バイリンガル育児を楽しもう!

Dec. 6, ’02~




Dec. 6, 2002

Double Booking

今週から、中高校生にいろいろなことを教え始めているんだけど、
なんと、今日の私の一時間目の授業が、ダブルブッキングされていた!

って、ことで、先生達で私の取り合い(って程のことじゃないんだけど)になってしまった。

やっぱり、中学と高校を一緒に教えるということで、
先生間の連絡がちゃんと取れていないようで、はあ~、今月は結構頭が痛いわ~。

私のスケジュールも、前日になって、急遽、書き込む人もいるんで、
毎日、スケジュールをチェックしないといけない。
来週には落ち着くといいんだけど、、、なんとかならないかしら?

今日は、美術の授業で、鶴と箱の折り紙の折り方を教えて、あとは、Readingのレッスンで、
かさ地蔵の紙芝居を読んで、それに日本の家が出てくるんで、
日本の住居とアメリカの住居の違いについて話をした。 
あともう一つのクラスは、お箸の使い方を教えた。 
あ~、今日もいそがしい一日だったわ~。

とりあえず、あと、日本の宗教についてと、政治のしくみについての準備を
すれば何とかなりそうだから、、、この週末はその準備に追われそう。

今日は、TurboTwistっていう教育玩具を買ったんで、娘はそれでずっと遊んでいたんで、
本は読みませんでした。よっぽど気に入ったらしく、遊びながら寝ちゃったんで、
寝るときの読み聞かせも無しでした、、、。う~ん、これって、いいのかしら???




Dec. 7, 2002

We were destined to meet!

日本から持ってきたお土産の5円玉を、どうやって子供達に説明して渡そうか、
このところいろいろと悩んでいた。そこで、友達に教えてもらった、
Henryおじさんの育児英語質問箱って言うところで、質問してみたんだけど、そうしたら、
以下のように説明すればいいって、お返事を頂いた。 

Here is a Japanese coin worth 5 Yen.
5 Yen is pronounced in Japanese "Go En".
"Go En" also can mean in Japanese something like "Destiny".
I would like to give you this coin to symbolize our meeting; we were destined to meet;
we were meant to meet.
I hope our meeting like this can be the start of our long friendship.
And also that, we are destined to meet sometime, somewhere again as old friends.

なんか、すごく素敵に説明されていて、、、感動してしまった。
こんな風に最初から英語で自分で説明できたら、かっこいいよね~!!

いよいよ、学校での授業も、あと残すところ2週間となった。時間がないだけに、
結構予定がたくさん組まれていて、ハードな2週間になりそうだけど、
折角の機会なんで、それなりに楽しみたいと思う。

今日は、月曜にまた荷物を少し日本に船便で送ろうと思っているんで、そのパッキングをしました。
冬なんで、とにかく洋服ががさ張る。洋服は、帰ってからすぐに必要なものも多いんで、
できるだけ持ち運びたいんだけど、持ち運ぶ量には制限もあるから、
なにを送って、なにを持ち帰るか、、、思案のし所だ。 

あ~、今月は、授業の準備とパッキングで追われる1ヶ月になりそうですぅ、、、。

ってことで、今日も忙しくしていたんで、本は殆ど読めなかった(トホホ)。
娘は、何故か工作が好きで、今日も一人でなんか一生懸命作っていた、、、。
全然たいしたものじゃないんだけどね。

今日もマジックツリーハウスのCDを流していたんだけど、娘に、もうそのお話は飽きたから、
新しいお話を流して欲しいと言われちゃった、、、。この3日位しか流していないと思うだけど、
娘の頭にはちゃんと日本語みたいにすうっと入っていっているのね~。


実は、この説明も、学校長には却下され、やっぱり敬虔なクリスチャンには受け入れられませんでした。




Dce. 8, 2002

Surprise, surprise, surprise!

12月9日(明日)がベスのお誕生日だ。いったいどんな風にお祝いするのか、興味津々だ。
今朝、グレッグに今日の予定を聞いたら、午前中はいつものように教会に行って、
午後は、おばあちゃんの家に遊びに行って、夕御飯もそのままそこで食べるって言われた。
う~ん、、、、とピーンときた私は、きっとそこで、Surprise Partyを開くに違いないと思い、
車の中にべスへのプレゼントを忍ばせておいた。

車の中で、ベスがいないときに、グレッグにSurprise Partyを開くのか聞いたら、
何も計画していないから、明日何かしないといけないって言ったんで、
「あれ~?」って、当てが外れてしまった。

