プロヴァンス・ダジュールへようこそ

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なぜ多い?女性のハダカ

フランスの真実
La france en vrai




なぜ多い?女性のハダカ

フランスのメディアに出てくる、出てくる、女性のハダカ。

胸なんて当然、下もかなりきわどく映っているCMの多いこと!
ドラマや映画を放送する時は、10歳以上、14歳以上、etc…と厳しく区別されているのに、
CMや広告ときたらまるで制約が無いのかやりたい放題!

それもこれも全て、
「女性のハダカは美しい」、
「女性のハダカは芸術」
という価値観故の結果とは良く聞く話ですが、もう一つ、別の理由も。

フランスで深刻な問題の一つに“児童性的虐待”が挙げられます。

他のカトリックの国同様、神に従事するお仕事に携わる人たち(神父、修道士・修道女、etc…)は結婚を禁止されています。
しかし彼らも人間、特に男性の欲求不満はたまるもの。
そのはけ口となるのが教会を手伝いに来る子供や修道院寄宿生活をする子供達なのです。

事実、この手の事件は昔から後を絶たず、現在尚裁判中の事件も有り、
忘れた頃に判決発表がニュースで流れては人々の表情を曇らせます。

“性”についてはとてもオープンなフランス人が、
日本で人気のロリータ系にはあからさまに嫌悪感を示し、人間性を疑います。

「ロリータ系が好み」なんて言えば、大罪を犯しているも当然のリアクションが返ってきます!

男性が成人女性のハダカに引かれるのは正しいこと、と潜在意識に埋め込むがごとく
“性”の対象はあくまでも成人した男女への図式を世論は徹底するのです。

若くデビューする歌手や女優でさえ、ロリータ路線なんてとんでもない!
早く大人になりたいとばかりに実力派だったり、大人路線を突っ走ります。

こういう思想が背景にあると分かれば、ハダカの多さにも納得できる。
私はこの隠れた理由付けのほうに頷いてしまう。

それでも見ていられないほどドキドキするCMもあって、つくづく「日本人だな」なんて思います。
時々、
「最近のCMでの女性の露出度は行きすぎ」
という意見を耳にすると、文化の違いは有っても、感じるものは同じなんだと安心したりして。



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