妊娠から戌の日まで


 心拍も見え順調。つわりは日に日に増して、吐いてしまったりする・・・でもでも赤ちゃんのために頑張る!!でも、ご飯を炊く匂いで吐く、隣の人のご飯のにおいで吐く、散歩してもカレーの匂いで吐く・・・どうにもこうにも・・・そんな時あまりに散歩のしすぎで出血をする。病院に行くと「安静にしてなさい」と張り止めと出血防止の薬が出た。これを飲むとまた吐くという悪循環になってしまったが・・・自業自得だった。
 「安定期になる前にどうして散歩なんかするんな!」とT君は激怒だった。T君はすっかりビビリモード・・・っていうか、私があほだったんだけど・・・
 兄夫婦が京都に行ってきた。お土産に平安神宮で「安産御守」を買ってきてくれた。嬉しくて涙してしまった。
 7月14日、両親が岡山まで来てくれた。気晴らしになった。数日後、カバンに袋が入ってるのに気がつき見たら「食事代」と1万円が入っていた。皆に守られてる赤ちゃんだ。大事にしないと!って再確認をした。
 妊娠したらしたで、やたらめったら、不安になる。精神的に弱くなる。この子がT家に似ていたら私は可愛がれるのだろうか?隔世遺伝で姑らに似ていたら私は育てられるのか・・・追い詰められていく。
 DVママにならないだろうか・・・頼むから姑、舅には似ないで!
 顕微授精で授かった子・・・神から授かった子ではない、自然では妊娠は無理だと言われたのだし・・・そこまでしてT家の子孫が欲しかったのではない。T君と2人のこれからの生活の幸せが欲しかっただけだ。でも妊娠したことにより、親からT家に言えとか言われて「あ~、この子は私とT君の子だけでは済まないのか」と妊娠を後悔する日すら出て来てしまう。ここまで追い詰められてるのはなぜなんだろう?なぜ?心から喜びだけで妊娠を継続できないんだろう?こんな私は悲しすぎる。
 8月17日、無事戌の日を迎えられました。15日ごろから腸?赤ちゃんがうにうにし始めて、悪阻はまだ終わらないのだけど、赤ちゃんが元気な証拠として、悪阻も胎動も嬉しく感じる。戌の日は実家の親と4人で参拝。ご祈祷してもらい安定期に入ったという安堵感もあるが、このまま無事大きくなるか、生まれるか・・・不安もある。T君には「T家にはいついうの?」って聞いたら「11月か、12月かなぁ?」とのことだった。まぁ放っておこう。兄からは「帯祝い」として3万お祝いをもらった。兄嫁には出産祝いしかしてないのに・・・それも2万しかしてないのに・・・兄夫婦が心から喜んでくれてるのが伝わりとっても嬉しかった。願いはただひとつ・・・女の子でありますように・・・男の子で私らの苦労をさせたくはない。染色体の話になるけど・・・XXなら問題はない。XYのYが問題だもの・・・と不安になるけど・・・顕微授精は出来て10年。体外受精もはじめてから25年・・・ってことは、この子が男の子でも30年後ってもっと医学が進歩していて不妊なんてたいした事のない話なのかもしれないな・・・




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