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次は第50首、藤原宮の造営に従った民の歌と題詞には記されていますが、作風から見て柿本人麻呂の作かと思われるようです。「やすみしし わが大君 高照らす 日の皇子 あらたへの 藤原が上に 食す国を 見したまはむと みあらかは 高知らさむと 神ながら 思ほすなへに 天地も 依りてあれこそ いはばしる 近江の国の 衣手の 田上山の 真木さく 檜のつまでを もののふの 八十宇治川に 玉藻なす 浮かべ流せれ そを取ると 騒く御民も 家忘れ 身もたな知らず 鴨じもの 水に浮き居て 我が作る 日の御門に 知らぬ国 よし巨勢道より 我が国は 常世にならむ 図負へる くすしき亀も 新た代と 泉の川に 持ち越せる 真木のつまでを 百足らず 筏に作り のぼすらむ いそはく見れば 神からならし」歌の中の「鴨じもの」は、鴨ではないのに鴨のようにの意味です。持統天皇四年(693年)に「藤原の宮地」が視察され造営の準備が始まって、694年から710年までの17年間で宮都となりました。歌は近江国田上山(大津市)で製材した檜その他を、筏に組んで宇治川に流し、泉の川(木津川)を遡って木津の辺に陸揚げし、奈良山を超えて藤原に運んだ様子を詠んだものです。大津から藤原まで木材を運んだとは気が遠くなるような作業だったのだなと驚きました。万葉集によってその時代の様子がよくわかりますね!この時代(飛鳥時代)に見た鴨は何だったのでしょうか?年中見ることが出来る留鳥の「カルガモ」が無難でしょうか?※_カルガモの画像です
2021.02.28
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次に「鳥」の字が出てくる歌は第16首で、作者は額田王です。「冬ごもり 春さり来れば 鳴かざりし 鳥も来鳴きぬ 咲かざりし 花も咲けれど 山をしみ 入りても取らず 草深み 取りても見ず 秋山の 木の葉を見ては 黄葉をば 取りてそしのふ 青きをば 置きてそ嘆く そこし恨めし 秋山そ我は」”春がやって来ると、今まで鳴かなかった鳥も来て鳴きます”と歌っています。これは特定した野鳥ではありません。題詞は、天皇が、春山の花と秋山の紅葉と、どちらが美しいかと藤原鎌足に問うて、額田王が歌で応えた歌だと言っています。【岩波文庫】
2021.02.27
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次は第5首です。舒明天皇が讃岐国の安益郡に行幸された時に山を見て軍王が詠んだ長歌です。【行幸;天皇が外出すること】「霞立つ 長き春日の 暮れにける たづきも知らず むらきもの 心を痛み ぬえこ鳥 うらなき居れば 玉だすき かけのよろしく 遠つ神 わが大君の 行幸の 山越す風の ひとり居る わが衣手に 朝夕に かへらひぬれば ますらをと 思へる我も 草枕 旅にしあれば 思ひ遣る たづきを知らに 網の浦の 海人娘子らが 思ひそ焼くる わが下心」出てくる野鳥の名前は「ぬえこ鳥」で「トラツグミ」のことです。鳴き声が悲しげであることにより「泣く」の枕詞になっています。讃岐国は現在の香川県で、当時の都があった大和の飛鳥岡本宮から四国への行幸でした。「トラツグミ」を未だこの目で見たことがありませんが、図鑑を観ると大きさは30cm、全身が黄と黒の寅模様で山地の林に棲んでいるようです。鳴き声は「ヒィー、ヒィー」とちょっと不気味なようです。見た感じは「イソヒヨドリ」のメスのようかなと思って下に画像を貼りましたが・・・?※_「イソヒヨドリ」のメス
2021.02.26
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最初に野鳥が出てくる歌は第2首の舒明天皇(じょめいてんのう)が香具山に登って国を望まれた時の御製の歌です。「大和には 群山あれど とりよろふ 天の香具山 登り立ち 国見をすれば 国原は 煙立ち立つ 海原は かまめ立ち立つ うまし国そ あきづしま 大和の国は」天の香具山は奈良県橿原市(かしはらし)にある標高152.4mの山で畝傍山、耳成山とともに大和三山と呼ばれています。その香具山の上から下を望むと家々から煙が立ち、海原(池)にはカモメ(かまめ)の群れが飛び立っていたという歌です。カモメがいたのは池で、香具山の近くには当時、埴安・耳成・磐余の三つの池があったそうです。現在、カモメは普通は海岸や港で見られますが、内陸部の河川(淡水)でも見られます。【注記】表題の万葉集の後ろに付ける数字は歌首の番号です。※_今日の午後に撮ったカモメです
2021.02.25
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日本の最古の歌集である万葉集には、仁徳天皇(在位313年~399年)の時代から淳仁天皇(在位758年~764年)の時代までの450年間に詠まれた長歌・短歌四千五百余首が収録されています。この歌集の中から、この時代の景色はどんな様子でどんな野鳥が棲んでいたのかを調べてみようと思い立ちました。さて、どんなことになるのか・・・?ゆっくりと、じっくりと調べてみます。注;調査は「岩波文庫_万葉集(一)から万葉集(五)」を使用します。さて、万葉集の冒頭は雄略天皇の御製の歌ですが野鳥はでてきません。「籠もよ み籠持ち ふくしもよ みぶくし持ち この岡に 菜摘ます児 家告らな 名告らさね そらみつ 大和の国は おしなべて 我こそ居れ しきなべて 我こそいませ 我こそば 告らめ 家をも名をも」なお、歌の解説は岩波文庫本をご覧ください。次回からは野鳥が出てくる歌を紹介します。
2021.02.24
