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March 28, 2007
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カテゴリ: Pepe's rant

セント・パトリックス・デー 。でも、ここアメリカ東海岸あたりでは、メチャメチャな雪・氷被害で、散々な週末を迎えたのだけど・・・夏時間になって、しかもここ数日の暖かさで、そんなことは遠い過去のことのようだ。

ところで、先日の 北アイルランド(アルスター)での選挙 。イギリスを始め、アイルランドの自治と平和を願う人々の間で、多いに期待されていた目標の26日を超えた。そして今日、ついにカトリック派とプロテスタント派とが、共同で将来の和平を確認したのである。もちろん、初めてのこと。

といっても、会談はとても「暖かい雰囲気」というわけではなかったようだ。そりゃそうだろう。一世紀以上にわたる分断・統治、そして宗教派閥を背景としたイギリス派と独立派との衝突。溝は深い。

特に、ここ約半世紀に渡ってのテロ活動。いわゆるIRAと呼ばれる過激派の、無差別の壮絶なる戦いである。彼らの繰り広げてきた歴史は、私だけでなくイギリスに縁のある人ならば、誰も忘れることはできないはずだ。

現在のアルスター地方の人口は、2百万人にも満たない程度。そして、やはりカトリック系の住民が多い。これが、イギリスとアイルランドを分けた要因だったわけだ。カトリックと決別したイギリス国教会が、カトリックを容認しなかったのである。

ところが統計によると、面白い結果が見られる。現在のアルスター地域では、それでも尚、イギリスへの支持を示すユニオニスト(unionist)の方が、独立を目指すナショナリスト(nationalist)よりも多いのだ。もちろん、ナショナリストはカトリック教徒がメインである。


nothernireland

                                 www.efcer.orgより


この両者の会談は、もちろんブレア政権にとっても有難い話。辞任を目前にして、しかもこのところ下がりっぱなしの支持率という問題もある。イギリスにとっての重荷が、少しは楽になるのか・・・・この会談、かなり大きく報道されたようだ。

とは言っても、問題はこれから。両サイドの歩みよりは、確かに大きな評価点ではある。しかし、その深い溝を埋めていくのは、すぐに出来ることではない。

将来を見据えて、少しずつ少しずつ。
あせらないで、ゆっくりと「正しい道」を選択してもらいたい。

二度と、無駄な血を流さないために。


















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Last updated  March 29, 2007 08:18:46 PM コメントを書く
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