PR
Freepage List
Calendar
Keyword Search
Comments
今もって、何の役にも立てないもどかしさを感じています。
今もって、あの日の映像すら直視出来ないことを申し訳なく思っています。
今日行われた追悼式典に、天皇皇后両陛下がご参席されたことに感動しました。
一昨年、心臓の手術を受けた私には
陛下にとってあのご参席がどれだけたいへんなことであったかわかります。
しかも喪服を着ていらっしゃいました。
Never forget
what happened
on March 11th,2011
だけど、絶対に忘れてはいけないし
自分に出来ることはやって行こうと思っています。
悲惨な状況の中、復興に向けて立ち向かっている方々に敬意を表します。
1年前、次々に報道される被災地の状況や
原発事故の報道に誰もが浮き足立っていました。
そんな中、復興と支援に向けて日本中の人々の心がひとつになったきっかけは
素人集団かと思われるようなアホな政府の呼びかけではなく
3月16日に放映された天皇陛下のお言葉だったと思います。
あの震災のこと、
そして全国の人々が
「がんばろう日本!!」
と拳を掲げたあの日のことをあらためて思い出すためにも
僭越ながら、あの日の陛下のお言葉を掲載させていただきます。
* * *
この度の東北地方太平洋沖地震は、
マグニチュード9・0という例を見ない規模の巨大地震であり、
被災地の悲惨な状況に深く心を痛めています。
地震や津波による死者の数は日を追って増加し、
犠牲者が何人になるのかも分かりません。
一人でも多くの人の無事が確認されることを願っています。
また、現在、原子力発電所の状況が予断を許さぬものであることを深く案じ、
関係者の尽力により事態の更なる悪化が回避されることを切に願っています。
現在、国を挙げての救援活動が進められていますが、厳しい寒さの中で、
多くの人々が、食糧、飲料水、燃料などの不足により、
極めて苦しい避難生活を余儀なくされています。
その速やかな救済のために全力を挙げることにより、被災者の状況が少しでも好転し、
人々の復興への希望につながっていくことを心から願わずにはいられません。
そして、何にも増して、この大災害を生き抜き、被災者としての自らを励ましつつ、
これからの日々を生きようとしている人々の雄々しさに深く胸を打たれています。
自衛隊、警察、消防、海上保安庁を始めとする国や地方自治体の人々、
諸外国から救援のために来日した人々、
国内のさまざまな救援組織に属する人々が、余震の続く危険な状況の中で、
日夜救援活動を進めている努力に感謝し、
その労を深くねぎらいたく思います。
今回、世界各国の元首から相次いでお見舞いの電報が届き、
その多くに各国国民の気持ちが被災者とともにあるとの言葉が添えられていました。
これを被災地の人々にお伝えします。
海外においては、この深い悲しみの中で、日本人が、取り乱すことなく助け合い、
秩序ある対応を示していることに触れた論調も多いと聞いています。
これからも皆が相携え、いたわり合って、
この不幸な時期を乗り越えることを衷心より願っています。
被災者のこれからの苦難の日々を、私たち皆が、
さまざまな形で少しでも多く分かち合っていくことが大切であろうと思います。
被災した人々が決して希望を捨てることなく、
からだを大切に明日からの日々を生き抜いてくれるよう、
また、国民一人びとりが、被災した各地域の上にこれからも長く心を寄せ、
被災者とともにそれぞれの地域の復興の道のりを見守り続けていくことを
心より願っています。
* * *
私たちは、もう一度あの日のこと
日本中がひとつにまとまった日のことを思い出さなくてはいけません。
「がんばろう日本!」と叫び、「絆」という文字を掲げているだけでは
ただの無責任な自己満足の世界ですね。
放射能が心配なら、検査する方法を確立すればいい。
ガレキの処理は全国で分かち合うべきです。
「絆」という文字をウソの代名詞にしないよう、今こそ私たちは変わるべきだと思います。
反動もあるでしょうが、今が変わるチャンスでもあると思います。
何十年先かわかりませんが、このままでは私たちは
東北の復興が成し遂げられた時に後悔すると思います。
痛みも分かち合い、いつの日か復興の喜びをも東北の人達と分かち合いたい。
二言目には「放射能が心配だ」
もっと身近な問題として心配している人たちがいることを忘れてはいけません。
放射能に汚染されたガレキを受け入れようと言っているのではありません。
「放射能の恐怖」を理由に、汚染されていないガレキの受け入れをも拒むような
そんなことでいいのでしょうか。
まだまだ寒い日が続くようですが、
春はもうすぐそこまで来ていますね。
被災された方々にも、少しでも明るく暖かい春がやって来ることを願っています。
.