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休耕田の中に生えた蒲の茎にとまって獲物を狙う「モズ」のメスを見つけました。名前の百舌は、他の鳥(ウグイス・オオヨシキリ・セグロセキレイ・など)の鳴き真似をすることからついたようです。撮影;Nikon_coolpix-p900モズ;スズメ目、モズ科、L=17cm、留鳥
2021.02.23
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竹藪に棲んでいるのは判っていますが、人が近づくと直ぐに藪の中に逃げてしまうため、じっくりと見ることが出来なかった「シロハラ」を、やっと撮ることが出来ました。撮影;Nikon_coolpix-p900シロハラ;スズメ目、ツグミ科、L=25cm、冬鳥
2021.02.22
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一年前の2月21日にも同じ堤防の土手でカップルの「ヒバリ」に出会いましたが、今年も偶然にも再会しました。ビックリです!撮影;Nikon_coolpix-p900ヒバリ;スズメ目、ヒバリ科、L=17cm、留鳥
2021.02.21
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空き地の電柱の電線にとまる「チョウゲンボウ」を見つけました。急いでカメラを構えてシャッターを押すと、こちらに気付いて飛び立って行きました。頭部の青灰色からオスと思われます。撮影;Nikon_coolpix-p900チョウゲンボウ;タカ目、ハヤブサ科、L=33cm、冬鳥
2021.02.20
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昨日から今朝にかけて雪が降り、朝方には2cmほどの積雪がありました。その積もった雪も午後1時には殆ど融けてしまいました。堤防横の畑も雪は残っていませんが十数羽の「ヒヨドリ」の群れが食べる物がないため白菜を食べていました。撮影;Nikon_coolpix-p900ヒヨドリ;スズメ目、ヒヨドリ科、L=50cm、留鳥
2021.02.19
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川面に「ホシハジロ」のカップルが浮かんでいました。メスは全体に褐色の地味な色合いで虹彩も焦げ茶色です。オスは頭が赤味がかった褐色で背と腹は灰色、虹彩は赤色で目立っていました。撮影;Nikon_coolpix-p900ホシハジロ;カモ目、カモ科、L=48cm、冬鳥(1)_メス(2)_オス(3)_左上=メス、右下=オス
2021.02.18
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堤防下の川岸に生える木の枝にとまる「ツグミ」に似た野鳥を見つけました。撮った画像を後で図鑑で確認すると「ツグミ」ではなく「アカハラ」か「マミチャジナイ」のどちらかとなりました。最終的に白い眉斑の有無で「マミチャジナイ」のメスとしました。撮影;Nikon_coolpix-p900マミチャジナイ(メス);スズメ目、ツグミ科、L=22cm、旅鳥
2021.02.17
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昨夜から発達した低気圧のせいで強い西風が吹き荒れています。午前中に散歩に出かけましたが強風で吹き飛ばされそうなので15分ほどで切り上げて帰宅しました。途中で「モズ」と「ホオジロ」を撮ってきました。どちらもほぼ毎日目にする野鳥ですが、それぞれ異なる食性(モズ=肉食、ホオジロ=採食)で、お互いの縄張りを干渉することはありません。撮影;Nikon_coolpix-p900モズ;スズメ目、モズ科、L=20cm、留鳥ホオジロ;スズメ目、ホオジロ科、L=17cm、留鳥(1)_モズ(2)_ホオジロ
2021.02.16
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堤防の土手で餌を探す「ハシブトガラス」を見つけました。様子を見ていると、土手の土の中から嘴で植物の種のようなものを掘り出して食べていました。このカラスは本来は森林にいる野鳥ですが、現状は平地でも見られ、都市部にも棲んでゴミ箱などの残飯を漁っています。撮影;Nikon_coolpix-p900ハシブトガラス;スズメ目、カラス科、L=57cm、留鳥
2021.02.15
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今日も暖かくなり、日中は15℃を超えるほどになりました。散歩していると屋根の瓦に「イソヒヨドリ」がとまっているのを見つけました。頭から背と胸部の青色が美しいオスです。撮影;Nikon_coolpix-p900イソヒヨドリ;スズメ目、ツグミ科、L=23cm、留鳥または漂鳥
2021.02.14
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今日は曇り空でしたが気温は10度を超えて寒さを感じないほどでした。その気温に誘われたのか巣に竦んでいた「シジュウカラ」が木の枝にとまって囀っていました。撮影;Nikon_coolpix-p900シジュウカラ;スズメ目、シジュウカラ科、L=15cm、留鳥
2021.02.13
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先日は「カワウ」が一羽だけいた川の堰に今日は「セグロカモメ」が一羽だけいました。カモメは海の野鳥と思いますが「セグロカモメ」は河口に近くの川でも見られます。名前はセグロ(背黒)ですが実際の色は青灰色です。撮影;Nikon_coolpix-p900セグロカモメ;チドリ目、カモメ科、L=45cm、冬鳥
2021.02.12
