January 18, 2012
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今日の夜はNHKの 『SONGS』 で ザ・タイガース が出ていて、
はるか昔の記憶に残る音楽を懐かしく聴いていました。
私の場合、歳の離れた姉が グループ・サウンズ の大ファンで、
姉と一緒にいた幼い頃にレコードを何度も何度も聴いました。
だから私の脳裏にはGSの音楽がしっかりと焼きついているし、
当時に流行した歌謡曲よりもうんと好きなのです。

沢田研二 さんは以前NHKの 『SONGS』 で出ていました。


え? もう3年半も前のこと?
え、あのときがジュリーが、60歳で還暦?
たしかに1948年生まれだから、2008年で60歳だ・・・。
そして今は、もう63歳???

アラカンになってからのジュリーはすっかり太ってしまって、
アゴの下も脂肪がタップリでアゴの段無し状態、おなかも出てて
若い頃には程遠い風貌になりました。

知らない人が見たらそのへんにいるただのオヤジでしょう。
別の番組で観た 「TOKIO」 の曲のときに、リズムに合わせて
両腕を交互に上に突き出す振り付けは、若い人たちにしたら、
イタイ感じがするかもしれません。


エネルギッシュな歌いっぷりと今も変わらぬ艶のある声。
とてもアラカンとは思えないほどです。

「懐かしの曲」 等のときに限って出てくる歌手の中には、ふだん
歌っていないのがバレバレなくらい声が出ない人も多いです。
でもジュリーは違う!


私はコンサート仲間の友人から、ジュリーの大阪公演のことを
「3時間ずっと歌いっぱなしだったんだよー
と聞いたことがあります。
なんという体力!、そして声の維持。

私が長年のファンである TULIP も、解散してソロになっても
メンバーはずっと現役を続けてきました。
だから今それぞれのコンサートに行っても、若い頃とはちがった
ますます円熟味を増した演奏や声を聴かせてくれます。

そう、まさに 『継続は力なり』 を体現してくれているのです。

ふと思いました。
現役の若い歌手たちから見て、今のジュリーはどう映るのかと。

「カッコ良くなくなったら、もうTVには出たくない」 なのか、
「あの歳でも若い頃と全く変わらず歌えるなんて、沢田さんは
凄い!」 なのか。

私はジュリーの “プロ根性” を尊敬しちゃいます。
「沢田研二」でソロになってからでも厳しい時期はあっただろう
けど、いろんなことをやってずっと歌手を続けてきて、60歳を
過ぎてもコンサートができるのです。

今の若い歌手の皆さんは、還暦まで歌手活動ができるか?
人気が下がったから・・・見た目が落ちたから・・・etc・・・
たぶんほとんどの人は無理でしょう。

来週の 『SONGS』 は 由紀さおり さん。
調べたら、この人もジュリーと同い年です。
今、世界中で人気になっている由紀さんの歌声。
来週も楽しみです



 人間で言うならもう立派なオヤジなんだって







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Last updated  January 19, 2012 10:14:59 AM
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