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成田一徹・バー切り絵作品集 『NARITA ITTETSU to the BAR』 完全改訂増補版 発刊記念! ITTETSU Gallery:もう一つの成田一徹(640) カツオ(2態) 1990年代前半 ※一昨日から「夏真っ盛り」ぽい絵を紹介してきたが、最後に初夏から秋にかけてが旬の「カツオ」を描いた2つの図柄を。5~6月に獲れるのを「初ガツオ」、9~10月が「戻りガツオ」と言うが、その間である今の時季も十分旨い(ちなみに、オススメは「塩タタキ」)。1枚目の絵は、自著の初心者向け切り絵技法書の「作例」としても収録されている。◆故・成田一徹氏の切り絵など作品の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします(著作権侵害に対する刑罰は、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金という結構重いものです)。※「ITTETSU GALLERY:もうひとつの成田一徹」過去分は、こちらへ★こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2022/07/31
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バーUKは本日30日(土)、明日31日(日)の両日、お休みを頂戴致します。何卒ご了承くださいませ。The bar UK is closed on 30th & 31st of July.
2022/07/30
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成田一徹・バー切り絵作品集 『NARITA ITTETSU to the BAR』 完全改訂増補版 発刊記念! ITTETSU Gallery:もう一つの成田一徹(639) サーフィン 1990年代前半 ※昨日に続き、「夏真っ盛り」に似合う作品を。ただし、日本列島はコロナ第7波による感染者急増で、明るい雰囲気には程遠い。同じ「波」でも、海の波ならサーファーに大歓迎されるだろうが…。この絵も何のために制作された作品かは分からないが、自著の初心者向け切り絵技法書の「作例」としても収録されている。◆故・成田一徹氏の切り絵など作品の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします(著作権侵害に対する刑罰は、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金という結構重いものです)。※「ITTETSU GALLERY:もうひとつの成田一徹」過去分は、こちらへ★こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2022/07/30
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成田一徹・バー切り絵作品集 『NARITA ITTETSU to the BAR』 完全改訂増補版 発刊記念! ITTETSU Gallery:もう一つの成田一徹(638) 晴れた空とTシャツと 1990年代前半 ※夏真っ盛りの日本列島。空気も乾燥して、快晴のお天気が続くので、さぞかし洗濯物もよく乾くこの頃だろう。何のために制作された作品かは分からないが、自著の切り絵技法書の「作例」としても収録されている。◆故・成田一徹氏の切り絵など作品の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします(著作権侵害に対する刑罰は、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金という結構重いものです)。※「ITTETSU GALLERY:もうひとつの成田一徹」過去分は、こちらへ★こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2022/07/29
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成田一徹・バー切り絵作品集 『NARITA ITTETSU to the BAR』 完全改訂増補版 発刊記念! ITTETSU Gallery:もう一つの成田一徹(637) 「週刊小説」のための挿絵(3枚) 1992~95年 ※一徹氏は1990年代、「週刊小説」(実業之日本社・刊)編集部からの依頼でたびたび挿絵を提供していた。この3枚はもちろん誰かの小説のための挿絵として制作された作品だが、残念ながら今となっては、誰の何という小説(の挿絵)だったのかは分からない(唯一、制作時期のみ判明している=1枚目<1994年>、2枚目<95年>、3枚目<92年>)。◆故・成田一徹氏の切り絵など作品の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします(著作権侵害に対する刑罰は、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金という結構重いものです)。※「ITTETSU GALLERY:もうひとつの成田一徹」過去分は、こちらへ★こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2022/07/28
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成田一徹・バー切り絵作品集 『NARITA ITTETSU to the BAR』 完全改訂増補版 発刊記念! ITTETSU Gallery:もう一つの成田一徹(636) 夏 椿 2002年 ※朝日新聞夕刊(大阪本社版)での連載「どこへ一徹 切り絵旅」(2002~03年)の第13回のために制作された作品。作された。夏椿(ナツツバキ)とは、日本の仏教寺院の庭によく植えられているツバキ科の常緑樹。これは、その夏椿で有名な京都・嵐山の鹿王院の庭を描いた。 ちなみに夏椿は、「祇園精舎の鐘の聲(声)、諸行無常の響あり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理(ことわり)を顕す」の書き出しで有名な平家物語にも登場する「沙羅双樹(さらそうじゅ)」=「しゃらそうじゅ」とも言う=の異名も持つが、Wikipediaによれば、両者は似ているが、厳密に言えば別の植物で、夏椿は日本の気候では育ちにくい「沙羅」の木の代用として定着したという。 沙羅自体は、主に熱帯や亜熱帯で育つフタバガキ科の常緑樹で、白い花がジャスミンにも似た香りを放つ。仏教では二本並んだ沙羅の木(=沙羅双樹)の下で釈尊が入滅したという言い伝えから、あらゆる煩悩を滅して悟りの境地に達した「涅槃(ねはん)」の象徴ともされ、古来、掛け軸に描かれる「涅槃図」にはよく登場する。◆故・成田一徹氏の切り絵など作品の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします(著作権侵害に対する刑罰は、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金という結構重いものです)。※「ITTETSU GALLERY:もうひとつの成田一徹」過去分は、こちらへ★こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2022/07/27
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成田一徹・バー切り絵作品集 『NARITA ITTETSU to the BAR』 完全改訂増補版 発刊記念! ITTETSU Gallery:もう一つの成田一徹(635) 無題(スケッチブックのなぐり描き) 1980年代半ば? ※カッティング・ナイフで作品づくりに取りかかる前に、一徹氏は構想段階で必ずを下書き(スケッチ)をした。構想が固まると、下書きをトレペ(トレーシング・ペーパー)に写し、そのトレペを切り絵用の紙の上に固定した上で、カッティングを始めた。没後見つかったスケッチブックには、構想段階の下書き、なぐり描きが数多く残されている。これはどういう切り絵にしようと思っていたのか。想像を巡らせてみよう。◆故・成田一徹氏の切り絵など作品の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします(著作権侵害に対する刑罰は、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金という結構重いものです)。※「ITTETSU GALLERY:もうひとつの成田一徹」過去分は、こちらへ★こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2022/07/26
