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月野 かぐや

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2006年11月28日
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カテゴリ: できごと


火傷にご注意。


久しぶりに見てむかついた言葉。

「日本人より日本人らしい」
「それってかなり日本人化してるジャン!笑」

え~~っと??

もう、どっから切り出したらいいかも分らない。


これ↑がむかつく、
と言った時点で次が読めてしまう人は

まですっ飛ばしてください。


他にも聞くと不愉快になる言葉。
「ええ~~、サシミが食べられるの~~?すごぉぉ~~い」
「納豆が好きなの?すごぉぉ~~い。私、納豆食べられなぁ~~い。
私よりも日本人らしい~~。(笑)」
「あ、でも××はやっぱりダメなんだぁ~~。そうだよねぇ、仕方ないよねぇ。」


私に向って放たれることもありますが、
相手が私の場合は、たいていもうちょっと高度です。

でも、私の身の回りの
「ガイジン」(と見られる人)は
たとえそれを言っている相手よりも

今でも日常的に耳にする言葉です。

私の場合は、例えばちょっとしたしぐさとか
言うこととかね。

そういえば、山奥のキャンプ場で
水を大切にしなきゃあかんだろう、と判断した上で

「あ、水流してないから、かぐやだと思ったよ」
(ガイジンは用足すときに水流さんでしょ?
が言外に含まれていたと思ったのは私だけでしょうか。)

と言われ、唖然としたことがあった。

あそっか、たとえ山奥のキャンプ場で、
ぎりぎり水洗便所のようなところで
水が足りないので、みんな節約してねぇ~
とその日言われたばっかりでも
大和撫子の恥じらいを忘れ、
水を何度でも何度でも流しながら
用を足さなかったから
→相手はガイジン風のかぐやのはず

になるんですか。

なるほどね。

それだけに関わらず
何かといっては
私の「違うところ」を
探し出そうとする人だったし。

この人にとっては、私は
「フツーの人」になることはありえないんだな
と思うと
今でも連絡を取るのが億劫になる。

ちょっとでも
「日本人慣れしたガイジン」以上のことをすると
「えっ??」と驚かれるのも、無視するようになった。

無視するようになったけど
全く傷つかないようになったわけじゃない。

ただ、無視するのが上手になっただけ。

言っても仕方ないんだもんね。

****************

そういうときに心安らぐのは
「え?君、ハーフ?」
と、街角に立つ見知らぬ男に言われ
くそ真面目になんて答えようかと思って
立ち往生してる私の手をひっぱって
「答えることないよ。行こ。」
と足早にそこから立ち退かせてくれる友人。

私のことを
「ええ!?意外と、日本人らしいねぇ」
「やっぱりそういうところ、ガイジンだよねぇ」
と言わずに

「やっぱりそういうところ、かぐやだよねぇ」
「やっぱりそういうところ、ここらの人だ」
「あれ?前からそうだったっけ?」
と迎えてくれる人たち。


なんで今更こういうことを言い出すのか。

自分にちょっと問うてみた。

最近の私の知らない人からの無神経な言葉に対する
対応は「無視」だったのに・・・。

多分・・・・
・・・・はっきり言って日本に帰るのが恐くてたまらない。

また無神経な言葉に殴られるのが恐くてたまらない。
私には、ささいな「無神経な言葉」一つの裏に
無数の嫌な思い出がある。

いつその奇襲に会うのかと思うと
見知らぬ人の周りでは挙動不審になる。

天真爛漫な
人見知りをしない自分にも戻りたいけれども
それが可能なのかは
わからない。

それが「大人」になることなんだよ、
と言われればそれまでだけど・・・。


ぷちっ。







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最終更新日  2012年04月18日 04時06分06秒 コメント(10) | コメントを書く
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