ぐだぐだでしょ

ぐだぐだでしょ

妊娠中毒症について


わりと体が弱かったので具合が悪くなって動けなくなっちゃうことが時々あって、会社休んだりも普通の人より多かった。
妊娠って、具合悪いなぁと思っても動けるから、つい頑張ってしまう。
今までの具合が悪いときより、「これならまだいけるな」て思って動いてしまっていたんです。
おまけに妊娠3ヶ月のときに社内の異動で、今までの部署より忙しい所になってしまいました。今までの部署には、もう3年もいたので仕事はなんとかなると思っていただけに、一からいろいろ覚えなくてはならない新しい部署はツライ。
そして、一番の問題が上司でした。
理解が無いのです。
悪阻の一番ひどいときに「通勤緩和は認めてやるけど、そのかわり絶対遅刻はしないでね」といわれてしまいました。
私もナーバスになってたので「そんなこと、お約束できません」と突っぱねてしまいました。
そのときも、その後もたびたび「みんなの迷惑になってるんだから、頑張ってよ」とよく言われました。その都度「出来る限りは、頑張ります」と言ってしまったため、かなり意地になって頑張ってました。<今もこの話を思い返すと力んでしまう(~_~;)
産休は4月2日(産前6週)からとなり3月から代わりの派遣の人が入り、引継ぎが始まってなんだかホッとしたせいか、体がしんどくて仕方がなくなりました。
直後の検診で蛋白が出てしまったので、50%の減塩を言われてお弁当を持っていったり結構頑張っていたんだけれど、どうにもしんどくなってきて、引き継ぐことも大体終わったし、残りの日は有給で休めるから、思い切って部長休みを申し出ました。帰ってきた答えは「具合が悪い日は休んでいいからボチボチ出てきてよ」でした。
なんかね~。
片道1時間半かけて都内まで通うことが、妊婦にとってどれだけしんどいことか。
医者に「おなか張ったら横になって休むこと」て言われても、駅まで歩く最中におなか張って痛くなっても遅刻は出来ないから騙し騙し歩いていたり、電車の中で立っているのが辛くても、なんとかドアに寄りかかってなんとか頑張っていた日々が急にむなしくなっちゃって、力がガクっと抜けた気がしました。
有給で問題なく休めるとおもったから言ったのになぁ。
やっぱり、わかってもらえてなかったんだ。わかってないなぁこの人。
でも、育休終わればまた戻ってこなきゃいけないし頑張らなきゃ。
そう思っていた翌日の検診でのことでした。
それ以前も血圧が高めと言われていたから、塩分と体重には十分注意していたつもりだったのですが、この日の血圧は最初 151/96。時間を置いて測っても同じぐらい。助産婦さんに心当たりを聞かれて仕事に行ってることを告げたら「里帰りをする人は、もう帰る時期なのにまだ1時間以上もかけて通勤してフルタイムで働いてるなんて無謀」ととても怒られてしまいました。
先生にも「入院してもおかしくないぐらい」と脅かされて、なんかもう(>_<)涙をこらえるのに必死って感じでした。
妊娠中毒が危険というのは、いろいろな所で目にしていたけれど具体的にどうなってしまうのかってよくわかってなかった。
血流が悪くなり胎盤がはがれたり、胎児に酸素や栄養が行かなくなって障害が出たり死産になったり母体も危なくなったりするとのこと。
私の場合は、血圧が高いので出産のときに血圧が上がりすぎてパンクしちゃう可能性があるそうです。自分の死については「死にたくない」とかあんまり思わなかったんですが、「necoさんを残しては死ねない」てすごく思いました。
やっと、結婚もしてやっとこれから。今本当に幸せだからこそ自分の生に未練が出たのかも知れないけど。
入院こそしなくて済んだものの、仕事は駄目ということで診断書を書いてもらいました。私としては、やっと休めるというほっとした気持ちと、悲しくて仕方が無いという気持ちとで、ぐちゃぐちゃでした。
休んでから気が付いたことは、おなかが張ることにたいして鈍くなっていたこと。
こんなに頻繁に張ってたんだなって思いました。あと、こんなに胎動もあったんだということ。いままで、ねこぴ(胎児)も苦しくて動けなかったのかなぁ。

ともかく、いまは減塩と安静につとめています。
だいぶ楽になってきたから、そろそろもう少し家事に力を入れようかな。

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