おばあちゃんのうちには、3時ごろ着き、夕ご飯の時間まで、それぞれ、好きなことをして過ごした。
夕ご飯の時間になると、みんなが地下室に集まり、ベスが最後に降りてきたところで、
ジョナサンが、地下室の他の部屋から、大きなケーキを持って、Happy Birthdayの歌を歌いながら
おばあちゃんと一緒にやってきた。どうやら、おばあちゃんだけでこの
Surprise Partyは企画されていたらしい、、、。
ってことで、私も急いで車にプレゼントを取りに行き、プレゼントを渡すことにした。
やっぱり、こういうことは、男の人は苦手のようだ、、、。

とは言っても、あとで、グレッグに聞いたら、今週末に、ベスト二人だけで、
高級レストランに食事に行く計画があるって言っていた。どうも、それは毎年恒例のことらしい。
やっぱり、アメリカ人はそういう風に愛情表現が得意だよね。

以前に娘が愛情表現がうまくなってきたって言ったけれど、ほんと、学校で会っても、
みんなのいる前で、Hugしてくるし、うちにいるときも、けんかをしても、
必ず、Hugをしながら誤ってくるようになったんで、その辺が、
すごく変わってきたなあってつくづく思う。




Dec. 9, 2002

School Life in Japan

今日は、中学生に日本の学校生活について説明した。

日本にいるときに娘の小学校に行って、たくさん写真をとらせてもらったんで、
その写真を黒板に張って、子供たちに黒板の前に集まって座ってもらい、
写真を見せながら、いろいろと説明した。

まず、朝、ランドセルをしょってグループ登校する風景から始まって、学校にいき、
下駄箱で靴をぬぎ、上履きに履き替える説明をし、教室の様子や、授業の様子等を説明した。
授業の始めと終わりでは、全員が立って挨拶するとか、体育のレッスンでは、
体操服に着がえること、給食の準備や掃除は日本では子供たちが自分ですることなど、
アメリカとは違うところに重点を置いて説明した。

そのあとは、日本の学校について書かれているプリントを分けて、小学校から大学まで、
それぞれプリントを一緒に読みながら違いに重点を置きながら説明していった。やっぱり日本の中高生が、制服を着ないといけない点や、日本の夏休みが、6週間しかない
(アメリカは3ヶ月ある)という話を聞くと、みんな、日本には行きたくないと言っていた。
でも、日本では、中学・高校の時は受験勉強に終われ、すごく勉強するから、
大学になるとその反動で、あんまり勉強しない(アメリカの大学生はすごく勉強しないと
卒業できないシステムになっている)人が多いし、学科によっては、そんなに勉強しなくても
簡単に卒業できるっていう話をしたら、大学だけ日本に行きたい、、、
な~んて、おき楽なことを言っていた、、、。

私のいるこの学校は、保育園から、高校までの一環教育になっているので、
高校受験がない。
また、大学への進学率も5割程度ということなので、生徒達は、小中高と、
ほんとにのびのびと学生生活を過ごすことができるようになっている。
しかし、大学に進学すると、大学では、しっかりと勉強しないと卒業できないシステムになっていて、
ちょうど日本とは逆のような感じだ。特に中学高校生の話をしたときに、部活動で子供達は、
夜7時ごろに家に帰り、そのあと、塾に行って勉強をする子供もいるという話をしたら、
すごく驚いていた。そして、「家族と一緒に過ごす時間はあるのか?」と質問されてしまい、
う~ん、確かに日本人には、家族団らんの時間があんまりないような気がするし、
それはそれで、問題だと思うという話をした。




Dec. 10, 2002

Teaching Japanese

今日は高校のスペイン語の先生に招かれて、特に日本語に重点をおいて
レッスンをして欲しいと言われたので、初めて日本語を教えた。

はじめに、日本語には漢字とひらがな、カタカナがあり、それぞれの違いについて簡単に説明し、
その後、簡単な挨拶と、自己紹介の仕方の説明と練習をした。

「こんにちは。 私は ○○です。よろしくお願いします。」
という自己紹介文を、今日の目標文にした。

まず、「こんにちは。」から、説明したんだけど、どうしても、「こん に ちは。」
と「に」アクセントが強くついてしまうんで、もっと平坦に言わないと日本語らしくないから、
なるべく平坦に話すように説明した。もちろん、逆に、日本人が英語を勉強するときは、
なかなかアクセントをつけられなくって、英語を勉強する難しさも付け加えて説明しておいた。
そのあと、「私は    です。よろしくお願いします。」の言い方を教えて、ペアで、
今日の目標文をいう練習をしたあと、競争で、5人の人と自己紹介が出来た人から
席にすわっていいというゲームをし、その後、二人ずつ前に出て、それぞれ、
自己紹介をお互いに日本語でさせた。 これが、思いのほか結構みんなうまくできてしまって、
びっくり、、、。 日本語を教えたのは初めてだけど、なんか、こんなにおもしろいと思わなかったわ。
とくに、「こんにちは」とか「よろしくお願いします」というときに、お辞儀をさせたんだけど、そのお辞儀の仕方がおもしろくて、なんか、みんな爆笑でした。
という感じで、私自身がとても楽しんでしまいました、、、。

