(これについては10月20日の日記「遊ぶ!!」を参照。)わたし:あっ、違います。そのうちのM氏だけは同一人物ですが。先生:「ほお、二人きりで行ったのですか?」(ここらへんで先生、興味津々な表情に・・・。)わたし:あ、はい。先生:「そのM氏とは男の人なのでしょうか、女の人なのでしょうか。」(明らかになんか期待してる顏してるし。)わたし:あっ、えっ、あっ・・・・その・・・、女の子です。(ああ、言わせんなよ~~~。)まあ、ここらへんで女の子二人=何でもない、男女二人きり=怪しいぞ、って構図になってるのもまあ、何と言うか、なんだけど・・・。そういう無言のお約束事があるからみんないらんこと心配せずに同性と心ゆくまで仲良くできる、という側面も、ある。ほんとはね、同性でも異性でも何を言われるかなんて全く心配せずに自分の気持ちの赴くまま仲良くできて、恋人同士かどうかは本人同士が了承してりゃあ、それでいいんだと思うんですが。(はい、とっても理想的な話をしてるのは百も承知ですわ。)ゲイの大親友(ちなみにこの人のところが友達の結婚式のために数日後には行くニューヨークでもお世話になる先)がいたり、一応ストレート(彼女または妻持ちの)のとっても仲の良い男友達が数人いたりとかすると、なんかなぁ・・・。仲の良さ度とその人のジェンダーって関係あるような無いような・・・。年齢によっても違うんですが。う~ん。また考え込んでまっせ。ほんとは結論出てんだけどね、とうの昔に。全部書くのも面倒だなぁ。また今度書こう。
2003年11月10日
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昨日の晩は、毎度おなじみM氏と遊びに行ってまいりました。7時半頃晩ご飯を食べに出かけてから午前4時近くになるまで家には帰らなかったので、まっ、軽くオールになったかな、っちゅーことで。人生、こんなに楽しくって良かったっけか?晩ご飯はまず家から歩いて5分もかからない、ここらへんじゃ有名なすし屋の向かい側にあるイルシk(日式、と書く)レストランでうどんを食べつつ焼酎をちょびちょび。それからカラオケに行き、1時間半分の料金で2時間半ほど歌った後、(しかも行くと必ずファイバーミニをサービスしてくれる)チンチルバンなる、まあ大衆浴場の豪華版みたいなトコか、に行き、ゴロゴロ。そんなことしてたらどんどん時間は経っちゃってあっという間に午前3時になってしまいました。その間M氏が貧血起して倒れたり、そんなわけで私だけ垢すりしてもらったり、まあ、いろいろあったけど。M氏は浴場から出て垢すりのことを聞いてた時に突然倒れたので、その場を垢すりのおばちゃんたちは目撃してて(と言うか、仰天して身動き取れないでいた私の代わりにM氏の介抱とかしてくれてた)私がちょっと落ち着いたM氏を置いて垢すりをしてもらいに行ったら「友達は?友達は?」と盛んに聞かれ、「友達のためにも二人がかりでさっさっとやっちゃうからね!」と、二人がかりで猛スピードでやってくれちゃったりとかした。顔までこすってくれちゃって、なかなか爽快でした。今日はお肌もつるっつるっ!!で、帰るとき、もう疲れてたのでそんな離れてなかったんだけどタクシー乗って帰ったのよね。そしたら私の説明の仕方が悪かったのと運転手さんが面倒くさがってた(のだと思うのだけど)のとが相まって、確かに家の側までは行ってもらえたんだけど、それが高速にもなっているとにかく広い広い(片側5車線ぐらいある)道路の反対側。ちょっと周りを見渡してみると渡る所は、ある。でもどちらも歩いて5分ぐらいのトコ。このまま渡れちゃえば家までは歩いて5分ぐらいのトコにいる。でもこの道を正規に渡れるところまで歩いて行ってしまうとすでに家まで帰るのにかかる時間に10分は時間も、労力も加算される。嫌だ。それが嫌でここまでタクシー乗ったんだから。っちゅーわけで、「大丈夫。