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成田一徹・バー切り絵作品集 『NARITA ITTETSU to the BAR』 完全改訂増補版 発刊記念! ITTETSU Gallery:もう一つの成田一徹(634) 火牛(かぎゅう)の計 2000年代前半 ※松明(たいまつ)を角に付けたカラーの牛の絵は、「火牛の計」という故事をモチーフとし、販売用の絵葉書のために制作された作品である。「火牛の計」とは、Wikipediaによれば、紀元前、中国の戦国時代に斉の将軍・田単が、牛の角に松明を付けて驚かせ、燕軍を破ったという言い伝えから生まれた言葉という。 日本では1183年、木曽(源)義仲が倶利伽羅峠の戦いで、同じ手法での奇襲攻撃で平家軍に大勝したことを指す。「源平盛衰記」では、義仲が400~500頭の牛の角に松明を付けて平家軍に突進させ、谷底へ落としたという話が紹介されているが、史実がどうかは疑問視する歴史家も多い。 戦いの舞台となった富山県小矢部市石動(いするぎ)地区では、1996年からこの故事にちなんで「源平火牛まつり」が始まった(毎年7月の最終土曜日に行われる)。祭りのメインイベントでは「火牛の計レース」が行われる。もちろん、レースでは本物の牛ではなく、藁(わら)でできた巨大な牛の角に火を点け、走らせてタイムを競うという。◆故・成田一徹氏の切り絵など作品の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします(著作権侵害に対する刑罰は、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金という結構重いものです)。※「ITTETSU GALLERY:もうひとつの成田一徹」過去分は、こちらへ★こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2022/07/25
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成田一徹・バー切り絵作品集 『NARITA ITTETSU to the BAR』 完全改訂増補版 発刊記念! ITTETSU Gallery:もう一つの成田一徹(633) 和田弘とマヒナスターズ 2008年 ※この連載で何度か取り上げているが、2008年、ビクターレコードのベスト盤企画CDのジャケット表紙絵として依頼された作品。過去、第31回(ちあきなおみ)、第103回(青江三奈)、第131回(松尾和子)、第197回(フランク永井)、第347回(アイ・ジョージ)、第479回(ディック・ミネ)と6回紹介したが、最後の一枚が今回の「和田弘とマヒナスターズ」である。 マヒナスターズは、スチールギター奏者の和田弘をリーダーとする音楽グループで、ハワイアンやムード歌謡を得意とした。1954年にデビュー。メンバーの入れ替わりも激しく、2002年頃には内紛が起きて和田以外のメンバーが全員離脱、「和田弘とマヒナスターズ」としては事実上解散となった。和田は2004年に急死。その後も「マヒナスターズ」の名で今なお活動しているようだが、オリジナル・メンバーはいない。 代表曲には「好きだった」「泣かないで」「お座敷小唄」(松尾和子との共演)「誰よりも君を愛す」(松尾和子との共演)=1959年・第2回レコード大賞受賞、「島のブルース」(三沢あけみとの共演)「寒い朝」(吉永小百合との共演)「愛して愛して愛しちゃったのよ」(田代美代子との共演)などがある。◆故・成田一徹氏の切り絵など作品の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします(著作権侵害に対する刑罰は、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金という結構重いものです)。※「ITTETSU GALLERY:もうひとつの成田一徹」過去分は、こちらへ★こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2022/07/24
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バーUKは本日23日(土)、通常通り(午後2時~7時半<ご入店は7時まで>)営業いたします。皆様のお越しを、心よりお待ちしております。Today( July 23rd), the bar UK is open from 14:00 to 19:30 pm.
2022/07/23
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成田一徹・バー切り絵作品集 『NARITA ITTETSU to the BAR』 完全改訂増補版 発刊記念! ITTETSU Gallery:もう一つの成田一徹(632) 「土用の丑」の鰻 1990年代半ば ※きょうは「土用の丑」。「土用」とは、具体的には「立春、立夏、立秋、立冬の直前の約18日間」のことを言う。そしてこの期間中、十二支の「丑」の日が「土用の丑」となるが、一般的には夏の「土用の丑」を指す。夏の「土用の丑」には鰻(うなぎ)料理が注目を集めるが、この習慣はいつ頃生まれたのか。 Wikipedia日本語版によれば、鰻は日本ではかの万葉集にも登場くらい、古代から食べる習慣はあったが、一般庶民に広まったのは江戸時代の中頃、安永・天明年間(1772~1788)だという。ビタミンA群、B群が豊富で栄養価も高く、夏バテ防止にはぴったりだが、昨今、うなぎは超高級魚になって、気軽に食べられなくなったのが実に悲しい。◆故・成田一徹氏の切り絵など作品の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします(著作権侵害に対する刑罰は、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金という結構重いものです)。※「ITTETSU GALLERY:もうひとつの成田一徹」過去分は、こちらへ★こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2022/07/23
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皆さま、バーUK2022年8月の店休日と営業時間のお知らせです。「緊急事態宣言」「まん延防止等重点措置」等の規制はありませんが、毎日のコロナ感染者数は依然として高い水準にあります。行政側からは引き続き、厳格な感染防止対策を求められていることから、バーUKといたしましては当面、以下のような営業方針と致します。何卒ご理解のほど宜しくお願い致します。 【8月の店休日=予定】7日(日)、11日(木)~14日(日)=お盆休み、17日(水)、21日(日)、27日(土)、28日(日) ※なお、24日(水)は、バーUK「テスティングの集い」開催のため原則として貸切営業となります。 ※営業時間は、リモートワークの定着や飲酒(外飲み)スタイルの変化などで遅い時間帯の人流回復が見通せないこともあり、今後も当分の間、平日は午後4時~10時(ご入店は9時まで。酒類の提供は9時半まで)です(午後9時以降にご来店の場合は、必ず事前に店まで必ずお電話くださいませ=電話06-6342-0035。事前に連絡がない場合の入店はお断り致します)。なお、午後9時の時点でノー・ゲストの場合は閉店させて頂きます。 ※6日(土)と20日(土)の営業時間は午後2時~7時半(ご入店は7時まで)となります。 ※また、ご入店は引き続き御3人様まで、ご在店時間は90分以内に、店内の在客数は最大6~7人にそれぞれ制限させて頂きます。 以上、何卒ご理解、ご協力の程を重ねて宜しくお願いします。【Notice for August 2022】The bar UK is closed on 7th、11th~14th、17th、21st、27th、28th( Open from 4:00 to 10:00 pm.< Your entry is until 9:00 and alcohol service is until 9:30 pm. > on weekdays). If open on Saturdays, from 2:00 to 7:30 pm.
