Bar UK Official HP & Blog(酒とPianoとエトセトラ)since 2004.11.

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2022/03/26
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カテゴリ: ITTETSU GALLERY
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 ITTETSU GALLERY:もう一つの成田一徹(501)~(520)

 バー・シーンを描いた切り絵で有名な成田一徹(1949~2012)ですが、実は、バー以外をテーマにした幅広いジャンルの切り絵も、数多く手掛けています。花、鳥、動物、職人の仕事、街の風景、庶民の暮らし、歴史、時代物(江戸情緒など)、歴史上の人物、伝統行事・習俗、生まれ故郷の神戸、小説やエッセイの挿絵、切り絵教則本のためのお手本等々。

 今回、バー・シーンとは一味違った「一徹アート」の魅力を、一人でも多くの皆さんに知ってもらいたいと願って、膨大な作品群のなかから、厳選した逸品を1点ずつ紹介していこうと思います(※一部、バー関係をテーマにした作品も含まれますが、ご了承ください)。
※故・成田一徹氏の切り絵など作品の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします。


(501)作品名不詳の挿絵<3>   1980年代後半
 ※一昨年(2020年)の10月からスタートした「ITTETSU GALLERY」も500回を超えた。世界中の沢山の人たちに見てもらいたい、素晴らしい作品がある限り連載は続く。昨日に続き一徹氏の残した小説やエッセイの挿絵(切り絵)で、「作品名もなく、何の作品のために(何の媒体のために)制作したのか不詳のもの」を紹介する。
 シルエットで描かれた外国人女性の横顔、向こうにはバスが見える。バックは、セピア色の顔料を使ったスパッタリング(吹き付け)技法で仕上げている。おそらくは海外のミステリー系の小説の挿絵として制作されたのだろう。落款のスタイルからして、デビュー(1988年)直後(あるいは直前)の作品と思われる。









(502)立ち雛(3種)   1990年代
 ※きょう3月3日は雛(ひな)祭り。なので、「作品名不詳の挿絵」シリーズは少しお休み。一徹氏の残した切り絵作品の中に雛祭りがらみのものはないかと探したら、こんな立ち雛を描いたものが3枚確認できた。1枚目は落款があるので、おそらく誰かのエッセイの挿絵として制作されたと思われる。2、3枚目は自著の切り絵技法書(複数)の「作例」として収録された。





(503)作品名不詳の挿絵<4>   1990年代前半
 ※再び、「作品名不詳の挿絵」シリーズに戻る。この作品にも、スパッタリング(吹き付け)技法が男の後ろ姿に使われている。シルエットで描かれ、驚きで髪が逆立っている。下には、古城のような景色。おそらくは、これも海外のミステリー系の小説の挿絵として制作されたのだろう。
 一昨年(2020年)の10月からスタートした「ITTETSU GALLERY」も500回を超えた。世界中の沢山の人たちに見てもらいたい、素晴らしい作品がある限り連載は続く。当分の間、一徹氏の残した小説やエッセイの挿絵の中から、「作品名もなく、何の文芸作品のために(&何の媒体のために)制作したのか不詳のもの」を紹介していきたい。





(504)作品名不詳の挿絵<5>   1990年代前半
 ※「作品名不詳の挿絵」を紹介するシリーズ。本日もシルエットを使った作品。ビルを背にする男。手には拳銃が…。おそらくは、これも海外のミステリー系の小説の挿絵として制作されたのだろう。





(505)作品名不詳の挿絵<6>   1990年代前半
 ※「作品名不詳の挿絵」を紹介するシリーズ。本日もシルエットを使った作品。昨日の男性も拳銃を持っていたが、きょうは年配?の女性が真正面を見据えて拳銃を向けている。これも、間違いなく海外のミステリー系の小説の挿絵として制作されたものだろう。