私には今や車とケンカするぐらいの勢いで大通りを渡るニューヨーカーの心意気がそなわっているから」と、(自分なりにはすごく納得できるんだけど)一見わけのわかんないことを考えながら、ちょっと構えて道を渡ろうとしていたら時間はどんどん経ってしまって・・・。やば、早く帰んないとせっかく出したタクシー代が無駄になる!と焦りだしてたら、(意識が朦朧としてる人はほんと、考えること・感じることが怪しくなってきます・・・)とあるわき道からフラッと出てきた親父がフラフラフラ~っといとも簡単に道、渡ってっちゃいましたよ。それ見て、アギャ~、やられた~!!と思った次第。その親父の姿を見て、一瞬呆気に取られながらも「そうか、やっぱり可能なんだ。大丈夫、私にも渡れる!」と決心を改めてしまい、「そう、ちょっと強引に、がコツよね。」とかその親父の渡り方を手本にしてしまった私も私。ウィホm!(危険!)良いコの皆さんは真似しちゃだめですよ。
2003年11月09日
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最近マジもん多いんですが・・・・。まっ、いっか。そういう気分だし。で、今日のトピックは私の心境の変化をあらわすエピソード。吹っ切れエピソード第一弾とでも呼んでおくかいな。今日、M氏が「かぐや、目が、目が、目の色が・・・」私、言ってること「何?何?どうした?なんか変?何々?」考えてること「まず!やっぱり目になんか白っぽいもんとかできてたのに無理してコンタクトしちゃいけなかったんだ~。あああ~~~!!!きっと充血してんだ~。赤いんだ~。それとも黄色くにごってる?何?何?何なんだよ~。早く言え~!!」M氏、「目、目が・・・ここんとこ緑だよ!!」私、自分の目の白い部分が緑色になってんのを想像してしまって、「?????えっ?どういうこと?そんなにやばいことしたんかなぁ、うち。エッ?目が緑色ってどういうことだろ?」と、しばらく考えた後、何のことはない、よくよく見ると私の目の黒目の部分の下のほうは多少緑がかってる、そのことを言われてるんだってことにやっと気づいた。(遅いか。)そんでそのときの反応は「ああ、うん。そうだよ。」「きれい。」と言われて、素直に「うん。ありがとう。」と答えられた。まあ、それもいつも私の「違うとこ探し」をしていず、「うちら、違うとこも同じとこもあるし」ってそのまんま受け止められてるM氏相手というのもあるのですが。でも、心の余裕もちょっとできたのだなぁ、とも思う。ってのは、その目の色のことを始めて言われたのは高校の時。その時の私の反応は「そんなことないよ!そんなことあるわけない!」だったし。何でかって言うと、何でも「違うはず」と規定されてて、私のどの部分が本当に周りと違うのか、違わないのか分からなかったし、分かりたくなかったし。解け込ませてくれなかった(ように感じた)から余計自分の違いを消して溶け込むことにある意味必死だったし。ってなわけで、まあ、十年ぐらい前の自分と比べたらね、そりゃ余裕があって当たり前なんですけど。でもねぇ、単なる思春期過ぎれば自然に消える系の悩みでもないので、(今でも実際「えっ、日本語お上手ですね。」とか言ってびっくりされるし。だってこのページ読んでる人、実際私にそんなこと私に言う気になります?)それなりに心に余裕ができて嬉しいのです。自分が楽になるから。ゴーゴー!楽天かぐやのさらなる楽天化!(ほんとにこれ以上楽天化していいかどうかはまた別問題として。笑)
2003年11月06日