2022/07/22
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成田一徹・バー切り絵作品集 『NARITA ITTETSU to the BAR』 完全改訂増補版 発刊記念! ITTETSU Gallery:もう一つの成田一徹(631) 「引きだし刑」の表紙絵のために 1997年 ※SF作家藤田雅矢氏(1961~)の小説「引きだし刑」(SFマガジン1997年6月号所収<早川書房・刊>)の表紙絵のために制作された。誌面レイアウト見本図(下の画像)とともに紹介する。藤田氏は京都大学農学部卒、農学博士の肩書きを持ち、園芸実用書も出す異色の作家。◆故・成田一徹氏の切り絵など作品の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします(著作権侵害に対する刑罰は、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金という結構重いものです)。※「ITTETSU GALLERY:もうひとつの成田一徹」過去分は、こちらへ★こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2022/07/22
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成田一徹・バー切り絵作品集 『NARITA ITTETSU to the BAR』 完全改訂増補版 発刊記念! ITTETSU Gallery:もう一つの成田一徹(630) ハリウッド・スター=3枚 1990年代 ※ハリウッド・スターを描いた3枚の作品。ただし、30年ほど前の作品とあって、描かれている俳優も若い世代には馴染みのない故人ばかり。クラーク・ゲーブル(Clark Gable 1901~1960)==左、リー・ヴァン・クリーフ(Lee Van Cleef 1925~1989)=右上、ポール・ニューマン(Paul Newman 1925~2008)=右下。 代表作と言えば、ゲーブルは何と言ってもレッド・バトラー役の「風と共に去りぬ(1939年公開)」だろう。クリーフは往年の西部劇スターで、「真昼の決闘(1952年)」や「夕陽のガンマン」シリーズ(1965〜67年)でブレークした。ニューマンは数多くの名作に出演しているが、3つ挙げるなら「明日に向かって撃て(1969年)」「スティング(1973年)」「評決(1982年)」か。「アカデミー賞の主演賞・助演賞をなかなか取れない名優」とも言われ続けたが、1986年の「ハスラー2」で初めて主演男優賞を受賞した。◆故・成田一徹氏の切り絵など作品の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします(著作権侵害に対する刑罰は、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金という結構重いものです)。※「ITTETSU GALLERY:もうひとつの成田一徹」過去分は、こちらへ★こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2022/07/21
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成田一徹・バー切り絵作品集 『NARITA ITTETSU to the BAR』 完全改訂増補版 発刊記念! ITTETSU Gallery:もう一つの成田一徹(629) 「東京あなロジー」のための挿絵=2枚 1992年頃 ※2枚ともに、週刊「サンデー毎日」誌上での石川雄一郎氏の連載エッセイ「東京あなロジー」のための挿絵として制作された。◆故・成田一徹氏の切り絵など作品の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします(著作権侵害に対する刑罰は、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金という結構重いものです)。※「ITTETSU GALLERY:もうひとつの成田一徹」過去分は、こちらへ★こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2022/07/20
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すみません! WEBマガジンではすでにアップされていたのですが、こちらにシェアするのを忘れていました。WEBマガジン「リカル(LIQUL)」連載「カクテル・ヒストリア」の第21回、第22回です。お読み頂ければ幸いです(リンクは下に!)・第21回:「日本初」になりそこねたカクテルブック → 2022年5月号・第22回:エイダからシャノンへーー受け継がれる魂 → 2022年7月号・連載「カクテル・ヒストリア」過去分は、こちらへ
2022/07/19
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成田一徹・バー切り絵作品集 『NARITA ITTETSU to the BAR』 完全改訂増補版 発刊記念! ITTETSU Gallery:もう一つの成田一徹(628) 蝶<下>=3枚 1980年代後半~90年代前半 ※昨日に続いて、蝶を描いた作品を。きょうはアゲハ蝶とモンシロ蝶(1枚目は誰かのエッセイの挿絵として、2~3枚目は自著の切り絵技法書の「作例」としてそれぞれ制作されたもの)。これで、一徹氏が残した蝶の切り絵はほぼすべて「蔵出し」したと思う。◆故・成田一徹氏の切り絵など作品の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします(著作権侵害に対する刑罰は、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金という結構重いものです)。※「ITTETSU GALLERY:もうひとつの成田一徹」過去分は、こちらへ★こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2022/07/19
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成田一徹・バー切り絵作品集 『NARITA ITTETSU to the BAR』 完全改訂増補版 発刊記念! ITTETSU Gallery:もう一つの成田一徹(627) 蝶<上>=2枚 1990年代前半~半ば ※一徹氏が得意としたモチーフの一つに蝶がある。羽根の模様が切り絵向きだと考えていたようで、初心者向きの切り絵教室の教材などでもよく使用した。今回紹介した作品は、ほぼ同じ構図で制作されたカラーとモノトーンのアゲハ蝶。◆故・成田一徹氏の切り絵など作品の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします(著作権侵害に対する刑罰は、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金という結構重いものです)。※「ITTETSU GALLERY:もうひとつの成田一徹」過去分は、こちらへ★こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2022/07/18
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成田一徹・バー切り絵作品集 『NARITA ITTETSU to the BAR』 完全改訂増補版 発刊記念! ITTETSU Gallery:もう一つの成田一徹(626) 「薔薇荘の殺人」の表紙絵のために 1989年 ※米国のミステリー作家、エドワード・D・ホック(1930~2008)の短編小説「薔薇荘の殺人」(月刊「ミステリー・マガジン」<早川書房・刊>1989年3月号掲載)の表紙絵として依頼された作品。この頃はまだ「一徹」ではなく、本名の「徹」で仕事をしていた(下の絵は、トレーシング・ペーパーを載せた実際の誌面レイアウト図版)。一徹氏は、プロデビュー(1988年)前から同誌のほか、「SFマガジン」などにしばしば挿絵を提供するなど、早川書房との関係は終生続いた。◆故・成田一徹氏の切り絵など作品の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします(著作権侵害に対する刑罰は、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金という結構重いものです)。※「ITTETSU GALLERY:もうひとつの成田一徹」過去分は、こちらへ★こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2022/07/17
