次は、『燃えよドラゴン(Enter the Dragon 1973)』から。 “Don't think! Feel! It is like a finger pointing away to the moon. Don't consentrate on the finger,or you will miss all that heavenly glory.” (考えるな!感じろ! それは月を指す指のようなものだ。 指に注意を向けるな、そんなことでは天の輝きを見失ってしまうぞ。)
スター・ウォーズ・シリーズは、エピソード1に戻った際に、殺陣も、日本の武術の動きから、中国武術のそれに移行しています。明白な例としては、ダース・モール(Darth Maul)でして、俳優のレイ・パークはブルース・リーに影響を受けて、幼い頃から中国武術を学んだ、北少林寺の棍術の使い手です。動きを見るだけでも、他の俳優との力量の差が歴然としています。(ちなみに、これまた細かいですが、オビ=ワンの動きが格段に良くなる直前の身体の上下運動は『ドラゴンへの道(The Way of the Dragon 1972)』からでしょう。)エピソード1に登場するジェダイ、クワイ=ガン・ジン(Qui-Gon Jinn)も、わざとらしいくらい東洋的なキャラクターで、戦闘の合間に瞑想をするシーンなどは、その典型といえます。
この「氣」の性質は、セリフで説明される「フォース」のそれともよく似ています。 Luke Skywalker: The Force?(「フォース」って?) Ben Kenobi: Well the Force is what gives a Jedi his power. It's an energy field created by all living things; it surrounds us, penetrates us, it binds the galaxy together.(フォースとは、ジェダイの力の源だ。それはあらゆる生き物から作り出され、われわれの周囲も包み込んでいる。そして、それは、宇宙の全てをつなぎとめているのだ。)