日向ぼっこ大好き

経管栄養ってなに？

経管栄養って何？

経管栄養とは、口から食べたり、飲んだりして栄養を充分採れない人が、チューブを介して栄養を補給することを言います。チューブにも種類があって、鼻や口から胃までチューブを入れるタイプと、お腹を切開して直接腸に栄養を送るようにするタイプのものがあります。

前者は日向が行っているタイプで、鼻からは「NGチューブ」という物を入れています。チューブが丸見えなのでとかく重病人に思われたりします。見栄えが悪い、手を引っ掛けてすぐに抜けてしまうことが難点です。ただ、このチューブの場合、長期間このまま経管栄養が続くことを想定してない場合が多いのです。
そのため、管は定期的に入れ替えが必要となります。
ご両親が管を鼻から挿入する練習をし、抜けた場合や古くなった場合などにいつでも入れ替えられるようにします。

後者のタイプはより確実に栄養を補給でき、見た目には分からないためアメリカなどでは好まれたりします。しかし、お腹を切開するので、日本ではなかなか積極的には行われていません。

このチューブは、日向の場合、口から栄養を取れるようになった時点で取り去ることができます。そのため、一日も欠かさず、毎日口からミルクを飲む練習を行っていますが、日向は面倒くさがり屋さんなのか？それとも苦しいのか、なかなか口からミルクを飲んではくれません。ですから、いつまで経ってもこの管を抜くことができませんでした。

２００５年１月２０日（生後９ヶ月）より抜管を開始。
現在まで管を再び入れることはありません。
最終的には、コップからの水分確保が可能になりました。
「思い切って抜いてしまう」お母さんの勇気も必要と感じました。

back

ジャンル別一覧