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うちの母は何年か前から「今度は『お上手ですね』って言われなくなるのが目標」と言っていた。どういうことかと言うと、(うちの母の場合)「(日本語)お上手ですね」と言われてるうちは「やっぱり日本語まだマスターできてないね。」と言われてるのと同じ、だと。さすが、するどいなぁと実感を持って感心するようになったのは私自身ソウルに来てから。買い物したり何か簡単なものを注文する時とかに、滞りなく物事進む場合は何も言われずに用事は済むのに、ちょっと相手の言ってることが分からないとか、理解できなかったという態度を取ると、すぐ相手の口をついて出るのが「ハングkマr、チャラシネヨ」(韓国語、お上手ですね。)なのだ。私の韓国語を話そうとしてる姿勢を労ってくれてるのはよく分かる。でもそれを言われた瞬間、私はいつも「また理解できんかったわ。」と思う。そんでもってちょっと悔しい。別にネイティブじゃないんだし、ネイティブ並みの発音にはならなくても構わない。でも相手に普通に理解されるぐらいの発音までには上達したい。そんでもって普通の日常生活の用事を済ますときに相手の言ってることが聞き直さなくてもサラッと理解できるようにはなりたい。(これは半分相手が言うであろうことを事前に推測できるようになることでもあるんだけど。つまり、状況に対応したやり取りにもう慣れておく、事前に知っておくということですね。)で、母の話に戻ると、母はその何年か後「今日すごいことがあったの!」と喜んで家に帰ってきたことがあった。何があったのか聞いてみたら、その日タクシーに乗ってたら口の悪いタクシーの運ちゃんに「お客さん何年日本に住んでるの?もうそれぐらいわかんなきゃダメじゃない」とたしなめられたらしい。それで「私の日本語ももっとわかることを期待されるぐらいに上達してる!」という手応えを得たらしいですよ、はい。一見ひねくれてるように見えるかもしれませんが、父といつも一緒に「努力家だよね、ほんと」と言ってる母の姿を如実に現すエピソードって感じ。要は周りにもっと日本語が上達することを期待されたいらしい。分かるけどね。そうじゃないとなかなかやる気出ないし。所詮「ガイジン」のしゃべる日本語なんてそんなもんにしかならない、って思われるんじゃしゃくだし、悔しいし。なんかこう、「日本に住めても、一生日本語話せなくても(=日本人社会に溶け込めなくても)いいんだよ」的シグナルを感じるらしい。分かるけどね。私も多少それ感じることあるし。(私の場合は普通に通じるぐらいはできなきゃダメだけど、逆にその「普通」以上にはできちゃいけないでしょう的雰囲気を感じる時がある。)私が韓国でも「お上手ですね」って言うんだよ、と話すと母は「うん、でもなんだか韓国の場合って、『それ以上話せなくていいから』って感じがしなくて『良くやってるね、もっとがんばりな』って感じがする」とか言ってましたが・・・。どうなんでしょう。そこらへんはまだよく分かりません。韓国のほうがある意味、海外に住んでる仲間意識も強いし、誰が何人、何が人を何人とするか、ということに関して意識が日本よりは高いような気はするのですが、そこらへんも自分の周りの人だけがそうなのか、韓国の人は全体的にそうなのか、いまいちつかみきれてないし。長期滞在する予定も今んとこないし、これらの謎が近いうちに解けるかは不明ですが、まっ、いっか。
2003年11月05日
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いるんです、蚊が。一応、秋も深まり冬も訪れようとしてるんですけどね。うっかり窓を開けっ放しで寝ようもんなら(結構暑くなったりするんで)「プイーン」と甲高いあの蚊特有の鳴き声(?)で人のこと襲ってくるし。威力は衰えてないから痒いし、とっても。今晩もすでに4匹目撃。2匹撃退。何でこんな寒い時期に蚊を撃退してるんだろう・・・。去年の夏買った蚊取りマットはもう必要ないだろうとたかを括って持ってこなかった自分のあほさ加減に頭が来る。と、最近話題によく出るM氏のことですが(しかもここのこと知ってるから読んでるし・・・(汗)彼女と交換日記始めてみました。理由なんて特別ないんだけど。