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成田一徹・バー切り絵作品集 『NARITA ITTETSU to the BAR』 完全改訂増補版 発刊記念! ITTETSU Gallery:もう一つの成田一徹(625) 大相撲(4枚) 1990年代半ば ※現在、大相撲名古屋場所が開催中(いまいち盛り上がってはいないようだが…)。という訳で、一徹氏の残した作品の中から大相撲をモチーフにしたものを4枚(大銀杏、土俵入り、行司の軍配、稽古場)紹介する。いずれも、作家・半藤一利氏<故人>の連載エッセイ「歴史探偵かんじん帳」(1994~95年、毎日新聞日曜版紙上)の中で挿絵として制作された。◆故・成田一徹氏の切り絵など作品の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします(著作権侵害に対する刑罰は、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金という結構重いものです)。※「ITTETSU GALLERY:もうひとつの成田一徹」過去分は、こちらへ★こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2022/07/16
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成田一徹・バー切り絵作品集 『NARITA ITTETSU to the BAR』 完全改訂増補版 発刊記念! ITTETSU Gallery:もう一つの成田一徹(624) 三社祭の神輿(2枚) 1990年代前半&半ば ※この2枚の絵には、浅草神社の祭りである「三社祭」というタイトルが付けられている。夏の祭りかと思っていたら、現在では毎年、5月第3週の金曜日~日曜日の3日間開催されているという。発祥は江戸前期で、三代将軍・家光の頃には将軍が寄進した神輿もあったらしい(太平洋戦争で焼失)。庶民の祭りとして発展したのは、明治期以降である。 ちなみに三社祭は以前から、「神輿の担ぎ手に体に入れ墨をした反社会的団体のメンバーが目立つ」「祭り自体が反社の資金源になっている」と問題になっていたが、その後は実態は改善されたのだろうか(2枚目の絵は、作家・半藤一利氏<故人>の連載エッセイ「歴史探偵かんじん帳」(1994~95年、毎日新聞日曜版紙上)の中で挿絵として使われた)。◆故・成田一徹氏の切り絵など作品の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします(著作権侵害に対する刑罰は、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金という結構重いものです)。※「ITTETSU GALLERY:もうひとつの成田一徹」過去分は、こちらへ★こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2022/07/15
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成田一徹・バー切り絵作品集 『NARITA ITTETSU to the BAR』 完全改訂増補版 発刊記念! ITTETSU Gallery:もう一つの成田一徹(623) ゴルフクラブとボール(2枚) 1990年代半ば ※きょう(7月14日)から、ゴルフの4大メジャー大会の一つ、全英オープンが始まる。松山選手以下、日本選手の活躍を期待したい。その生涯で、自身では(おそらく)一度もゴルフはしなかった一徹氏だが、ゴルフをテーマにしたエッセイの挿絵を依頼されることはあった。そして、あれこれ資料にあたった上で、こんな作品を提供した。1枚目の絵は、作家・邱永漢氏(故人)のエッセイ「鮮度のある人生」(1994~96年)の挿絵として使われたことが分かっている。◆故・成田一徹氏の切り絵など作品の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします(著作権侵害に対する刑罰は、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金という結構重いものです)。※「ITTETSU GALLERY:もうひとつの成田一徹」過去分は、こちらへ★こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2022/07/14
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成田一徹・バー切り絵作品集 『NARITA ITTETSU to the BAR』 完全改訂増補版 発刊記念! ITTETSU Gallery:もう一つの成田一徹(622) ざるそば(2態) 1990年代後半&2000年代前半 ※代表的な夏の食べ物の一つ、ざるそばが嫌いという人はそういないのではないか。主に食関係の雑誌からの依頼で、一徹氏も、モチーフとして、いろんな構図で何度か取り上げているが、どちらも実に美味しそうに描かれている。◆故・成田一徹氏の切り絵など作品の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします(著作権侵害に対する刑罰は、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金という結構重いものです)。※「ITTETSU GALLERY:もうひとつの成田一徹」過去分は、こちらへ★こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2022/07/13
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ITTETSU GALLERY:もう一つの成田一徹(601)~(620) バー・シーンを描いた切り絵で有名な成田一徹(1949~2012)ですが、実は、バー以外をテーマにした幅広いジャンルの切り絵も、数多く手掛けています。花、鳥、動物、職人の仕事、街の風景、庶民の暮らし、歴史、時代物(江戸情緒など)、歴史上の人物、伝統行事・習俗、生まれ故郷の神戸、小説やエッセイの挿絵、切り絵教則本のためのお手本等々。 今回、バー・シーンとは一味違った「一徹アート」の魅力を、一人でも多くの皆さんに知ってもらいたいと願って、膨大な作品群のなかから、厳選した逸品を1点ずつ紹介していこうと思います(※一部、バー関係をテーマにした作品も含まれますが、ご了承ください)。 ※故・成田一徹氏の切り絵など作品の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします。(601)電話器の側にいる猫 1990年代前半 ※昨日は犬が登場したので、きょうは猫が登場する作品を。昨今では、家庭に固定電話を付ける家が少なくなったというが、一徹氏が生きた時代は、有線の固定電話がまだ普通にあった。この一枚は、誰かの猫好きの作家さんのエッセイの挿絵として制作されたのだろう。(602)舞台を見つめる猫 1990年代前半 ※昨日に続き、もう1枚猫をテーマにした作品を。猫の後ろには座席に座って、舞台方向を眺める男たち。猫も同じ方向を見つめている。さて、どんな小説(またはエッセイ)の挿絵だったのか?(603)ロッキングチェアで本を読む猫(最後の読者) 2003年 ※しつこいようだが、もう1枚だけ猫の絵を。本日は、漫画原作者・城アラキさんによる連載エッセイ「男包丁」(2002~03年、週刊「漫画ゴラク」誌上)の第122回「『バカメディア』の行方」のために制作された作品。 猫は擬人化され、老眼鏡をかけて、パイプ煙草をくわえ、ロッキングチェアに座って本を読んでいる。誌面では「最後の読者」という言葉を添えて掲載された(下の画像ご参照)。 読書週間でもあったこの回のエッセイで城氏は、この100年間に生まれた新たなメディア(小説、新聞、テレビ、漫画、パソコン、インターネット、カメラ付き携帯等々)を振り返りながら、「登場した時は『便所の落書き』『電気紙芝居』などと笑われた」様々な”文化”も、「50年経つと権威になって、新しく登場するメディアを笑う」「文化は辺境より生まれ、中心に至って滅びる」と語る。 そして、結論として「脳の仕組みはメディアが進歩するスピードほどにはすばやく対応できない。だからこそ本を読め、いや一度は本に戻れ」と言う。 このエッセイが書かれた約20年前には、まだスマホやSNSはほとんど形がなかった。今はどうだ? 我々はメディアのとんでもない急激な「変化」に、嫌でも向き合わされている。いやはや、高齢者には厳しい時代になった。(604)かき氷屋さんの幟(のぼり) 1990年代前半 ※きょうは全国各地で「猛暑日」予報。本格的な夏がもうそこまで来ている。と言う訳で、きょうは「かき氷屋さんの幟」を描いた作品を(自著の切り絵技法書の「作例」として制作)。見た目だけでも涼し気な気分を味わって頂ければ幸い。ちなみに、この連載の第251回でも、同じ「かき氷屋の幟」をモチーフにしたカラー作品=毎日新聞の休刊日お知らせチラシのために制作=が登場している(下の画像ご参照)。