ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

Oct 17, 2006
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「ビオラ出づる!」

 今日はカルテットの練習をした。久しぶりにビオラを弾いた。たぶん三ヶ月ぶりぐらいか。
 最初にハイドンの「日の出」でウォームアップ。マリリー(第1バイオリン)、マックス(第2)、マーディ(チェロ)というメンバー。

 この曲は、ぐんぐん昇っていく冒頭の音型から「日の出」と呼ばれるらしい。でも、 日出ヅル処ノ国 出身のワタクシといたしましては、これを「日の出」と形容するのはちょっと強引すぎると思う。この曲聴いて真っ赤な「日の丸」を連想する人はいないだろうし。作品の題名なんて一般にそんなものなのかも。
 そういえば、ハイドンの作品76のシリーズ(全六曲)は、題名付きのものがほかにもいくつかある。「五度」とか「皇帝」とか。名曲ぞろい。

 やっぱりハイドンは聴くよりも弾くほうが楽しいことを再認識した。ファーストはさておき、ほかのパートはそんなに難しくなく、かつアンサンブルの醍醐味を充分に味わえる。この曲もどっか 茶目っ気 があって、好きにならずにいられない。

 特に終楽章が気に入った。フラットが五つになるとこもあって冷や汗をかくけれど、四人の心がひとつになってビシッと決まると、それはそれは実に爽快。






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最終更新日  Oct 20, 2006 08:17:09 AM
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