長湯温泉~白水ダム

高千穂1高千穂峡の緑深きこと・・・

8月22日 深夜の旅立ち(・・・午前0時32分でした。)




いつもの事です。
とにかく、朝、目的地に着いていないと気のすまない夫婦です。
性格は全く、違いますが、こういうところは意見が一致します。


今回は第一の目的地が高千穂峡だったので、気合を入れました。


でも、まず、最初にした事は、ゴミ出しでした。
月曜日がゴミの収集日なのですが、ふたのある網の張ったゴミ置き場なので
前の日でも、大丈夫です。(小屋と思ってください。)


今回は10号線を南下しようと思い、まず、そっちのルートに入りました。

セルフサービスのガソリンスタンドで満タン補給をしました。

次にした事。
しばらく道なりに進むと深夜営業のゲームやCD、DVDなどを売っている
お店を発見。4人で入り、物色。結局、DVDを3枚お買い上げ。
タイトルはハリーポッター2とキルビルとラストサムライです。
早速、DVDを鑑賞。と、いっても、後部座席の子ども達だけが画面を
楽しめるだけで、私たちは走行中は画面が映らないので、音だけで我慢。


深夜なだけにスムーズな車の流れ。
それでも、深夜にしては多いような・・・やっぱり、土曜の夜だから?


大分の宇佐から高速に入り、南下。
そのまま、大分の光吉ICで降り、10号線で三重まで行くコースのはずが、
別府に手前で急に予定を変更。湯布院の方へ向かいました。
理由はどこかの温泉の一番風呂に入ろうと思いついたから。


午前2時過ぎには湯布院ICを降り、インターの目の前の道の駅にて
しばし、仮眠を取りました。(ここの道の駅は去年できました。)
道の駅には結構、たくさんの車が止まっていて、
夜を明かしていました。テレビ付き携帯でオリンピック中継を
見ていた人もいました。
ここには5時過ぎまでいて、出発しました。


時間的に考えて、湯布院では無理と判断。先へ急ぎます。
湯平温泉の脇を通り抜け、広域農道に入り、長湯温泉へ


ここの御前湯は午前6時からの営業です。
一番風呂に入るべく、急ぎました。6時6分に到着です。
残念!先客が約1名いました。
いい、お湯でした。

町営温泉館「御前湯」 TEL=0974-64-1400gozenn


長湯温泉街の中でひときわ目を引くのが町営温泉館「御前湯」。ドイツのクアハウスを模して建てられたおしゃれな3階建て建物で、1階に露天風呂のついた大浴場や家族風呂があり、2階には休憩室や喫茶室が、3階には洋風大浴場や露天風呂、仮眠室などが設けられています。1階の大浴場、3階の大浴場は日替わりで男女が入れ替わります。私は今回で3回目ですが、3回とも、3階の温泉浴場に当たりました。日本一の炭酸泉をゆっくりのんびり楽しみましょう。

また喫茶室では長湯しか味わえないコーヒー、炭酸水でいれたコーヒーを飲んでみましょう。ドイツワインももちろん。食事は町内飲食店から長湯自慢の味を出前システムでお届けしています。
入浴料:大人500円/子ども(小学生)200円




ここのフロントのおじさんにここからの白水ダムの行き方を聞きました。
地図もくれて、わかりやすく説明してくれました。
本当にありがとうございました。感謝しました。

この地図は奥豊後名水マップと言うパンフレットについているもので
とても役に立ちました。そのあと、高千穂に行くと言うとその後に
ルートも親切に教えてくれました。おかげで、時間大幅短縮です。

竹田にでて、57号線を熊本方面に少し、走り、サンリブより、左へ
おじさんの教えてくれたルートに従っていくと白水ダムの看板が・・・

歩く歩く歩く。
それに薮蚊がついてくる!
ダムへの道は険しいものでした。
娘が蚊の軍団に追われ、大変な状態に!
蚊も若い娘が好きなのか、私には来ない!
なにか、釈然としない!
でも、わかりました。
短パンをはいた旦那にも襲撃が・・・
私と息子はくるぶしまであるパンツを
はいていたので襲ってこなかったみたいです。

白水ダム1白水ダム 白水ダム2

向かって右側は、階段状。これは、ただ美しさのためだけでなく、もともと地盤の弱いこの場所にあまりダメージを与えないよう、だんだんに水を落としているそうです。

竹田市と荻町にまたがる国の重要文化財になっているダムです。
壁をつたって流れ落ちる水は、見る角度によっていろんな模様に見えます。



実は、白水ダムの高さは14メートル。ダムは、高さ15メートルからを指すのだそうです。だから、本当は、「ため池」に分類されるそうです。これを設計したのは、当時、県の耕地課の小野安夫。小野は、7年をかけて、1938年に完成させました。デザインが得意だったという小野はダムというキャンバスを使って、最高のダムを創り上げたのです。一説によると「竜門の滝」をモチーフにしたとか。  

 もともと、竹田市と緒方町の潅漑を目的に計画されたもので、通水と同時に発電を行うというのは、当時としては画期的でした。そして、さらに美しい。1999年には、重要文化財の指定も受けました。

円形分水円形分水


荻町の円形分水も見てきました。これは、円形に同じ大きさの穴を開けることで、水が平等に分けられるという優れたものです。しかも、形がステキですよね。  

ここでは、3つの地域に分水するのですが、田んぼの広さに比例して、穴を区切って水を流しているのです。ようは、狭いところの田んぼは、穴3つ分。中くらいは、5つ分。大きいところは8つ分という風にすることで、公平になると言うわけです。 まさに先人の智恵ですね。 


さぁ、これより、また、農免道路8号線に入り、いっきに南下し、高千穂へ。


※農業用道路(農免道路)(広域営農団地農道)
土地改良法による道路を通常「農道」と称している。このうち、基幹的な農道として農林水産省で整備するものに、農林漁業用揮発油税財源身替農道(いわゆる農免農道)と広域営農団地農道がある。



この道を行くことで阿蘇高森経由の半分位所要時間で高千穂に抜けます。

高千穂を目前に「トンネルの駅」を発見!

国道325号線沿いのトンネルの駅は神楽酒造という焼酎会社の経営する
物産館でした。お土産もたくさん売っていました。


トンネルの貯蔵庫



ライダーが大型バイクを何十台と止めて、休憩中でした。
観光バスも止まっていました。焼酎の試飲もできるそうです。

幻の九州横断鉄道の工事の途中で掘ったトンネルを利用して
焼酎を貯蔵していました。総延長1,115mで温度17℃前後と
湿度70%前後と一年中変化があまりない環境が美味しい焼酎を、
熟成されているそうです。無料で見学もできました。

とここで、朝ご飯がまだだと言うことに気づき、慌てて、済ませました。
おにぎりに団子汁。なかなか、美味しかったです。特におにぎりが!




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