ぐるめな猫の路地裏

ぐるめな猫の路地裏

昼顔

昼顔 Bell de joir 1966年 フランス

belle de jour-1belle de jour-2




原作 ジョセフ・ケッセル
監督 ルイス・ブニュエル
脚本 ルイス・ブニュエル ジャン・クロード・カリエール
撮影 サッシャ・ヴィエルニー
出演 カトリーヌ・ドヌーヴ ジャン・ソレル ジュヌヴィエーヴ・パージュ他



セブリーヌ(カトリーヌ・ドヌーブ)は、外科医ピエール(ジャン・ソレル)と平穏な日々を送っている美しい人妻である
表向きは幸福に暮らしている彼女であるが、心の奥底でには人知れぬ性の泥沼があり
夫に縛り上げられ半裸にされ鞭打たれ、下僕に犯されるといった妄想を拭い去ることができない
ある日、女友達に売春宿の噂を聞いた彼女は、そこに行ってみたいという強い願望にかられる
結局、彼女は心の奥底の願望に流される形で売春宿におもむき、見ず知らずの男に身体を売る
その日から、昼は【昼顔】Bell de joirという名の高級売春婦として
夜は外科医の貞淑な妻として過ごすという二重生活をはじめるが・・・・・



原作と同様、当時非常にセンセーショナルな話題を呼んだ作品である
ドヌーブの気品に満ちた美しさと監督の手腕が
ひとつ間違えれば低俗になりかねないテーマのこの映画を芸術性の高い作品に仕上げている
また、ヴェネチア映画祭でも金獅子賞を受賞した作品である



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