

SAMTIME 行く ヌルメ温泉のお友達は
御歳 八十後半のMちゃん婆
以前は 一人でタン●ン畑の管理 出荷してたけど
やはり 歳はとりたくないもの
雑草整理から ミカンの肥料やり
善いタ●カン作るには 体力必要
病気入院したこともあって ここ数年はホッ散らかし状態
三度のより 温泉好き
自宅から
真冬でも朝晩二回通ってます
ヌルメ温泉そばが住い
うちらが 行く時間に玄関前で座ってるから
一緒に行こうと声かけて 数年
三日前は
荷台に置いてたお風呂set
横着モン
バスタオルに巻いただけ
自宅前で下車 荷物とってたら
「ない!? ないッ! なんごてゃあ
ワシの靴下がない」
靴下が無いと大騒ぎ
「よかよぉ
靴下ばぁ なくても 」
云いつつ まだ荷台探すMちゃん婆
さすがに諦めて
「もう 行って善かぁ~ょっ」
その時
「あっ 手に持っちょった」
翌日は
道端に座ってたから お誘いの声掛け
「よかぁ 今日は行かん!」
そのまま クルマ飛ばしてヌルメ温泉に
雨は止んでたけど 他に入浴客なし
のんびり一人で入ってたら
「やっぱり 来たよぉ」![]()
M
湯船の前に登場
暫く一緒に温泉入ってたけど
Mちゃん婆出るまで待っとれん![]()
「もう 帰るけど~っ
一緒に帰らんでエエのぉ?」
「善カァヨォ」
ささっと 着衣
してたら
Mちゃん婆
「やっぱり 帰るわ」![]()
腹たつから さっさと歩いて車内で待つこと伝えます![]()
暫くしたら
裸足のゲンならぬ 婆参上![]()
「わしのスリッパなくなった
ワシ スリッパ履いてきたかな?」![]()
きつい 坂道下っての温泉
裸足で来るハズ無かろうもん
再度 温泉周り見るように指示
暫くすると 裸足で戻ってきて
「善かよぉ 誰が持っていったんかのぉ」
裸足の婆 助手席に乗せて帰宅
昨日 温泉に行ったら
Mちゃん婆 ぼろぼろの靴履いて 先に来てました![]()
「スリッパ やはり無かったの?」
「 無かよぉ~
誰か持って帰ったんじゃ」
何気に湯舟の縁みたら・・・
見慣れたMちゃん婆のスリッパありますがな![]()

Mちゃん婆に
指さすと
「あら
ぁ ここにあったんじゃ」![]()
テツパチーノの母上 実の両親計三人の介護と看取り終え
今更 赤の他人の介護は ゴメンです![]()