(605)スイカの季節=3枚 1990年代前半 ※きょうも「夏」をテーマにした作品を3枚(これも切り絵技法書の「作例」として収録された)。個人的にはスイカは好きな果物のベスト3に入る。子どもの頃、京都の祖父母の家を真夏に訪れると、冷水を満たした盥(たらい)で冷やされたスイカが待っており、祖母が切り分けてくれるのが楽しみだった。昨今は、そんな光景を家庭で見ることはほとんどない。スイカが美味しい季節になると、幼い日々のそんな思い出がよみがえる。(606)夏の海へ 1990年代前半 ※きょうも各地で猛暑日予報。ということで、引き続き「夏」をテーマにした作品を。海にヨットで漕ぎ出そうとする男女。空には入道雲がむくむくと。半袖半パン姿で、帽子もかぶっていない。この数年の暑さでは、日焼けよりも熱中症にご用心と言うべきか。何の媒体のために制作されたのかは分からないが、自著の切り絵技法書の「作例」として収録されている。(607)アーティスティック・スイミング 1990年代前半 ※きょうも引き続き各地で猛暑日予報。電力不足とかで、テレビでは盛んに節電を呼びかけている。さて、「夏」をテーマにした一徹氏の作品ということで、きょうはアーティスティック・スイミング(かつてのシンクロナイズド・スイミング)。とは言え、描かれているのは男女3人。何のために制作したのかは伝わっていないが、画面上の白と黒とグレーの配分が絶妙だ。(608)水遊び 1990年代前半 ※3日連続で猛暑日予報。きょうも「夏」をテーマにした一徹氏の作品を。小さいジョウロを手に持ち、これから水遊びしようかという水着姿の幼い女の子。帽子をかぶった「後ろ姿」だけを描き、あとは「見る人の想像力に任せる」という得意の手法を使った1枚。シンプルだけれど、可愛さが伝わってくる。(609)マリン・スポーツ3題 1990年代前半 ※きょうも「夏」をテーマにした一徹氏の作品を。マリン・スポーツをテーマにした絵(水上スキー、ウインド・サーフィン、スキューバ・ダイビング)を集めてみた。いずれも自著の切り絵技法書の「夏の作例」として収録されたもの。(610)夏の子どもたち=4枚 1990年代前半 ※きょうも「夏」をテーマにした一徹氏の作品。子どもたちの生き生きとした姿&表情を。いずれも自著の切り絵技法書の「夏の作例」として収録された。(611)「夏」3題 1990年代前半 ※きょうも「夏」をテーマにした一徹氏の作品を。そろそろ蚊がぶんぶんと飛び始める季節だが、最近は煙の出ない蚊取り器が主流である。しかし個人的には、(変な人と思われるかもしれないが)蚊取り線香の煙や燃える匂いが好きで、蚊取り器は、やはりこのブタの形をしたものが一番だと思う。 そして、蚊取り器の側には団扇立て。田舎の一軒家で、縁側に蚊取り器を置き、寝転がって団扇で涼をとるなんて実に気持ちよさそうだが、都会ではそもそも縁側のある家が、なかなかない。夜、縁側で寝転がってうたた寝をしていたら、空に突然花火が…という妄想を抱いてしまった。花火の切り絵は、シンプルな白いラインだけで表現。1本、1本のカッティングが見事だ。(612)浴衣姿2題 2003年 ※浴衣姿の女性を描いた作品を2枚。いずれもマンガ原作者城アラキさんの連載エッセイ「男包丁」(2002年~2003年、週刊「漫画ゴラク」誌上)のための挿絵として制作された(実際の誌面では左の絵は「意地の夏」、右の絵は「美女爽涼」という言葉を添えて掲載された=コメント欄の画像ご参照)。後ろ姿や足元だけという描き方だが、一徹氏の手にかかれば女性の色香が十分伝わってくる。(613)外航客船=2枚 2003年 ※一徹氏が好んだモチーフの一つに「客船」がある。30年余に及ぶ画業の中でたびたび制作している(この連載の第3回、第187回、第301回、第482回ご参照)。これはおそらく、ほぼ同じ時期に制作された2枚(何の媒体で使用されたのかは不明)で、カクテルグラスと組み合わせたファンタジックな作品。煙突のけむりを、1枚目はスパッタリング(吹き付け)手法で「グレー」の紙で、2枚目では普通に「黒」で表現している。カクテルグラスの位置や、カモメの数なども微妙に違う。貴方はどちらの絵がお好み?(614)作家の机 1990年代半ば? ※「作家の机」というタイトルが付けられた作品だが、もちろん、畳に座布団、万年筆、文机とあれば、明治・大正期の作家机であろう(何の媒体で使用されたのかは分からない)。出版社の編集者の話では、今時、万年筆で手書きする作家はほとんどなく、通常はパソコンで仕上げた原稿を届けてくるという。「届ける」と書いたが、昨今は郵送・宅配便や手運びも少数派で、添付ファイルでメールで送る作家も多いという。さて、50年後はどうなっているだろうか。(615)兵庫県司法書士会館 2012年 ※兵庫県司法書士会の「会報ひょうご」の表紙絵=2012年12月号=のために依頼された描き下ろし作品。一徹氏はこの年の10月8日、東京都内の駅で脳内出血の疑いで救急搬送され、14日に天に召された。一徹氏がいつ頃この仕事を依頼され、いつ頃制作したのか、正確な記録はないが、おそらくは生前最後の時期の作品の一つであることは間違いない(当然、出来上がったこの会報の表紙=下の画像ご参照=を見ることもなかった)。(616)七夕の笹飾り 1990年代半ば? ※きょう7月7日は「七夕(たなばた)」。一徹氏の作品に七夕にちなんだものが何かないかと探したら、笹飾りの絵があったので紹介したい(自著の切り絵技法書に「作例」として収録されている)。七夕は、織姫=こと座の1等星「ベガ」=と、牽牛(和名では「彦星」)=わし座の1等星「アルタイル」=が天の川を渡って、1年に1度だけ出会える夜とされる。短冊に願い事を書いて笹竹に飾り付ければ、願いが叶うと言われる。かつては、旧暦の7月7日(新暦では8月のどこか)の行事だったという。せっかくなので、Wikipedia日本語版などを参考にしながら少しウンチクを。 「七夕」伝説は、中国・漢の時代に遡り、現在でも日本や韓国、ベトナムなどアジア圏に広く伝わる祭り=行事である。中国では唐の玄宗皇帝の頃、盛んになったという。日本には奈良時代に伝わったが、当初は貴族の文化だった。奈良時代末期に成立した歌集「萬葉集」には「たなばたの今夜あひなばつねのごと明日をへだてて年は長けむ」など、七夕にまつわる歌も登場する。 「たなばた」の語源は諸説あるが、江戸期の文献には、牽牛、織姫の二星にちなむ「種物(たなつもの)」「機物(はたつもの)」という言葉が由来と伝えるものも。この二星は、それぞれ「農耕作」「蚕織・手芸」をつかさどる星であり、二星が出会うこの夜は技芸上達の願いが叶うとされ、江戸時代には「願掛け」として一般庶民にも広がったという。ちなみに、国立天文台のHPには、ベガとアルタイルの間は、14.4光年もの距離があるので、「1年に1度出会えるなどはあり得ない」という夢を壊すような話が紹介されていた。(617)朝 顔(3態) 1990年代前半~半ば ※夏の花と言えば、いろいろあるが、朝顔(アサガオ)もその一つだろう。と言う訳で、きょうは一徹氏の残した作品の中から、3つの朝顔の姿を紹介する。なお、この連載では過去5回、朝顔が登場している(第33回、34回、247回、272回、466回)が、今回紹介したうちの2枚目は第466回の原画と思われる。(618)花 嫁 1990年代後半 ※作家・小川竜生氏(1952~2003)の小説「極道ソクラテス」(小説「宝石」<光文社刊>誌上、1996~99年頃連載)の挿絵として制作された作品。後ろ姿で描くのは一徹氏のお得意の手法。「ピュアな白」を強調するために、「SOKCRATES」の文字以外は、あえて白い紙だけで切って表現している。(619)ニューヨークで出会った男たち(3枚) 1990年頃 ※1980年代から90年代前半にかけて、一徹氏は大好きなニューヨークをたびたび訪れ、そこで出会った人々をよく切り絵のモチーフにした。まだこの頃は、「1枚の黒い紙だけで、どれだけ自分が求めるような表現ができるか」に挑んでいたが、その後、「表現の限界」も感じて、黒と白の2種類の紙を巧みに使い分ける手法に転じた。(620)米国、1950~60年代の記憶(3枚) 1990年代後半? ※絵柄からみると、おそらくは1950~60年代頃の米国の街角。郊外のレストラン・バー、モーテル、カフェなどを描いた作品。店の前にとまるクラシックな車は、当時としては最新型だったのだろう。この3枚は、何の媒体のために制作したのかは不明だが、ほぼ同じ時期に、同じ仕事の一環としてつくられたと思われる。一徹氏が初めて米国を訪れた1980年代でも、田舎(郊外)へ行けばこんな光景は珍しくなかったのかもしれない(さすがに車はもう少し新しいタイプだったろうが…)。◆故・成田一徹氏の切り絵など作品の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします(著作権侵害に対する刑罰は、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金という結構重いものです)。※「ITTETSU GALLERY:もうひとつの成田一徹」過去分は、こちらへ★過去の総集編ページをご覧になりたい方は、こちらへ。【Office Ittetsuからのお願い】成田一徹が残したバー以外のジャンルの切り絵について、近い将来「作品集」の刊行を計画しております。もしこの企画に乗ってくださる出版社がございましたら、arkwez@gmail.com までご連絡ください。・こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2022/07/12
