ぐるめな猫の路地裏

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ダンス・ウィズ・ウルブス(4時間版)

ダンス・ウィズ・ウルブス [EXTEDED 4HRS. VERSION] Dances with Wolves 1991年 アメリカ

dances with wolves-1

制作 ケビン・コスナー ジム・ウィルソン
監督 ケビン・コスナー       
出演 ケビン・コスナー メアリーマクドネル グラハム・グリーン 他


この映画は、91年にアカデミー賞7部門を獲得した
『ダンス・ウィズ・ウルブス』のアナザー・バージョンです
ケビン・コスナーがこの作品の制作を決めたとき
「また、ハリウッド俳優の気まぐれで作った大作さ!」という否定的な見方が強かったようです
アカデミー賞にノミメートされてからもマスコミ関係などは「受賞は無理」という見方が主流でした
しかし、蓋を開けてみたらなんと作品賞など7部門を堂々受賞したわけです
確かに、作品としてはアカデミー賞を受賞したバージョンの方が無駄がなく研ぎ澄まされています
ただ、わたしはオリジナル版に未公開の52分を加えることによって
すべての登場人物が活き活きと描き出されているこちらバージョンの方が
温かみがあって好きです


ジョン・ダンバー(ケビン・コスナー)は、南北戦争で負傷した北軍中尉だった
フロンティアーに憧れ、自らの意思で辺境の砦へ向かったが、砦には誰も住んでいなかった
不思議に思いながらも愛馬と一緒にそのまま砦に住むようになったダンバーであったが
ある日、インディアンに遭遇し小競り合いになる
はじめは彼らを警戒していたダンバーであったが、しだいに彼らと心が通うようになっていく
そして、自然の中で生きる彼らの暮らしを目の当たりにしたダンバーは
いつしか人として生きることの本当の意味を見出していく
反面、自分たち開拓者が当然のように彼らの土地を奪おうとしてきた傲慢さを知り愕然とする

ある日、ダンバーがやっとのことで心を通わせた前足が白いオオカミ(ツー・ソックス)と
はしゃいでいるところを見たインディアンたちは
彼を「ダンス・ウィズ・ウルブス(狼と踊る男)」と呼ぶようになる
彼も過去の自分の名や生き方を捨て、自然の中で生きていこうとするが・・・



この映画のアカデミー賞を受賞した方のバージョンは、ベルリン映画祭でも銀熊賞を受賞した名作である




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