助け合える日本は、いい国だ

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January 3, 2012

テーマ：心のままに独り言(8752)

カテゴリ：興味を持った話題

お正月の３日目。
今朝はケータイに「平日」でセットしてある起床アラームが
鳴りました。

あら？　昨日は月曜日でアラームが鳴らなかったのは・・・？
と思いカレンダーを確認したら、今年は祝日の元旦が日曜日
だったから、２日は振替休日ということだったのですね。

今日ぐらいまでは気分的にはお正月。
でもカレンダー的には平日。
時計のアラームのおかげでなんか不思議な感覚になります。

１年前の大晦日から元旦にかけて日本海側で大雪となり、
鳥取県内の国道９号線では雪のために車が動けなくなって
約２５ｋｍにわたって立ち往生となりました。

そして豪雪というキーワードで思い出したのが、昨年１月末。
福井県で豪雪となり、鉄道も道路も交通網はズタズタに寸断
になりました。
ＪＲ今庄駅（南越前町）では、特急「サンダーバード３７号」
など上下２本が停止状態に。
敦賀市内の国道８号線では、大型トラックなど約１５０台が
立ち往生でした。

このとき福井県知事は陸上自衛隊に災害派遣を要請し、

でも動いたのは公的機関だけではありませんでした。

車内に閉じ込められている人々の窮状を思うといても立っても
いられなくて、鳥取県でも福井県でも地元の方々が自ら支援に
動きました。

福井県のほうでは、自治会長さんが「みんなの家も雪下ろしで

呼びかけ、米を集めて作ったおにぎり約１０００個を、お茶と
たくあんを添えて振るまいました。

鳥取県のほうでは、国道９号線沿いの住民たちが食べ物だけ
でなく、車が動くのをひたすら待つ見ず知らずの人たちに自宅の
トイレや休憩の場所も提供しました。

そして、その後に起こった東日本大震災。
被災した人たちは、皆で秩序を保って辛抱強く救援を待ち、
協力しあって集団生活を送りました。
東京圏では帰宅難民となった人たちのために、公共の場所
だけでなく個人の店でも開放して、帰れなくて困った人たちを
招き入れて助けました。
あの時は数え切れないほどの場所で、見ず知らずの人を思い
やり助けた物語があったことと思います。

世界にも誇れる、困難時における秩序と助け合いの精神。
ふと１年前のことを思い出したらなんか次々と出てきましたが、
こうして振り返るたびに、日本っていいなと思えるのでした。