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カテゴリ: ツブヤキ


暖かい日が続いています。

写真は「朱鷺」の剥製。
大学内の総合博物館に展示されています。

里山の環境の変化と農薬等の影響で、この優雅な鳥は日本
から姿を消しました。

どうして人間は環境破壊を止められないのでしょう。
私達の「進歩」「便利」さと引き換えに姿を消した動物たち。

お天気の良かった今日、エアコンのフィルターを掃除して

彼らの前で何かを語る資格はないのかも知れません。

それでも今日本が抱えている原発の問題について、
恥ずかしながらぶつぶつとツブヤイてみたいと思います。


 「ヒロシマ・ナガサキで原爆を受けた日本に
   どうしてかくも多くの原発が存在するのか」

私も子供の頃に驚き、そして憤慨した事実でした。
そしておそらく、世界中の多くの人が今、抱いている疑問
ではないかと思います。
何故?

答えは一つではないでしょう。

第二次世界大戦の焼け野から立ち直った日本。

あの頃。

ヒロシマ・ナガサキの原爆の「脅威」にさらされていた
のは、果たして日本だけだったのでしょうか?

私達以上に「原爆の威力のすざまじさ」を嗅ぎ取り、
その恐ろしさに震えたのは、


「核を持っていなければ負ける」
「核が決め手」

まるで見えない悪魔に急かされるように核兵器は増え続けて
ゆきました。
そして原発も・・・

原発は「民生利用」=「平和利用」だと思われているよう
ですが、
「民生利用」から「軍事利用」に転用できる技術を有する
ということで、
れっきとした核兵器の保有のひとつの段階だとする見方も
あり
「原発は核の抑止力の一翼を担っている」とする考えを
私は否定することは出来ません。

戦後の復興期に、
日本の政治家は何を考えたか。
原発を作る能力を日本は持っている。
なのに、
このまま原子力を操る能力を放棄するのか?
その場合の軍事的パワーバランスは?

また、アメリカから原発に関わる技術や装置を買えと
突きつけられていたかも知れません。
(日本がアメリカの「ポチ」だと認められた第一歩?)

       (゜△ ゜)

科学者はどうだったでしょう。
他国で着々と進む新しい技術開発を黙って見ているだけで
さて、我慢出来たでしょうか?
また、原子力という大いなる力を「民生用」に使い、電力
供給等に役立てたいと思った善良なる科学者も確かにおら
れたことでしょう。

そして、善良な気持ちと善良な結果が待っていればよかった
のですが・・・

原発は、その頃から五十年以上を経った今でも、
製造工程・運転稼動時・処分時に大量のリスクと
環境破壊要素を含み、

    「人類の手に負えない」

代物であり続けています。
そしてその危険性は今回の事故で白日の下に晒されたと
いえます。

政府と電力会社そして電力会社から多額のスポンサー料を
頂いているマスコミは、これまで何年もかかってテレビCM
まで流し
「原子力は安全」と謳ってきました。

原発大嫌い人間@ヒロシマ、だった私も、
■使用済み核燃料の廃棄場所が確保されない=地球を汚し
続けるという問題や、
■原子力発電所による海流汚染(温暖化も含む)の問題は
決して許されないけれど・・・

(アメリカのオバマさんも原発は二酸化炭素CO2を出さ
ないからクリーンだなどと大嘘をついてますが・・・
・・・それとも、本当に知らないのか・・・)

いつの間にか~
もしかしたら、意外と
「原子力発電所の運営自体は安全なのかな~」と
思い始めていました。

そして電力需要を満たすためには原子力発電所が必要なの
だと「いつのまにか信じていた」のですねえ・・

    ・・・騙されてた・・・

浅はかな自分を恥ずかしく思います。

それにしても、
「二重三重に安全のための設計が施されています」
「クリーンで明るい未来、原子力」
などと宣伝するのであれば

     もっとましなリスク管理は
      出来なかったのかい!

と声を大にして叫びたいです。

まさか、電力会社があそこまでテキトーな気持ちで原発を
扱っていたとは、だれが想像したことでしょう!

津波が想定外?
数年前に「国会」で津波の可能性、電力系統が全て失わ
れて原発が暴走する危険性が指摘されていたのですよ!

マスコミも「安全でクリーン」などと電波で流すのなら、
その検証くらい“独自で”するべきです!

         (`△´ )!

そしてそれらを検証してこなかった私たち自身も、
その責任から決して逃れられは、しないのです。


原発は戦後復興の間もない頃に日本では国策として推進さ
れてきました。
それは先進諸国の多くが受け入れてきた世界的潮流でも
ありました。

「原子力の威力を誇示するため」
「戦争のない平和な世界を維持し、国益を維持するため」
そしてそれに絡む
        様々な“権益”が
          生まれ
          増殖し

原発は   「なくてはならないもの」 に成長し

挙句の果てに、テレビCMにまでなりました。

「官僚が決めたことは撤回出来ない」といった原理
(諫早湾干拓ギロチンもそうですね)
それをデータで後押しする「学者」
「原発誘致に伴う交付金」
「電力会社および連合から政治家が受け取る寄付」
「無責任な宣伝請負人のマスコミの態度」

今日の原発の “取り巻きたち”

利益に絡んだ糸を解くのは容易ではありません。

しかしながら
方向転換を図り、日本が原発から脱却できるのは

    「さあ! 今だよ!」 と

お天道様が教えてくれているのかも知れません。
地震から私達が学べることは本当に多いですね。

そしてそれを、博物館の“朱鷺”は
今日も静かに哀愁をこめた瞳でみつめています。






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Last updated  2011.04.18 12:48:36 コメント(22) | コメントを書く


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