(506)啓蟄(けいちつ)   1990年代後半
 ※2日遅れになってしまったが、3月5日は、二十四節気の「啓蟄(けいちつ)」。春の暖かさを感じて、冬ごもりをしていた虫たちが動き始める日のことをこう言う(「作品名不詳の挿絵」を紹介するシリーズはきょうはお休みです)。これも、(小説の挿絵ではないが)何の媒体のために制作したのかは不詳な作品。一徹氏は、落ち葉の中から動き出すテントウムシを描き、見上げた上からは陽光がふり注ぎ、春の風物詩ツクシの姿も。絵の中にわざわざ「KEICHITSU」という文字まで入れているのが面白い。





(507)作品名不詳の挿絵<7>  1990年代後半
 ※何の媒体のために、何という小説のための挿絵なのか不明な作品を紹介するシリーズに戻る。今回は高層ビル街を歩くコート姿の男。手にはアタッシュケースと新聞。舗道の蒸気口からは白い湯気が上がっていることから、場所はニューヨーク・マンハッタンだろうか。これも、おそらくは海外のミステリー系小説の挿絵として制作された作品だろう。





(508)作品名不詳の挿絵<8>  1990年代後半
 ※何の媒体のために、何という小説のための挿絵なのか不明な作品を紹介するシリーズ。今回はシルエットで描かれた女性の立ち姿。落款も付いており、おそらくは海外のミステリー系小説の挿絵として制作された作品だろう。





(509)作品名不詳の挿絵<9>  1990年代前半
 ※何の媒体のために、何という小説のための挿絵なのか不明な作品を紹介するシリーズ。悪漢に追われる男というシーン。今回の作品も落款が付いており、小説の挿絵として制作され、実際に掲載された作品だろう。





(510)作品名不詳の挿絵<10>  1990年代前半?
 ※何の媒体のために、何という小説のための挿絵なのか不明な作品を紹介するシリーズ。今回は、ミステリアスな雰囲気が漂う、髪の長い女性の横顔。これもおそらくは、小説の挿絵として制作されたのだろう。





(511)作品名不詳の挿絵<11>  1990年代半ば?
 ※何の媒体のために、何という小説のための挿絵なのか不明な作品を紹介するシリーズ。今回は、スパッタリング(吹き付け)技法も駆使した、少しおどろおどろしい絵柄。切り立った断崖を登ろうとしている半裸の男。何かに追われているかのような雰囲気。落款もあり、海外のミステリー系小説の挿絵として制作されたものだろう。





(512)作品名不詳の挿絵<12>  1990年代前半
 ※何の媒体のために、何という小説のための挿絵なのか不明な作品を紹介するシリーズ。今回は、珍しくスクリーントーンを多用した、少しシュールな作品。絡み合う3つの歯車。その一つを登る男が後ろ姿で描かれている。海外のSF系小説の挿絵として制作されたものではないかと思われる。





(513)作品名不詳の挿絵<13>  1990年代半ば?
 ※何の媒体のために、何という小説のための挿絵なのか不明な作品を紹介するシリーズ。今回は、お下げ髪の少女の姿。名前を呼びかけたら、こちらを振り向いて…という雰囲気。どこか怒っているような表情にも見えるのは、気のせいか? おそらくは、日本人作家の小説の挿絵として制作されたと思われる。





(514)作品名不詳の挿絵<14>  1980年代後半?
 ※何の媒体のために、何という小説のための挿絵なのか不明な作品を紹介するシリーズ。今回は、スパッタリング(吹き付け)技法も使った、かなり初期の作品。手にスコップ、背中にシャベルを担いだ男の後ろ姿。なぜか、カウボーイ・ハットをかぶっている。そして、向こうに見える楼閣は高床式。さて、これは何を意味する構図だろうか?(画質の粗さは印刷媒体からのスキャニングのせいです。ご容赦を!)。





(515)作品名不詳の挿絵<15>  1990年代半ば?
 ※何の媒体のために、何という小説のための挿絵なのか不明な作品を紹介するシリーズ。今回も不思議な図柄。両家のお見合いみたいなシーンだが、なぜか、手前の男性側の席には(父親代わりの?)猫が一緒に座っている(笑)。さて、どういう小説(or エッセイ)の場面なのだろうか…?