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成田一徹・バー切り絵作品集 『NARITA ITTETSU to the BAR』 完全改訂増補版 発刊記念! ITTETSU Gallery:もう一つの成田一徹(621) 村山由佳さんのエッセイのために 2011年 ※作家・村山由佳さんのエッセイ(雑誌「あんしんLife」掲載)のための挿絵として依頼された作品。残念ながら、エッセイの内容は不明なため、この絵(ピアノと女性)が何を意味しているかは分からない。◆故・成田一徹氏の切り絵など作品の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします(著作権侵害に対する刑罰は、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金という結構重いものです)。※「ITTETSU GALLERY:もうひとつの成田一徹」過去分は、こちらへ★こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2022/07/12
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成田一徹・バー切り絵作品集 『NARITA ITTETSU to the BAR』 完全改訂増補版 発刊記念! ITTETSU Gallery:もう一つの成田一徹(620) 米国、1950~60年代の記憶(3枚) 1990年代後半? ※絵柄からみると、おそらくは1950~60年代頃の米国の街角。郊外のレストラン・バー、モーテル、カフェなどを描いた作品。店の前にとまるクラシックな車は、当時としては最新型だったのだろう。この3枚は、何の媒体のために制作したのかは不明だが、ほぼ同じ時期に、同じ仕事の一環としてつくられたと思われる。 一徹氏が初めて米国を訪れた1980年代でも、田舎(郊外)へ行けばこんな光景は珍しくなかったのかもしれない(さすがに車はもう少し新しいタイプだったろうが…)。◆故・成田一徹氏の切り絵など作品の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします(著作権侵害に対する刑罰は、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金という結構重いものです)。※「ITTETSU GALLERY:もうひとつの成田一徹」過去分は、こちらへ★こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2022/07/11
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成田一徹・バー切り絵作品集 『NARITA ITTETSU to the BAR』 完全改訂増補版 発刊記念! ITTETSU Gallery:もう一つの成田一徹(619) ニューヨークで出会った男たち(3枚) 1990年頃 ※1980年代から90年代前半にかけて、一徹氏は大好きなニューヨークをたびたび訪れ、そこで出会った人々をよく切り絵のモチーフにした。まだこの頃は、「1枚の黒い紙だけで、どれだけ自分が求めるような表現ができるか」に挑んでいたが、その後、「表現の限界」も感じて、黒と白の2種類の紙を巧みに使い分ける手法に転じた。◆故・成田一徹氏の切り絵など作品の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします(著作権侵害に対する刑罰は、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金という結構重いものです)。※「ITTETSU GALLERY:もうひとつの成田一徹」過去分は、こちらへ★こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2022/07/10
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バーUKは本日9日(土)、通常通り(午後2時~7時半<ご入店は7時まで>)で営業致します。Today( July 9th )the bar UK is open from 2:00 to 7:30 pm.
2022/07/09
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成田一徹・バー切り絵作品集 『NARITA ITTETSU to the BAR』 完全改訂増補版 発刊記念! ITTETSU Gallery:もう一つの成田一徹(618) 花 嫁 1990年代後半 ※作家・小川竜生氏(1952~2003)の小説「極道ソクラテス」(小説「宝石」<光文社刊>誌上、1996~99年頃連載)の挿絵として制作された作品。後ろ姿で描くのは一徹氏のお得意の手法。「ピュアな白」を強調するために、「SOKCRATES」の文字以外は、あえて白い紙だけで切って表現している。◆故・成田一徹氏の切り絵など作品の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします(著作権侵害に対する刑罰は、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金という結構重いものです)。※「ITTETSU GALLERY:もうひとつの成田一徹」過去分は、こちらへ★こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2022/07/09
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成田一徹・バー切り絵作品集 『NARITA ITTETSU to the BAR』 完全改訂増補版 発刊記念! ITTETSU Gallery:もう一つの成田一徹(617) 朝顔(3態) 1990年代前半~半ば ※夏の花と言えば、いろいろあるが、朝顔(アサガオ)もその一つだろう。と言う訳で、きょうは一徹氏の残した作品の中から、3つの朝顔の姿を紹介する。なお、この連載では過去5回、朝顔が登場している(第33回、34回、247回、272回、466回)が、今回紹介したうちの2枚目は第466回の原画と思われる。◆故・成田一徹氏の切り絵など作品の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします(著作権侵害に対する刑罰は、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金という結構重いものです)。※「ITTETSU GALLERY:もうひとつの成田一徹」過去分は、こちらへ★こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2022/07/08
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成田一徹・バー切り絵作品集 『NARITA ITTETSU to the BAR』 完全改訂増補版 発刊記念! ITTETSU Gallery:もう一つの成田一徹(616) 七夕の笹飾り==2枚 1990年代半ば? ※きょう7月7日は「七夕(たなばた)」。一徹氏の作品に七夕にちなんだものが何かないかと探したら、笹飾りの絵があったので紹介したい(自著の切り絵技法書に「作例」として収録されている)。 七夕は、織姫=こと座の1等星「ベガ」=と、牽牛(和名では「彦星」)=わし座の1等星「アルタイル」=が天の川を渡って、1年に1度だけ出会える夜とされる。短冊に願い事を書いて笹竹に飾り付ければ、願いが叶うと言われる。かつては、旧暦の7月7日(新暦では8月のどこか)の行事だったという。せっかくなので、Wikipedia日本語版などを参考にしながら少しウンチクを。 「七夕」伝説は、中国・漢の時代に遡り、現在でも日本や韓国、ベトナムなどアジア圏に広く伝わる祭り=行事である。中国では唐の玄宗皇帝の頃、盛んになったという。 日本には奈良時代に伝わったが、当初は貴族の文化だった。奈良時代末期に成立した歌集「萬葉集」には「たなばたの今夜あひなばつねのごと明日をへだてて年は長けむ」など、七夕にまつわる歌も登場する。 「たなばた」の語源は諸説あるが、江戸期の文献には、牽牛、織姫の二星にちなむ「種物(たなつもの)」「機物(はたつもの)」という言葉が由来と伝えるものも。この二星は、それぞれ「農耕作」「蚕織・手芸」をつかさどる星であり、二星が出会うこの夜は技芸上達の願いが叶うとされ、江戸時代には「願掛け」として一般庶民にも広がったという。 ちなみに、国立天文台のHPには、ベガとアルタイルの間は、14.4光年もの距離があるので、「1年に1度出会えるなどはあり得ない」という夢を壊すような話が紹介されていた。◆故・成田一徹氏の切り絵など作品の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします(著作権侵害に対する刑罰は、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金という結構重いものです)。※「ITTETSU GALLERY:もうひとつの成田一徹」過去分は、こちらへ★こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2022/07/07
