ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

Sep 27, 2008
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 タダ券を入手したという友人に誘われ、某オーケストラの演奏会を鑑賞した。

 最近、オケの演奏はCDですらほとんど聴いておらず飢えてたとこだったので、今夜はちょうどいい機会。しかしこんなことになろうとは。

 タダ券に群がる我々五人は、互いに久しぶりの再会。早めに集合して一杯やることに。これがそもそもの悪夢(?)の始まり。
 懐かしい話で盛り上がり、ワインのボトルを次々と空けてしまう僕ら。

 そうこうしてる間に開演時間が迫り、あわてて会場入り。ギリギリ間に合う。

 あまりに心地よいベートーベンの響き。自分としたことが泥酔&爆睡! 肝心の演奏をあんまり覚えていないという失態。
 しかも、僕以外の四人は、クラシックの演奏会を聴くのは生まれて初めて(か二回め)。携帯は鳴らしちゃうわ、ペチャクチャしゃべっちゃうわ、楽章間で拍手しちゃうわ(これはまぁ良しとする)、各自なりに演奏会を満喫のご様子。

 休憩中にコーヒーでも飲んで目を覚まさねばと思ってロビーに出ると知人にバッタリ会う。結局軽く一杯。

 後半はショパンのピアノ協奏曲。ちょっと独奏とオケとがずれてたような気もするけど、単に自分の意識が朦朧としてただけかもしれないし。


 はっきり言ってアンコールのほうがコンチェルトより良かった。ご自分のペースで弾けてる感じ。安定感があった。

 本番後の打ち上げ会場にも乱入させていただく。オケの奏者のなかに知人がいたことに気づき、ご挨拶。彼と勝手に祝杯。

 結局、音楽以外のことはよく覚えているし、すごくいい気分で演奏会を楽しめた。我々はその後も夜のネオン街へと繰り出すことになるわけで……。

 でも、やっぱり音楽そのものをもっと堪能すべきだった。舞台上で真剣に弾いてる奏者の方々にも申し訳ない……!

 それにしても、クラシックの生演奏を子守唄に眠りに落ちるのって、どうしてあんなに気持ちいいんだろか。←っていうか、反省してないし。





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最終更新日  Sep 28, 2008 08:24:03 PM
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