いま ここにある 幸せ日記

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結婚式レポート!披露宴編

結婚式レポート 披露宴編


開始時間は“12時”と招待状に書かれていたので、10分前に会場へ到着。
こちらの結婚式は夜に行うことが多く、昼は珍しいそうです。日本と逆ですね。

会場は、中華料理のレストラン。
普段、夕食などを食べに行く普通のレストランです。


ちょうど私が到着した頃に、新郎新婦も到着。
ピンクの花の飾り付けがしてある、黒いアウディ車での登場。中国では、たびたび見かける車です。

中国の結婚式のしきたりでは、新郎を迎えに行く車には独身男性2人が
新婦を迎えに行く車には、独身女性が2人乗っていくそうです。

招待客は、皆 ラフな服装 で来るのですが、この車に乗る独身男性は、きちんとネクタイをしめています。


レストランの入り口で、ウエディングドレス姿の新婦と、スーツ姿の新郎に迎えられ会場へ。

各テーブルには、赤い立て札に名前が記載されており、名前のあるテーブルに着席します。
これは必ずしも、守られてなかったようです。


○開宴○

招待客がほぼ着席した頃、ウエディングのテーマが流れて新郎新婦が入場。

会場の中央に、司会者と新郎新婦が並び、何やら司会者が挨拶の言葉を述べます。
日本ならば、会場の一番前に新郎新婦が並びますから、顔も姿もしっかり見届けられるのですが
なぜか中央に立ったため、私には背中しか見えませんでした。

新郎新婦は、お互いの腕を絡めて乾杯します。

その後、招待客も一緒に乾杯!

料理が次々と運ばれ、食事を始めます。
テーブルには始め、タバコが数箱と前菜、飲み物しかなかったのが、どんどんテーブルが皿で埋まります。
気付けば、こんな風に。
皿

新婦は食事の途中でお色直しです。

いつの間にかお色直しの終わった新婦が現れ、新郎と2人で各テーブルを回ります。
新郎の手には、客につぐお酒、新婦の手には1箱40元もするというタバコが。
これを振る舞い、テーブルごとに乾杯。おしゃべりをしながら回っていきます。

これが長い。
テーブルが10卓くらいあって、いちいち騒ぎますから。

テーブルを回り終わったら、新郎新婦も食事の時間。

そして、食事中の招待客には喜糖、クルミとゆで卵の入った袋が渡されました。
喜糖卵

新婦はこの間にも、再びお色直し。

○お開き○

だんだんと人が帰り始め、会場から人がいなくなっていきます。
特に「お開き」の宣言も無く、あいさつもなく、なんとなくいなくなります。約2時間の披露宴でした。


ここでご祝儀を渡し忘れていたことに私は気づき、新郎に渡して2人に挨拶してから、会場をあとにしました。
日本のように受付は無く、そこで祝儀を渡す習慣はないようです。
本当は、いつ渡すのが正しいのか、定かではありません。

これでいいの?という感じの結婚式でした。
基本的に、みんなで楽しもうというスタンスなのでしょう。
日本のように変に堅苦しくなく、マナーに気を使うこともなかったので、気軽で良かったです。
妙なケーキカットもないし、面白くないスピーチもない。皆でわいわいと騒げばいいようです。


披露宴の後は、日本ならば2次会がありますが、特にこちらでは2次会をやる習慣はないそうです。
新婚旅行にも行く人は少ない、と地元の人が言っていました。


中国の他の地方では、全然、事情が違うかもしれませんが、こんな結婚式に私は出席しました。

準備編 はこちら


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