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成田一徹・バー切り絵作品集 『NARITA ITTETSU to the BAR』 完全改訂増補版 発刊記念! ITTETSU Gallery:もう一つの成田一徹(615) 兵庫県司法書士会館 2012年 ※兵庫県司法書士会の「会報ひょうご」の表紙絵=2012年12月号=のために依頼された描き下ろし作品。一徹氏はこの年の10月8日、東京都内の駅で脳内出血の疑いで救急搬送され、14日に天に召された。一徹氏がいつ頃この仕事を依頼され、いつ頃制作したのか、正確な記録はないが、おそらくは生前最後の時期の作品の一つであることは間違いない(当然、出来上がったこの会報の表紙=下の画像ご参照=を見ることもなかった)。◆故・成田一徹氏の切り絵など作品の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします(著作権侵害に対する刑罰は、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金という結構重いものです)。※「ITTETSU GALLERY:もうひとつの成田一徹」過去分は、こちらへ★こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2022/07/06
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WEBマガジン「リカル(LIQUL)」連載 【カクテル・ヒストリア第22回】 エイダからシャノンへーー受け継がれる魂 ◆スタートはフラワー・ショップ、28歳で抜擢エイダ・コールマン(Ada Coleman 1875–1966)=写真左下=と聞いて、すぐに誰かと分かる方はバー業界でも少ないだろう。ロンドンのサヴォイ・ホテルで23年間バーテンダーを務め、女性として初めてチーフ・バーテンダーに就いた人である。1898年、23歳のコールマンは、サヴォイ・グループのあるホテル内のフラワー・ショップでそのキャリアをスタートさせた。その後、1900年頃、同じ系列のクラリッジ・ホテルのバーに移る。そこで酒類やカクテルの知識、バーテンディングの基礎を教わったコールマンは、バーテンダーとしての才能を徐々に開花し始める。実は、コールマンがバーで働き始めた20世紀初頭、ロンドンのホテルバーで働く人間の半分弱は女性だった。とくに商人や工場労働者等の若い子女が目立っていた。彼女たちは「バーテンダー」ではなく、「バーメイド」と呼ばれた。長時間労働にも関わらず、彼女たちにとっては、バーは「他の仕事よりも単調でなく、収入も良い」職業だった。一方で当時、女性の職業として「バーの仕事は肉体的、道徳的によくない」という考えもあって、女性を排除する動きもあったが、コールマンのバーテンダーとしての才能を見込んだサヴォイ・ホテルグループのオーナー、ルパート・オイリーは1903年、いきなりサヴォイ・ホテル「アメリカン・バー」のチーフ・バーテンダーに抜擢した。このときコールマンは28歳。バーの顧客には、マーク・トウェイン、マレーネ・ディートリヒ、チャーリー・チャップリンというセレブもいたが、彼女は誰からも厚い信頼を得て、「コーリー」という愛称で呼ばれた。 ◆現代でも人気を誇る「ハンキー・パンキー」コールマンが生み出したオリジナル・カクテルで一番有名なのは、ハンキー・パンキー(Hanky Panky)だろう。ハンキー・パンキーはジン、ドライ・ベルモット、フェルネット・ブランカというシンプルな材料でつくられるカクテル(詳しいレシピは本文末尾で紹介)。21世紀の現在でも、世界のバーでよく飲まれているカクテルベスト50の常連である(Drink Internationalの調査ほか)(写真右=開業当時のサヴォイ・ホテルを描いた版画)。誕生のきっかけは、サヴォイの顧客でもあった、コメディー俳優チャールズ・ホートリーの注文だった。ある時、ホートリーが「コーリー、私は疲れてるんだ。少しパンチのあるものをつくってくれ」と頼んだ。コールマンが提供した新しいカクテルを口にしたホートリーはこう叫んだという。「これは本当のハンキー・パンキー(当時の英国では「手品」「魔法」との意味の俗語)だ!」。ちなみに、アメリカン・バーには、コールマンの前にルース・バージェスという女性が働いていた。なのでコールマンは2人目の女性だった。しかし、2人はそう仲は良くなかったようだ。当時の関係者の証言によれば、コールマンはある時、バージェスに人気のある飲み物のレシピを聞かれた際、教えることを断った。このため、2人の女性は互いほとんど話すことなく、在職中はずっと別々のシフトで働いたという逸話も伝わっている。 ◆米国からの顧客のクレームが遠因で1925年、サヴォイ・ホテルは突然、コールマンとバージェスのバーからの引退を発表した。引退は本人からの申し出ではなく、顧客からのクレームが遠因である。禁酒法施行に伴い、アルコールに飢えた米国人客が増えたが、女性の社会進出に対して保守的な彼らは「バーは女性が働くにはふさわしくない」とコールマンのカクテルやその存在を敬遠するようになった。そして、そうしたクレームに負けたホテル・オーナーが彼女たちを排除してしまったのだ(写真左=エイダ・コールマンのオリジナル・カクテル「Hanky Panky」)。コールマンの後任に座ったのは、米国から帰国し、すでに1921年からアメリカン・バーで働いていた、かのハリー・クラドックだった。クラドックがコールマンに対して、どのような評価や思いを抱いていたのかを伝える記録は残っていない。しかし、その後出版した『サヴォイ・カクテルブック』でも「ハンキー・パンキー」を収録したことからも、彼女への敬意は忘れていなかったはずだ。バーを去ったコールマンのその後は、詳しくは伝わっていない。サヴォイ・ホテルのフラワー・ショップで再び働いていたという話もあるが、それは作り話だという説もある。晩年は別のホテルのクローク・スタッフとして働いていたが、1966年に91歳で亡くなった。 ◆119年ぶり2人目の女性チーフが誕生2016年、米国のカクテルやお酒の専門サイト「Liquor.com」はコールマンをカクテル史上最も重要な9人のバーテンダーの1人として選んだ。そして、2021年、素晴らしいニュースがサヴォイ・ホテルから届いた。「アメリカン・バー」の第13代目のチーフ・バーテンダーに、シャノン・ティーベイ(Shannon Tebay)=写真右((C)サヴォイホテル公式HPから)=という米国人女性を迎えると発表したのだ。女性がチーフになるのは119年ぶり、米国人がチーフになるのはもちろん初めてという。ニュー・メキシコ州出身のティーベイは、アートを学ぶために滞在していたニューヨークのバーでカクテルと出合い、そのクリエイティブな面白さを知り、バーテンダーの道を歩むことになった。そして、マンハッタンにある有名店でミクソロジストとしての腕を磨いてきた。ティーベイは就任に際してのあるメディアとのインタビューで、「もし誰かにカクテルをつくるなら、誰につくってみたいですか?」と尋ねられ、こう答えた。「エイダ・コールマンです。私はたまたま2人目のチーフ・バーテンダーに選ばれただけ。エイダにカクテルをつくれるならとても名誉なことですし、私たちは話したいことがいっぱいあると思う」。ティーベイにとっても、やはりコールマンは特別な存在だったのだろう。多彩な経歴を持つティーベイが、「アメリカン・バー」にどんな歴史を創っていってくれるのか、楽しみで仕方がない。【ハンキー・パンキー(Hanky Panky)】ドライ・ジン(Dry Gin)30ml、スイート・ベルモット(Sweet Vermouth)30ml、フェルネット・ブランカ(Fernet-Branca)2dash、オレンジ・ピール(Orange Peel)、シェイクしてカクテルグラスに。・WEBマガジン「リカル(LIQUL)」上での連載をご覧になりたい方は、こちらへ・連載「カクテル・ヒストリア」過去分は、こちらへ
2022/07/05