(516)作品名不詳の挿絵<16>  1990年代前半
 ※何の媒体のために、何という小説のための挿絵なのか不明な作品を紹介するシリーズ。「No more milk until further notice(さらなる指示があるまではミルクはダメ)」と書かれたメモ用紙と1個の茶碗。今回の図柄も、何を意味するかは、どういう小説のために制作したのかが分からなければ不明だ。おそらくはミステリー系小説の挿絵だったのではと思うのだが…。





(517)作品名不詳の挿絵<17>  1990年代前半?
 ※何の媒体のために、何という小説のための挿絵なのか不明な作品を紹介するシリーズ。外国人風の男の横顔の一部。そしてその背後に様々な恐竜が描かれているという不思議な絵。これも、おそらくは海外のミステリー系小説の挿絵として制作されたと思われる。





(518)作品名不詳の挿絵<18>  1980年代後半
 ※何の媒体のために、何という小説のための挿絵なのか不明な作品を紹介するシリーズ。画面を斜めに遮る黒いエリア。そこに、一眼レフカメラをこちらに構える男。「Tohru」という落款からは、正式なプロデビュー(1988年)の「前後」の作品ということが分かる。これも、おそらくは海外のミステリー系小説の挿絵として制作されたと思われる(※一徹氏はデビュー前から「ミステリマガジン」=早川書房刊=から時々挿絵の仕事を受けていた)。





(519)作品名不詳の挿絵<19>  1990年代前半?
 ※何の媒体のために、何という小説のための挿絵なのか不明な作品を紹介するシリーズ。街なかの公衆電話で、外国人女性が何やら楽しげに話している。「New York Telephone」という表示が見えるので、場所はおそらくはニューヨーク市内だろう。これも図柄から見て、おそらくは海外のミステリー系小説の挿絵として制作されたと思われる。





(520)作品名不詳の挿絵<20>  1990年代後半?
 ※何の媒体のために、何という小説のための挿絵なのか不明な作品を紹介するシリーズ。立食パーティーか何かの情景。少しラフな格好をした給仕責任者(店主?)らしき男性が、ケーキの載ったお盆を持って立っている。表情は少し困ったような感じ。その向こうにはドリンクを手にした参加者たちのシルエット。これも、おそらくは海外のミステリー系小説の挿絵として制作されたと思われる。



【お願い】もし何の作品(小説またはエッセイ等)の挿絵として制作されたのか、ご存知の方(または何か手掛かりをお持ちの方)はご教示くださいませ。→ arkwez@gmail.com まで。


◆故・成田一徹氏の切り絵など作品の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします (著作権侵害に対する刑罰は、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金という結構重いものです)。

※「ITTETSU GALLERY:もうひとつの成田一徹」過去分は、 こちらへ

★過去の総集編ページをご覧になりたい方は、 こちらへ。

【Office Ittetsuからのお願い】成田一徹が残したバー以外のジャンルの切り絵について、近い将来「作品集」の刊行を計画しております。もしこの企画に乗ってくださる出版社がございましたら、arkwez@gmail.com までご連絡ください。


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kopn0822 @ 1929年当時のカポネの年収 (1929年当時) 1ドル=2.5円 10ドル=25円 10…
汪(ワン) @ Re:Bar UK写真日記(74)/3月16日(金)(03/16) お久しぶりです。 お身体は引き続き大切に…

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▼Bar UKでも愛用のBIRDYのグラスタオル。二度拭き不要でピカピカになる優れものです。値段は少々高めですが、値段に見合う価値有りです(Lサイズもありますが、ご家庭ではこのMサイズが使いやすいでしょう)。 ▼切り絵作家・成田一徹氏にとって「バー空間」と並び終生のテーマだったのは「故郷・神戸」。これはその集大成と言える本です(続編「新・神戸の残り香」もぜひ!)。
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