プラス君の日記

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【妻が書いた学校への手紙】



娘が亡くなりました

少し前のことですが、娘の通っていた高校に除籍の届けを出さなくてはならいと思い高校に連絡しました。

担任の先生がうちに来てくださることになりましたが、その前に郵送で書類を送ってこられ、その書類を返信するために、妻が手紙を書きました。


~~~妻が先生に宛てた手紙~~~

□□先生へ

先日のお通夜・告別式には、先生方をはじめたくさんの生徒さんに参列いただき、たいへん感謝しております。○○(娘の名)もとても喜んでいると思います。

この様な結果を突然迎えてしまい、私たちは悲しくて、悔やまれて、まだまだ気持ちの整理がつきません。○○は決して絶望はしていませんでした。
“何とか良くなりたい”“少しでも強迫行為を減らしたい”“昨年の様にまた一人で学校に通えるようにしたい”と、いつでも希望を持っておりました。

前日の5月8日の学校の帰りにも、“夏休みまでに良くなっていたら、何かボランティアに参加したいんだ”なんて楽しそうに話していたんですよ。
ですから私たち家族は、○○の死は不慮の事故であったと信じています。

△△さん(娘の親友で学校から駅までいつも一緒に歩いてくれた同級生)の事も心を痛めておりましたが、回復の兆しが見えてきたとのこと、少し安心しました。これからも彼女の心のケアのほうもどうか宜しくお願いいたします。

○○の人生、あまりにも短すぎる人生ですが、最後の1年間を◇◇高校で過ごせたことは、とても幸せだったと思います。心暖かい先生方にかこまれ、様々な体験をして大きく成長していました。頑張り屋さんの○○は、私たち家族の宝であり誇りです。

本当にお世話になりました。ありがとうございました。
先生のご都合がよろしければ、6月10日にお待ちしております。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

私の気持ちも、妻のこの手紙と同じです。

『娘は私たちの宝であり誇りです。』

親ばかと言われるかもしれませんが、本当に頑張り屋さんでした。
強迫行動も、もしかしたら頑張り過ぎた結果なのかも知れません。
ある意味、もっともっといいかげんな人間だったら、あんな強迫行動(こだわり)は、もうすこし少なかったかも知れません。

また、色々と考えてしまっても、自分たちが先に進めなくなってしまうといけませんので・・・・。


娘と一緒に過ごした、16年半の時間を大切に思い、かみしめ、振り返ってみようと思います。


Iちゃん。
お父さんとお母さんの子ども生まれてきてくれて本当にありがとう。
短い間だったけど、楽しかったよ。


《次へ》【娘がケーキを食べた?】

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