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成田一徹・バー切り絵作品集 『NARITA ITTETSU to the BAR』 完全改訂増補版 発刊記念! ITTETSU Gallery:もう一つの成田一徹(614) 作家の机 1990年代半ば? ※「作家の机」というタイトルが付けられた作品だが、もちろん、畳に座布団、万年筆、文机とあれば、明治・大正期の作家机であろう(何の媒体で使用されたのかは分からない)。出版社の編集者の話では、今時、万年筆で手書きする作家はほとんどなく、通常はパソコンで仕上げた原稿を届けてくるという。「届ける」と書いたが、昨今は郵送・宅配便や手運びも少数派で、添付ファイルでメールで送る作家も多いという。さて、50年後はどうなっているだろうか。【お願い】もし何の作品(小説またはエッセイ等)の挿絵として制作されたのか、ご存知の方(または何か手掛かりをお持ちの方)はご教示くださいませ。→ arkwez@gmail.com まで。◆故・成田一徹氏の切り絵など作品の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします(著作権侵害に対する刑罰は、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金という結構重いものです)。※「ITTETSU GALLERY:もうひとつの成田一徹」過去分は、こちらへ★こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2022/07/05
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成田一徹・バー切り絵作品集 『NARITA ITTETSU to the BAR』 完全改訂増補版 発刊記念! ITTETSU Gallery:もう一つの成田一徹(613) 外航客船=2枚 2003年 ※一徹氏が好んだモチーフの一つに「客船」がある。30年余に及ぶ画業の中でたびたび制作している(この連載の第3回、第187回、第301回、第482回ご参照)。これはおそらく、ほぼ同じ時期に制作された2枚(何の媒体で使用されたのかは不明)で、カクテルグラスと組み合わせたファンタジックな作品。煙突のけむりを、1枚目はスパッタリング(吹き付け)手法で「グレー」の紙で、2枚目では普通に「黒」で表現している。カクテルグラスの位置や、カモメの数なども微妙に違う。貴方はどちらの絵がお好み?◆故・成田一徹氏の切り絵など作品の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします(著作権侵害に対する刑罰は、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金という結構重いものです)。※「ITTETSU GALLERY:もうひとつの成田一徹」過去分は、こちらへ★こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2022/07/04
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成田一徹・バー切り絵作品集 『NARITA ITTETSU to the BAR』 完全改訂増補版 発刊記念! ITTETSU Gallery:もう一つの成田一徹(612) 浴衣姿2題 2003年 ※浴衣姿の女性を描いた作品を2枚。いずれもマンガ原作者城アラキさんの連載エッセイ「男包丁」(2002年~2003年、週刊「漫画ゴラク」誌上)のための挿絵として制作された(実際の誌面では左の絵は「意地の夏」、右の絵は「美女爽涼」という言葉を添えて掲載された=コメント欄の画像ご参照)。後ろ姿や足元だけという描き方だが、一徹氏の手にかかれば女性の色香が十分伝わってくる。◆故・成田一徹氏の切り絵など作品の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします(著作権侵害に対する刑罰は、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金という結構重いものです)。※「ITTETSU GALLERY:もうひとつの成田一徹」過去分は、こちらへ★こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2022/07/03
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成田一徹・バー切り絵作品集 『NARITA ITTETSU to the BAR』 完全改訂増補版 発刊記念! ITTETSU Gallery:もう一つの成田一徹(611) 「夏」3題 1990年代前半 ※きょうも「夏」をテーマにした一徹氏の作品を。そろそろ蚊がぶんぶんと飛び始める季節だが、最近は煙の出ない蚊取り器が主流である。しかし個人的には、(変な人と思われるかもしれないが)蚊取り線香の煙や燃える匂いが好きで、蚊取り器は、やはりこのブタの形をしたものが一番だと思う。 そして、蚊取り器の側には団扇立て。田舎の一軒家で、縁側に蚊取り器を置き、寝転がって団扇で涼をとるなんて実に気持ちよさそうだが、都会ではそもそも縁側のある家が、なかなかない。夜、縁側で寝転がってうたた寝をしていたら、空に突然花火が…という妄想を抱いてしまった。花火の切り絵は、シンプルな白いラインだけで表現。1本、1本のカッティングが見事だ。◆故・成田一徹氏の切り絵など作品の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします(著作権侵害に対する刑罰は、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金という結構重いものです)。※「ITTETSU GALLERY:もうひとつの成田一徹」過去分は、こちらへ★こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2022/07/02
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私がとても尊敬している、大好きなバーテンダー、中垣繁幸さん(岐阜「バロッサ・コクテリエ」)が、自らの蒸留所の立ち上げ&クラフト・カクテルの商品化(瓶や缶入りの形で)という壮大なチャレンジをスタートさせました。その成功を願い、私も応援したいと思ってささやかな額ですが、クラウドファンディングに応募させて頂きました! クラファン初日(6月30日)だけで目標額(250万円)をクリアし、7月1日午後11時現在、目標を大きく上回る約530万円が集まっています!ほんと凄い勢いです!これだけ多くの「支援」が初日で集まったのは、中垣さんの誠実で謙虚で、誰からも愛される人柄が故と、私は強く信じています。 2日間で目標額の2倍以上が集まったのは素晴らしいことですが、蒸留所を立ち上げ、事業を安定軌道に乗せるまでには、おそらく、これからまだまだ本当に多くの費用がかかるはずです。クラファン終了までまだ50日(8月21日まで)あります。引き続き、皆様の応援をよろしくお願い致しまーす! ★クラウドファンディングのページは、こちらへ。【おことわり&感謝!】写真は、クラウドファンディングのページからお借り<引用>しました。
2022/07/01
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先般DVD化された映画「YUKIGUNI」が、このたびアマゾンでも定価販売されるようになりました。 なお、バーUKでは残りわずかですが、このDVDをお得な15%OFFの¥5500で販売しております(特別に映画のパンフレット&特製ポストカード付き)。なくなり次第終了です。ご購入ご希望の方はお早めにお求めください。
2022/07/01
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成田一徹・バー切り絵作品集 『NARITA ITTETSU to the BAR』 完全改訂増補版 発刊記念! ITTETSU Gallery:もう一つの成田一徹(610) 夏の子どもたち=4枚 1990年代前半 ※きょうも「夏」をテーマにした一徹氏の作品。子どもたちの生き生きとした姿&表情を。いずれも自著の切り絵技法書の「夏の作例」として収録された。◆故・成田一徹氏の切り絵など作品の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします(著作権侵害に対する刑罰は、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金という結構重いものです)。※「ITTETSU GALLERY:もうひとつの成田一徹」過去分は、こちらへ★こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2022/07/01
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