単にある朝学校に行く途中でなんとも立派な無地ノートを2冊ももらってしまったから。なんだかここの道端での宣伝ってほんと、お金がかかってるって感心することしきり。まあ、韓国でも有数のお嬢様学校の前、と言う場所柄も関係してるのでしょうが。で、普段は結構かさばるだけで必要のなさそうなもんばっかり配ってるんで(なんだか立派なパンフレット系のものばっかり)すぐ捨てるようなもんもらっても悪いし、と思って避けてるんだけど、その日は何だかスパイラルリングの良さそうなもの・・・と思ったらやっぱりそうだった。やった!あたり!ってなわけでノートをゲット。で、それを放課後M氏に見せてたら、ふと「昔に戻って交換日記とかやってみたら楽しいのでは」と思ってそう言ってみたら、案の定笑われたけど、「いいよ」ってことで、今日は4日目。私の書く番。何書こうっかな?人と書いてコミュニケーションをとるのと、話してコミュニケーションをとるのとでは全然違う側面が見えてきたり、違う話題が出てきたりするのでそれを発見していくのが楽しみ。もちろん毎日会ってる人とそんなことをしようと思えるのはそれなりに時間があるのと、それぐらい知りたいと思える相手であるから、と言うのが必須条件ですが。あっ、一応使う言語はうちらの怪しい韓国語。M氏の方が級は上だからね、私の韓国語の方がよっぽど怪しいのですが。まっ、お互いに分かれば良しとして。学校休んでしまって一日中家に引っ込んでた日はやっぱり話題に事欠くなぁ。周りのみんなの心遣いや優しさに心は温まるのだけれど・・・。
2003年11月04日
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無理をしすぎたらしい。今日は一日中、なんかこう頭がクラクラして(普通にはちょっとめまいがする、という状態をさすのでしょうか。笑)調子が出ないな、と思っていたら、M氏と別れて家についた途端、ダウンしてしまった。5時半頃から12時ごろまでず~っと寝てしまった。たださえ土曜日はすでに風邪気味なのと日帰り台湾旅行に備えてほとんど一日中寝て過ごしたというのに・・・。今晩もこれからまた寝る用意は充分。でも、テコンドー行きたかったのに・・・。体も動かしたかったし、テコンドー仲間にも会いたかった・・・。今日はM氏とお勉強中、M氏と同じクラスにいるという、ある男の子が話したいと言ってきたのでちょっと話した。どうしようもないやつで(もう二十歳過ぎてるんだからワルぶんのやめれば?)気分的にちょっと消化不良を起してしまった。案の定、私のこともM氏のこともせいぜい自分と同じくらいの年齢だと思っていたらしい。まっ、私たちいつも年齢よりずっとは若く見られるし。昨日の晩とかお酒注文したら身分証明書の提出求められたし。(まあ、これは何の証明にもなりませんが。)別に悪い気はしないけど。(私のことだから年齢より上に見られれば見られたで、「落ち着いた大人に見えるってことね!」と喜ぶだろうし。結局の所、実年齢と見かけの年齢とのギャップをなんとも思ってない。)話がそれたけど、その人と話した後、なんだかなぁ、ああ、落ち込んでしまいました。こう、自分が何にも目的意識を持ってないからって周りもみんな一緒、って思ってたり、自分の「ヤバさ」をやたら吹聴するだけしといて、でも結局は自分の親の人力と財力なしでは何もできないことをひけらかしたり・・・。(と言うか、親の人力・財力をあたかも自分のもののように自慢するのはちょっとレベル低すぎ。)あのさぁ、と思う反面、こういう人に声をかけられる私って???とも思ってしまって・・・。ああ、そうそう、そういえばこの人、自分は「ガイジン」とばっかつきあってるとも言ってたなぁ。(この人の場合の「ガイジン」は東アジア人をも含めた日本人でない人全般だった点は認めるに値する。)交友関係が広いってことを自慢したかったのでしょうか。それとも自分は国際的だと?何だかよくわからないけど、それが一応自分の「ヤバさ」と共に数少ない自慢のタネになってることだけはわかりました。留学やその後の身の振り方についてひとしきり説教した後(嫌なやつだ、わたし。笑)お勉強を再開しようとしてたら、同じテコンドー仲間のI氏が通りかかった。彼は普通の、いや、普通よりも目的意識をちゃんと持った人。前述の男の子と同じぐらいの年齢のI氏とおなじみM氏と軽く歓談した後、そうそう、世の中こういう人もたくさんいる、と思ってまたいつもの楽天かぐやに戻ったのでした。めでたしめでたし。
