歌うヒトヅマのおバカなブログ

Dec 13, 2004
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カテゴリ: ぴんころ今昔物語


「ぼーず、なんて名だ?」
「サダノリッ!!」
「そうか。いい名前だな。どんな字を書くの?」
「えっとねぇ・・・」

ぼーず、少し考えて・・・・

「サダノリのサダに、サダノリのノリ(* ̄∇ ̄*)bキッパリ!!」

うん正しいね・・・正しすぎるよ、アンタ。
※あくまでもどこまでも“オレ基準”


そうそう、さっき楽友の 乃梨のりさん の日記を読んでいたら、痛ぁい過去を想い出しました・・・



その昔、実家の近くに、長所を見つけるのがたいそう難しい女の子Cちゃん一家が引っ越してきました。
いつ見てもスケスケヒラヒラのおネグ姿のお母さん。
それとは対照的に、存在感が限りなくゼロに近い生気のないお父さん。
ガリ勉メガネのお姉ちゃん。
例えばCちゃんを大目にみたとしても、“なんだか変わった家だな”感は否めなかった。

Cちゃんとはクラスは違ったが、近所だし同じ4年生。
さっそく遊んでみると、彼女の話のほとんどは明らかに作り話なのに
話の腰を折ることは許されず、あいづちや納得を強要される。
夕飯の時刻が迫ったので「帰るね」と言えば延々泣かれるし、
欲しくもない壊れたおもちゃや得体の知れない幼虫を無理矢理もらわされたり、
「今日は遊ばない」と言うと勝手に人のウチに上がり込んだりするので、
当然ひと月もすると皆に敬遠されるようになりました。


ある日の休み時間。
Cちゃんが
「理科の教科書忘れちゃったの~。今日わすれたらワタシ廊下に立たされちゃう。
 ぴんころちゃんにしか頼めないんだよぉ~、お願い貸して~:・。・゜゜・(≧◯≦)・゜゜・。ピィーッ」
とギャースカうるさいので、仕方なく貸してやることにした。


1日が経ち2日経っても戻ってこない教科書。
催促するも、のらりくらりかわしては逃げてしまうCちゃん。
仕方なく、あたしはしばらくの間、隣の席の子に教科書を見せてもらっていて
「ぴんころはまた教科書忘れたのかぁ~」と先生に叱られていたんです・・・
※改めて書くとなんかすげーマヌケだな


そして1週間後、堪忍袋の緒が切れた少女ぴんころは意を決して彼女の家に直談判に行きました。
昼下がりだというのに例によって例にもれずスケスケキャミソールにフルメイクで出て来た彼女の母親。
あいにくCちゃんは不在とのことだが、事情を話すと彼女の部屋に通してくれた。

しばし二人、無言で探す、探す、探す。

・・・・・・数分後、勉強机の棚の隅に見つけたもの。
それはぴんころお手製のカバーをかけたままの理科の教科書でした。

「あっ、おばさん、ありました!! あたしの教科書っ」

この棚にこれがあることはおかしいんです、そう否定するかのように慌てて手に取ると・・・
そこにはマジックで堂々と

4年6組 S山C子


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・Σ(T▽T;) !!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・Σ(T▽T;) !!Σ(T▽T;) !!

思わず顔を見合わせる二人。
するとCちゃんママ、おもむろに口を開いた。
「ねぇこれ、Cちゃんの教科書じゃない!! だってほら、名前が書いてあるわよぅ!!」

嗚呼、なんて言ったら信じてもらえるのだらう・・・
「おばさん、これあたしの手作りのカバーなんです。裏見て下さい。ほら、あたしの名前」

ずっとCちゃんちにあった教科書ならば、ぴんころがそこに名前を書くことは不可能である。

するとCちゃんママ、般若のような表情をさささと崩し、不敵な笑みを口の端に浮かべながら
「・・・きっとCちゃん、どこかでなくしちゃってす~ごく困ってたのねぇ。
 (カバーをびりりと破り捨てて)はい、これ持って帰ってっ!」
と、あたしの顔の前に教科書を突き出した。


・・・何かがおかしい。おかしすぎる。
ここは多分ガツンと言ってやるべきタイミングなはず。
だけど10歳かそこらのぴんころ、
つたないボキャブラリーの中から今の心情を的確に言いあらわしつつ
Cちゃんママをたしなめるセリフなんて当然出てくるはずもないし、そんな度胸もない。
※しかも相手は妖怪おネグばばぁだし

仕方なくただひとこと、
「・・・ありがとうございます・・・・」
そう言って彼女の家を後にした。


苦手な女子にモノを貸してあげ、代わりに先生に怒られて、
ちゃっかり横領されたものを自分から取りに行ったうえにお手製カバーまで破り捨てられ、
謝っていただくどころかお礼まで言ってしまったあたし。

一連の出来事にはあくまでもどこまでも一方的に “Cちゃん側基準” が適用されており・・・
その毒気にすっかり当てられてしまったいたいけな少女ぴんころだったのでした。
そして、その後も何度か泣き落とされて教科書を貸してしまったのでした・・・
※ヲレのばかあほとんまっ!!!


え? 今のあたしからは想像もつかないって?!!
確かに今なら7倍は言い返せるが、頼られると意外に弱いところはあまり変わってない気もするな・・・
あと学習しないとこもか~っ?!(;´▽`





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Last updated  Dec 13, 2004 04:18:08 PM
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