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「オオバン」は、川の岸近くで水草を食べていて、毎日目にしていのですが、色と風貌で好んでカメラを向けることはありません。でも今日は他に撮る水鳥もいなかったため撮ってみました(笑)。撮影;Nikon_coolpix-p900オオバン;ツル目、クイナ科、L=39cm、冬鳥(1)_オス;全体の黒色が濃いです。(2)_メス;頭部は黒いですが他は灰色です。(3)_メス
2021.02.11
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いつもの川の堰に行って見ると・・・「カワウ」が一羽だけいました。この「カワウ」は仲間と離れ独りぼっちで寂しそうでした。撮影;Nikon_coolpix-p900カワウ;ペリカン目、ウ科、L=82cm、留鳥
2021.02.10
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「スズメ」や「モズ」に続いて身近な存在の「ホオジロ」は一年を通してペアで過ごす様です。今日も「ホオジロ」はペアで仲良くしていました。撮影;Nikon_coolpix-p900ホオジロ;スズメ目、ホオジロ科、L=17cm、留鳥(1)_オス(2)_メス(3)_左側がメス、右側はオス(4)_オス
2021.02.09
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風も無く波立っていない川面に「コガモ」いました。オスは頭部が栗色で、目の周りが緑色です。メスは全体に褐色です。撮影;Nikon_coolpix-p900コガモ;カモ目、カモ科、L=37.5cm、冬鳥(1)_オス(2)_メス
2021.02.08
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川に水鳥がめっきりと減ってしまい「キンクロハジロ」や「スズガモ」などが十数羽程度しかいません。その訳は猟師が毎日撃ちに来るため「マガモ」や「カルガモ」など大型の水鳥達が逃げてしまったからです。そんな中、今日は珍しく「ヒドリガモ」が数羽いました。撮影;Nikon_coolpix-p900ヒドリガモ;カモ目、カモ科、L=48.5cm、冬鳥(1)_オス(2)_メス(3)_左から_オス、メス、オス
2021.02.07
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堤防横の木の枝に仲良くとまる「モズ」のカップルを見つけました。普段は夫々が離れた位置で獲物(昆虫など)を狙っていますが、こんな近くでいるのは珍しいと思います?撮影;Nikon_coolpix-p900モズ;スズメ目、モズ科、L=20cm、留鳥
2021.02.06
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20mほど離れた所で、川岸の木の枝にとまる数羽の「カワラヒワ」を見つけました。カメラを構えると2羽を残して他は飛び立っていきました。撮影;Nikon_coolpix-p900カワラヒワ;スズメ目、アトリ科、L=16cm、留鳥又は漂鳥
2021.02.05
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川面に浮かぶ「スズガモ」と「キンクロハジロ」は本当にそっくりで、遠目に見ると判別が困難です。そこでオスとメスを分けて比較してみました。細かく見ると差が判ります。<オスの比較>__スズガモ___キンクロハジロ頭の色;_____緑黒色 ______紫黒色胸の色;_____黒色_______黒色背の色;_____白地に波模様___黒色冠羽;______なし_______あり<メスの比較>頭の色;_____黒褐色 ______黒褐色胸の色;_____褐色_______褐色冠羽;______なし_______あり嘴基部色;____白色あり_____白色なし撮影;Nikon_coolpix-p900スズガモ;カモ目、カモ科、L=45cm、冬鳥キンクロハジロ;カモ目、カモ科、L=40cm、冬鳥(1)_スズガモのオス(2)_キンクロハジロのオス(3)_スズガモのメス(4)_キンクロハジロのメス
2021.02.04
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田んぼの上空を、羽を大きく広げてゆっくりと旋回する「トビ」を見つけました。少々離れていてボケていますが、太陽光を一杯に受けた「トビ」は、”とび色” に映えていました!撮影;Nikon_coolpix-p900トビ;タカ目、タカ科、L=65cm、留鳥
2021.02.03
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朝方まで雨が降っていましたが、9時頃から晴れ間が見えて来たので散歩に出かけました。堤防道路で、川面に潜水した後で羽を繕う「カンムリカイツブリ」を見かけました。撮影;Nikon_coolpix-p900カンムリカイツブリ;カイツブリ目、カイツブリ科、L=56cm、冬鳥
2021.02.02
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今朝は晴れて放射冷却でかなり冷え込みました。寒い中散歩に出かけると、堤防横の木に「アオジ」が飛んで来て枝にとまりました。その枝の具合が丁度鳥かごの止まり木の様で、籠の中の小鳥のように見えました。撮影;Nikon_coolpix-p900アオジ;スズメ目、ホオジロ科、L=16cm、留鳥または漂鳥
2021.02.01
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