Hallelujah☆

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December 20, 2006
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カテゴリ: いろいろ・・・
少し、昔の話だが、それゆえに時効と言う事で、信じられないハプニングが起こって、忘れられなくなった告別式の話をしたい。




あまり交流がない故人の弔問に仕事上の義理で行く事になった私。


御通夜の際、棺の蓋は開いていて、故人との別れを惜しむ事が出来るようになっていた。


死後の処置をされているとは言え、よく知らない人の遺体を見るのは余り気分のいいものではないが、焼香の際にどうしても視界に入ってしまう。






その時、私は自分の観察力を心底恨んだ。





・・・・・ずれていたのだ。






ヅラが。






見ない振りして合掌し振り返ると、故人か喪主の身内らしい人が泣きながら

「いつまでも若々しい人だと思っておりましたのに・・・・」




早々に辞して早歩きで駅に向かいつつも吹き出しかけるのを止められない。


気の毒に、故人は生涯必死に守り、文字通り「墓場まで」持って行きたかった秘密を、こんな形で最後の最後に暴露する羽目となったのだ。



うっかり知ってしまって故人に祟られやしないかしらと恐れつつも腹筋と頬が痙攣するのを抑えられない。


『んぶふっ!ぶほっ!』


と噴出してしまうのを、他人の目が気になり、咳き込んでるように誤魔化しながら家路につき、この事は皆には言わないでおこうと心に誓ったのだった。


だがそんな薄い憐憫なんか吹き飛ぶような事件は翌日に起こった。


出棺の前に縁の深かった人から順に切花を棺に入れてゆく。


私は一番最後に入れようと隅の方で控えていると、どうも献花した後の弔問客がみんな棺に背を向けている事に気づいた。



肩を震わせて居る。




何も知らない人が見れば涙をこらえて居るように見えなくも無いが。



あらぁ・・・・みんな気づいちゃったのね、ヅラ・・・・





゛;`;:゛;`;:゛`;:゛;`ヽ(ΦωΦゞ)ブッ




め・・・・・・・・・・めくれてる・・・・・・・・・。


つーか、だれよ?


ヅラと頭の間に菊の花挿しちゃったの。


皆さん、想像してみてください。






故人とは深い交流は無かったが、芝居抜きで涙目になった。



献花は私が最後の方だったので、葬儀屋が棺の蓋を閉めようと隣に歩み寄ってきて「あっ」と極々小さな声で言ったのを私は聞き逃さなかった。


その後、速やかに棺おけの蓋は下り、釘を打たれて出棺。


あの時の葬儀場に広がった微妙な空気を私は忘れる事が無いでしょう。



笑うでもなく泣くでもなく、まさか故人相手に「ヅラだったのかよっ」と突っ込むわけにもいかず、手を出して直してやるにも隙間に菊が・・・・・。



人を欺く事無かれ。


ヅラは死を予感した際にはずしてしまった方がいい気がする。



闘病中ははずして過ごしたものを、死後に身内が頭に載せたらしいが、もう少しきちんとつけてやらなくては余計に哀れではないか。



後日聞いた話、ヅラと頭の隙間に献花したのは、幼稚園に入る直前のお孫さんだったようで・・・・。


故人にはずいぶん可愛がられていたらしく・・・・・・・ぶふっ☆



一緒に弔問に行き、その瞬間を見てしまった私の友人はしばらく思い出し笑いが止まらなかった。



某地方議員の先生、天国で安らかにお過ごしでしょうか?



あの時の秘密は、一応守っておりますが、もうそろそろ実名を出して、酒の肴にしたいという誘惑に駆られております。





合掌






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Last updated  December 20, 2006 04:06:22 PM
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