そのあと、日本語で1~10までの数え方を、似た発音の英語を例に出して、
1~5までは、動作つきでみんなで立って、itchy knee, sun, she, goという感じで、
みんなで練習し、6~10は文字を見せながら練習した。
これも、レッスンの終わりには全員が言えるようになっていたから、
みんなの覚えのよさに感心されられました、、、。




Dec. 11, 2002

Jingerbread House

今日は、なんと雨のために、学校が休校になってしまった。

というのも、雨が降って、路面が凍ってしまったので、とても滑ってしまうので、
歩くのも、車で走るのも危険だからだそうだ(雪が積もっている時より危険だそうだ)。

ということで、今日は、またご近所のフォークナーさんに招待されて、
みんなでJingerbead Houseを作った。

10年くらい前に日本いる時に、Jingerbead Houseをカナダ人の友達と一緒に
作ったことがあるんだけど、今日一緒につくったのは、正確にはJingerbead Houseじゃなくて、
他の名まえは聞き忘れちゃったんだけど市販のビスケットのようなものを壁や屋根に使った家で、
大きさもずっと小さなお手軽なもので、子供が楽しむにはちょうどいい大きさかもしれない。
それでも、娘には難しいようで、結局、娘の作り始めた家は、殆ど私が手伝ってというか、
私が作ることになってしまった。まあ、これはいつものことなんだけどね、、、。

娘が屋根にハートを描いて欲しいというんで、そのあとも、
ハートのお菓子を中心に飾り付けをしたんで、結局、私達の家は、
バレンタインハウスになってしまった(笑)。ちょっと早いけど、まあ、いいか。

夕食後は、スクービードゥの映画版のテレビ番組を見た。アニメじゃなくて、
実際の人物が登場するバージョンは初めてみたけど、結構面白かった。

結局、その後、もう寝る時間になってしまったんで、今日も本は殆ど読めなかったな~、、、。

それにしても、今日も休校になってしまったので、学校の授業の埋め合わせがどうなるか心配だわ~。

それに、こう雪や雨で交通手段が遮断されてしまうと、帰国の日が心配になるわ~、、、。
帰国の時はいいお天気になってくれますように!!!

急に学校が休校になったんで、ご近所のフォークナーさんの家のキッチンにて、
子供達7人が集まってジンジャーブレッドハウスを作ることになった。


ジンジャーブレッドハウス

一番手前にある家が、私と娘で作った、バレンタイン(?)ハウス





Dec. 12, 2002

Christianity

今日は高校生の女の子達に、日本の宗教観と祝日や年中行事について話をした。 

まず、宗教観についてなんだけど、HPで日本のキリスト教研究っていうページを見つけたんだけど
これが、面白かったんで、その話をした。 それによると、公式な統計では、
日本人の94%が神道の信者で、73%が仏教徒になっているんだけど、その横に、
個人的な統計というのが載っていて、それだと、神道の信者はたったの2~3%、
仏教徒は20%、クリスチャン1~3%、無宗教が65%となっていて、、、う~ん、
それのほうが正しいんじゃない、、、っていう感じがした。

私の場合は、お葬式の時とかは、きっと仏教徒になるんだろうけど、日常の生活の中では、
殆ど仏教徒らしいことはしていないし、アメリカ人のように、毎週教会に行って
勉強するなんていうことは仏教徒にはないし、私の周りにもそんな仏教徒はいない。
それに、どちらかといえば、聖書クラブで聖書の勉強を月に一回はしているから、
仏教についてより、キリスト教についてのほうが詳しいわけで、、、なんだか複雑な心境になった。

それにしても、日本ではキリスト教がこうも受け入れられないのかしら??? 
この質問にだけは、私はうまく答えられないっていうか、よくわからない。

その後、高校生ということもあり、日本の祝日や年中行事について、説明した。
成人の日とか子供の日とか、アメリカにはない祝日に関心を持ってくれたようだ。
でも、今日は、お話中心にしてしまったんで、ちょっとつまらなかったかもしれない。
でも、こちらでは、「質問はありませんか?」というと必ず何人かは手を上げるから、
その辺も、日本とは違うよね、、、。日本だったら、殆ど手を挙げない気がするな~、、、。
ということで、Q&Aの時間はいつも楽しい時間です。

今日は、学校からブッククラブの本とCD-ROMが届いた。
娘は何故か、MathのCD-ROMが気に入ってしまって、家に帰ってからずっと遊んでいた。
私は忙しかったんで、どんな内容か全然みていないんだけど、まあ、
親が忙しい時は一人で遊んでくれるのが一番だわ~。

** The books which I read to her today **
Magic Tree House 17: Tonight on the Titanic (the latter half)

** The book which Celina read today **
The Birth of Jesus.






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