ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

Jun 1, 2025
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ディーリウス:春初めてのカッコウの声を聴いて On Hearing the First Cuckoo in Spring
ドビュッシー:ベルガマスク組曲(管弦楽版)
シューベルト:交響曲第三番

 ぼくは第二バイオリン首席で弾きました。隣はブランドンさん。

 一曲めディーリウス。まったりした曲で、勘の鋭い人なら、曲を聴いて一発でこの作曲家が英国人であることがわかるはず。ぼくは譜面見ただけでわかりました。ボーン・ウィリアムズやエルガーと書法がすごく似てる。

 二曲めはピアノ独奏曲「ベルガマスク」を管弦楽に編曲したもの(←編曲者名は忘れた)。てかぶっちゃけ、第三曲「月の光」を管弦楽でってのは強引すぎて無理があると感じました。しかし終曲の舞曲「パスピエ Passepied」は楽しく弾けました。これは名曲。

 後半はシューベルト3番。そもそもぼくはシューベルトが苦手なので曲を渡されたときはなんだかなーと思ってしまったのは事実(ぼくのロマン派の推しメンはメンデルスゾーン)。でもこの曲は難曲ではないし、メンデルスゾーンの交響曲3番や4番に似てると言っちゃえばそれまでだけれど親しみやすい曲調。特に終楽章はいい感じで気に入りました。なお第二バイオリンはひたすら伴奏。これもやはりメンデルスゾーンだったらもっとファーストとセカンドを対話させるような書き方をしてただろうにとか思いながら弾きました。





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最終更新日  Jun 15, 2025 12:40:07 AM
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