SUERTE

SUERTE

2005年11月のできごと



予定日は12月中旬なので、やっとのんびり過ごせる、とおもいきや、

入管への出頭、ペルーでの婚姻届が残っておりまして。

まずは出頭。必要書類を提出し、取調べを受ける。

そして在宅のまま審議をすすめることに。

ペルーでの結婚届は当時予約制で、7月に申し込んで最速で11・18だったため

こんなに時間があいてしまったけど、いつものごとく五反田で1日がかりで

登録をすませた帰り際、トイレで出血を確認。10ヵ月近くなので、と

勝手に思い、帰宅して床について・・・朝の3時ごろ。

妊娠でトイレが近くなっていた私は目を覚まし、ふと腰の辺りが

湿っているのに気づく。あや?おもらし?いやん☆

トイレに行って破水であることに気づく。

慌ててパパちゃんを起こし、必要なものをかばんにつめ、

病院に電話し、タクシーを呼ぶも、つながらず、パパちゃんが駅までいって

タクシーを呼んできました。

すぐに診察してもらうと、やはり破水している、とのこと。

まだ36週なので2-3日点滴でとめた方がいいとのこと、又あかちゃんも

2500gいってるかどうか分からないので、とりあえず入院。

明け方生理痛のようなものがちくちくきたけど午前9時にはひいていきました。

はーびびった。母親学級、会社休めなくてまだ全部いけてないから

産み方わかんないもんねー☆ よかったよかった。

とりあえず安静にしてなくてはいけないので、テレビ見て、

昼間パパちゃんが持ってきてくれた新聞よんで、おいしいご飯食べて

快適に過ごしていた夜9時ごろ。又痛みが襲ってきました。

ん。んんんん??なんか痛くなってくる。しかもなんか波がないか、これ?

12時ごろ、これはやばいとナースコールをして、助産士さんにきてもらい、

みてもらうと、これは産むしかない、とのこと。

急遽分娩室へ移動。3時ごろには絶えがたい痛みになってきて、

夜中の産婦人科病棟に、私の叫び声が響き渡ってました。

でもだいたい20秒数えると楽になるので数を大声で数えてましたが、

授乳にきてたママさんたち、びっくりしただろうなぁ・・・・・・

ぷーちゃんの抱き枕を何故かもっていったのだけど、

痛さのあまりパンチ入れてました。まじ、痛かった。

しかもだんだん感覚が短くなっていって、どうやっても痛い。

休めない。とめる方法も無い。、でも痛みが引いたころにはうとうと眠って

夢も見てしまうほど・・・1時間に2cmずつ子宮口が開いた感じでしょうか。

分娩台に上れたのは6時過ぎでした。

問題はいきみ方。知らない。いきめ、といわれても・・・・

tiaが、出産はkakaをするようなものだといっていたのを思い出す。

そっちにいきむのか・・・えい ふうううううんうぬぬぬぬぬぬぬ。

このときももちろん叫びまくり、泣きまくり。

何度かいきみ、汗だく、涙まみれになり、

一回ひよこの頭がでたもののひっこみ、もういちどいきんだところ、

やっとでてきました。

泣き声をあまり覚えてないのは、あまりの出来事に

全てをシャットアウトしてしまったせいでしょうか。

臍の緒を切ってから胸に乗っかってきたひよこは・・・・


・・・・・・なんかべたべた・・・・しかも兄貴に似てる・・・

ぜんぜんペルー人ぽくない・・・



それまであかちゃんといえば、ぷっくりした感じだと

おもってたのに、何故かやせてる・・・(母親の不摂生のせいだけど)

感動も何も無い、むしろ拍子抜け、がひよこの第一印象でした。

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