Bar UK Official HP & Blog(酒とPianoとエトセトラ)since 2004.11.

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2006/02/28
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カテゴリ: ガーデニング
 家の外構(外回り)にある小さな箱庭のコニファーやシーダー・クレスト(常緑の針葉樹)が成長しすぎて、剪定などの手入れが大変になってきた。

 高さが2m以上に育ってしまうと、6段くらいの脚立に乗らなければ剪定できない。それも樹勢がとてもいいために、枝葉が多く、アプリコット・ネクター手作業だと時間がかかるので電動バリカンでやるが、これが結構疲れるし、危ない作業になる。

 そんな訳で、約10年ぶりにこの箱庭を、思い切って模様替えすることにした。余り高く伸びる樹種はもうこりごりなので、あれこれ考えてバラを植えようということになった。

 造園もやってる近所のガーデン・ショップ(植木屋さん)に相談して、一切合切をお願いすることにしたが、天気がいまいちの日が続き、植え替えは2度延期になった。芳純

 そして、ようやく植え替え当日。高さ約2.5m、直径が20cm近くに育った樹を引き抜くのはそう簡単ではない。根が相当しっかり張っているので、無理にクレーンで引き抜くと、外構のレンガ積みが壊れる恐れがあるという。

 結局、電動ノコギリで枝葉を切って、切って、切って、高さが30cmくらいになるまで短くして、後は職人さんが2人がかりで、手作業で引き抜いていた。ブルームーン大きく育った樹を切るのは若干しのびなかったが、きっと新たな苗木(挿し木)の母木にでも活用されて、第二の「人生」を歩んでくれると信じたい。

 さて、1日目。コニファーとシーダー・クレストを抜いた職人さんは、土をバラ用のものにすべて入れ替えて、アイスバーグ

 そして、翌日我が家が選んだ品種は、 写真(左上から時計回りに、アプリコット・ネクター、芳純、アイスバーグ、金閣、テキーラ、ブルームーン) の6つ。まだ高さ20cmほどの、花も葉もまったくない、ただの苗木だが、晩秋には1.5mくらいに育ち、この写真のように花が咲くという。ホントかなぁ?

 植木屋さんは、「バラは結構マニアがいて、植えたばかり苗木は根こそぎ盗まれることが多いから、テキーラ(大きくなるまでは)苗木をチェーンにつないでカギをかけておいた方がいいですよ」と言って、帰って行った。

 箱庭は公道に面している。見た目に無粋なことはあまりしたくないのだが、そう言われたからには心配になる。近所のホームセンターでチェーン(土に合うようにカラーは茶色に)と鍵を買ってきて、6本の苗木を結んだ(チェーンはもちろん、ある程度の大きさに育てば、外せるのだが…)金閣

 「花泥棒」なんて、あまり聞きたくない嫌な言葉だが、比較的治安がいいとされる我が家周辺でも、現実には花泥棒はいる。そして一度盗んだ家には、またやって来るという。他人の花を盗んで育てるなんて、そんなあさましい心の人間には、花を育てる資格はないと思うのだが…。

 植木屋さんは、台風シーズン前の支柱立てや、来年1月頃にする剪定の仕方も指導してくれるという。近所にこういう親切な植木屋さんを持っていると、素人にはほんとに頼りになる。

 バラはとてもデリケートな花。害虫も付きやすく、育てるのは結構大変だという。それは覚悟している。でも、難しいからこそ挑戦してみたい(僕のジャズピアノと同じかも…)。花がいっぱい咲く日が、今から楽しみだ。

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Last updated  2006/02/28 01:33:21 AM
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kopn0822 @ 1929年当時のカポネの年収 (1929年当時) 1ドル=2.5円 10ドル=25円 10…
汪(ワン) @ Re:Bar UK写真日記(74)/3月16日(金)(03/16) お久しぶりです。 お身体は引き続き大切に…

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