いきなりレッドアラートの緊急発進を連想させるような『Secret Messages』 シンセが少し後退しギターが出てきている。 このメロディの作りこみ、やはりジェフの才能はすばらしい。 『Loser Gone Wild』もシンセを使ってはいるが、メインはギターか。 以前との比較だがロック色が強くなっていると感じる。 『Bluebird』は重厚なつくりのバラードナンバーだ。 以前の派手なサウンドは後退して、代わりに出てきたのがこの”ジェフがやりたかった音”か。 『Rock'n Roll Is King』はシングルカットされてそこそこヒットした。 結構ノリのいい曲だ。 70年代の名曲『Hold On Tight』に通じるところがある、いい曲だ。 最後は幻想的なシンセ『After All』 で。 当時はLp2枚組みでリリース予定だったものを曲を削って1枚で出していたが、CD化に際してボーナストラックという形で3曲追加された。 ただ、残念なのは『Beatles Forever』という曲はここから削られたまま、いまだ発表されていない。 一部の曲は、ベスト盤に追加されてるのだが。
1.Secret Messages 2.Loser Gone Wild 3.Bluebird 4.Take Me On And On 5.Time After Time 6.Four Little Diamonds 7.Stranger 8.Dancer Ahead 9.Letter From Spain 10.Train Of Gold 11.Rock'n Roll Is King 12.No Way Out 13.Endless Lies 14.After All