ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

Sep 23, 2025
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「最後から二番目の恋」

 今日はカルテットの練習。ハイドンの作品64-4。ロウザリー(第一バイオリン)、ぼく(第二バイオリン)、ナンシー(ビオラ)、エレン(チェロ)。

 ハイドンのカルテットはこれまで何十曲も弾いてきたし、「らしさ」は感覚的には理解してるつもりではいるのだけど、やはり彼の遊び心が随所に仕掛けられている。こればかりは実際に演奏してみないとわかりづらいことであり、特にセカンドやビオラの動きがほんとに面白い。ハイドンはほんとに飽きない。

 で、今日も楽しく弾けたけれど、この曲の場合、メヌエット楽章が第三楽章ではなく第二楽章に来ているのが特徴。
 そしてゆっくりした楽章は第三楽章(アダージオ)。つまり、一般的な第二、第三楽章が入れ替わってるわけで。

 このように入れ替わってる曲って、ベートーベンの第九の例もあるし別に珍しくもないのかもしれないけど、割合としてはどのぐらいなのだろうと気になる。
 てか、実際のこのカルテットの第三楽章アダージオは実に愛らしい佳曲。





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最終更新日  Oct 6, 2025 04:30:08 AM
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