2003年11月03日
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行ってまいりました。必殺、日帰り台湾旅行。朝5時に起き、家を出発。そして帰りは空港から直行で友達M氏と飲んできたので帰宅は普通に深夜12時過ぎ頃。その間何をしてたって、台湾行って帰ってきましたわ~。(しつこいって?)実は台湾で入管審査の時に住所は日本って書いたのに旅券には韓国から飛んできた情報が載ってたらしく、「どういうこと?どこに住んでるの?ここには何で来たの?」と怪訝そうに聞かれたので、ここは下手にウソをつくよりも正直にぶっちゃけちゃったほうがよかろうと、正直に事情を話したら、「ああ、そうですか。それでは台湾にようこそ」と、なんとも快く通してもらえた。ちょっとホッとした。やっぱりだって外国に日帰りで行く人って怪しいでしょうよ。私が審査官だったら絶対怪しいと思うもんね。何で台湾に一日だけ行って来たか。それはずばり、ビザがやばかったから。で、一日だけでも外国(この場合、韓国外ですよ)に出なきゃならなかったんで、一番安く行ける所が台湾だったのでそこにしたのです。なんか、飛行機もガラガラだったし、特別何も用意していかなくても良かったから気楽で、かつリフレッシュできた一日でした。まあ、それだけのためにはちょっと高くついた一日だったことは否めないけど・・・。久しぶりにま~ったく何も分からない所に行って、心身ともに引き締まった、と言うかね。こういう刺激はやっぱり私には必要なんだなぁ、と実感。でも時間はなかったので市街に出れずに空港にだけいなきゃならなかったのがなんとも無念。今度はちゃんと遊びに行くぞ~!空港だけでも充分異国気分は満喫できましたがね。やっぱりね、今度は市街を探索したい、気の置けない仲間とともに。
2003年11月02日
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毎日毎日、聞き取りの時間に窓の外から見える、日ごとに赤みが増していくきれいな紅葉のことを書こうと思って忘れてしまっている自分がいる。百聞は一見に如かずなのだから、ほんと、写真でも撮ればいいんだけど、なんせ使い捨てのカメラでさえ使い切るのに半年以上、今度はそれを現像するまでに一年ほどかけてしまうわたしのことだからそれはちょっと無理があるだろう。窓は横に長い長方形。夕日のような真っ赤な紅葉をいっぱい湛えた木の枝は窓の左下から斜め上に伸び上がっている。夏は涼しげな緑色の葉を湛えていたこの木は今、青い空をバックにして朱色に燃え上がっている。テープから聞えてくる「ソnセンニm、オレガンマンイmニダ・・・」(先生、お久しぶりです・・・)を暗記しようとしながら、目を外に向けると昨日よりも一段と色の深まった木の枝が見える。毎日格段に色の深まっている紅葉を目にしつつ、一体どこまで朱色は深まれるのか、不思議な感じがする。朱色が限界まで濃くなり、木の枝がその熱に耐え切れなくなった時に冬の訪れを証明するかのごとく木の葉は散るのだろうか。授業の後にその枝を探して学校の外から聞き取りの授業のある教室のあたりを見上げてみる。でもなぜかその木らしきものを見つけられた試しはない。
2003年11月01日
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