ストーリーは古典的な、PINGEも大好きなオペラ「椿姫」「ラ・ボエーム」と同じ肺病病みの美女と純粋な心の男との悲恋。 派手で、賑やかで、色とりどりで、さまざまな年代の音楽ファンに楽しめるミュージカル。「めくるめく」という言葉はこの映像と音楽のためにあるのかな、という印象です。 いろいろな年代というのは、オープニングのサウンドオブミュージックをかわきりにマリリンモンローで有名な"Diamonds Are a Girl's Best Friend"の中にマドンナの"Material Girl"他の歌をちりばめてあったり、映画やロックスターやその他わたしの知らない曲が次から次へとメドレーになって流れるので、うちの母みたいな人も楽しんだようでしたよ。
ただ、わたしには"The Show Must Go On"というのがQueenの曲なんて知らなかったり、デビッドボウイの曲もわからなかったしフィルコリンズの"One More Night"もどこでかかっていたか気がつかなかった… この映画観る前にかなり予習が必要かも。 あるいは、この作品はDVD(ビデオソフトでもいいけど)を買うか、サントラを買って研究し、次にオリジナルを聴いて、また映画を観る…という楽しみ方をすると100倍楽しく鑑賞できるかもしれない。