まるぼぁな日々

まるぼぁな日々

Outback 3

Outback 3


Olgas
  ツアーの後半は、オーストラリアのど真ん中で過ごしました。

  右の写真は、有名なエアーズロックのすぐ近くにある「Olgas」。

  原住民アボリジニの言葉では、「Kata Tjuta」と呼ばれ、

  その意味は「たくさんの頭」。

  アボリジニの人々が、数を数えるときは

  「ひとつ、ふたつ、みっつ、たくさん」らしいです。

  適当さ加減にあっぱれです。






Valley of wind  Olgasの巨大な岩はまるで風の谷のナウシカの「オウム」のよう。

  私はかなり興奮して、そのことをまるぼぁ氏に話していると、

  なんとぉー!!!

  「Valley of the Winds(風の谷)」があったのです。

  感動で、アゴがはずれそうでした。

  ここはアボリジニの先祖達が集まってくる場所。

  目を閉じて聞こえてくる鳥のさえずりや木々の揺れる音は先祖達の声。

  そうドライバーのマイクが教えてくれました。

  ツアー仲間と目を閉じて何十分も過ごしました。涙が出ました。


Uluru
  やって来ました、エアーズロック。

  アボリジニの言葉では、「Uluru」と呼ばれる大聖地。

  2億3000万年前に創造され、高さ約350メートル、周囲約10キロメートル。

  ただの「一枚岩」で片付けられない、荘厳なパワーを感じました。

  今もなおアボリジニにとって大聖地であるこのUluruに、

  登頂をする観光客が後を絶たないのは非常に残念なことです。

  私達は、Uluruをゆっくり歩いて一周しました。

  あらゆる所に、男性或は女性だけしか入ることを許されていない

  聖地も存在していました。

Uluru-2
  少し離れた所からUluruを眺めていると、
  雲行きがみるみる怪しくなり、雷雨になりました 

  雨がてっぺんから滝のように流れ落ちるUluruもまた、

  えも言われぬ力強さで、語りかけてくるようでした。

  これを前にして、嘘などつけません。

  しばらくすると、雲の切れ間から光が差し、神様が降りてきました。

  かなり大げさですが、神様が降りてきました。

  ゆーっくり、ゆーーーっくりと。

  そして、

「虹」でーーーす!!!

  しかも、ダブル!ダブルレインボーです!!!アンビリーバボーです。

  私達、腰が抜けました。ドライバー・マイクも大興奮。歌うわ、踊るわ、大騒ぎ。

  半円の虹がすべて見事に現れ、写真に収まらない程に大きく綺麗な虹でした。

  これが私達の初めてのクリスマス・イブでした。一生忘れません。神様ありがとう。

Uluru-3


Kings Canyon  翌日は、少し車を北へ走らせ「Kings Canyon」へ。

  真夏に加え、クリスマスということで、旅行者は少なく、

  Kings Canyon 独占状態でした。

  写真は、みんなで寝そべって、深い深い谷を覗いております。  

  谷間に「Garden of Eden(エデンの園)」と呼ばれる泉があり、

  旅行者の多くはここで泳ぐそうです。

  私達は泳がず、ほとりに寝そべって、自然の音を満喫しました。

  そして、本当に寝てしまいました。

  こうして旅を終え、また長い長い道のりをひたすら走り、

  アデレードへ戻りました。

  お互いの帰国まで、あと2週間あまり。
(06.June.2005)



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