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moto,jc @ Re:レーザー送電(11/13) こんにちは 随分色々研究しているですね…
fwkk8446 @ Re:レーザー送電(11/13) ところで、レーザー発生源に必要な電…
Oct 19, 2025
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カテゴリ: カテゴリ未分類
最近の住宅火災って高齢者宅が多いと思いません?

それに対して65歳以上は29.1%、75歳以上人口は一昨年に初めて2,000万人を超え、16.1%でどちらも過去最高となりました。
こんだけ高齢者がいるのだから、比例的に火災発生元の年齢別比率も高齢者宅に集中するのは分かりますが、それにしても日々の火災発生ニュースで報じられるのは異常なくらい高齢者宅が多い。


高齢者による事故と云うと、車の運転ミスがよく取り上げられますが、同じレベルで火災発生も大きな問題だと感じるのですよね。
「消防白書」によると、一昨年に発生した建物火災の件数は2万974件で、このうち57.7%に当たる1万1,112件が住宅火災でした。
住宅火災の内訳は、一般住宅が8,087件(38.6%)で最多、次いで共同住宅が3,712件(17.7%)、1階を店舗にして2階を自宅にしたりする併用住宅が313件(1.5%)。
構造別では木造建物が最も多く7,762件。
次いで主要構造部に一定の耐火性能を持たせた耐火造が6,299件、火災時に延焼を抑制する性能を持ちますが、耐火構造よりも緩やかな準耐火非木造が2,388件でした。

出火原因トップ(2021年資料)は、「煙草」の3,402件、次が「焚き火」2,764件、さらに「コンロ」2,678件と続きます。
トップの煙草は 寝タバコ 灰皿でちゃんと消してないとか、不適切なところに捨てた とかです。
寝タバコなんて言語道断ですが、タバコ吸いには意外に多いのですね。
寝タバコしてて、そのうち睡魔に襲われて寝てしまうケースです。
2位の焚き火って、今どき焚き火なんて頻繁にするのでしょうか?
都市部では先ず無いでしょうが、農村部では依然として残ってるのでしょうね。
今年2月におきた岩手県大船渡市の山火事は、「まきストーブ」の煙突から出た火の粉の可能性が高いと報告されてますが、この大船渡市の山火事と相前後して他府県で発生した山火事は枯れ草など野焼きの火が延焼したケースが数件報告されてます。
乾燥した日や風の強い日に、炎が燃え広がる、火の粉が飛散する危険を顧みない不注意が原因だったのですね。
これが山林ではなく、住宅の近くでも焚き火する不心得者がいるおかげで出火原因が増幅されてるのです。

とは云え、注意力、判断力が低下してる高齢者の出火ではストーブやコンロが原因となるケースが特に多いです。
高齢者の場合、白内障など目の病気でガスの青い炎が見えにくくなり、衣服に引火する危険性も増加します。
高齢者宅で火事が多発する理由は、判断力の衰えによる不注意以外にも、建物の老朽化があげられます。
えてして築年数が経過している住宅に住むことが多い高齢者。
こうした住宅には義務化されている自宅用火災警報器さえつけてないことが多いし、つけていてもイザ警報が鳴っても気づくのに遅れて避難行動を起こした時には後のまつりが多い。

さらに現在の高齢者は核家族化により、子世代とのつながりが希薄になり孤立しやすい傾向があります。
そうした一人暮らしの高齢者は、火事が発生しても周囲に助けを求めることが難しく、逃げ遅れるリスクが高まるのですね。
一人暮らしでなくとも、老老介護の割合もどんどん増えてて、介護者もろとも被害にあうことが増えてる。
実際、火災が原因で死亡に至った経過をみると、46.9%が逃げ遅れです。
その中でも自力避難したが、避難中、火傷、ガス吸引により、病院等で死亡した場合が全体の15.9%、発見が遅れ、気付いた時は火煙が回り、すでに逃げ道がなかったものと思われるものが全体の15.8%を占めています。
しかし私は高齢者宅で火災が多いもうひとつ原因があると思ってます。
それは 物が多すぎる と云うことです。
以前、私のブログで要介護者宅にはゴミ屋敷化してるお宅が少なからずあると認定調査員が話してたと述べました。
ゴミ屋敷でなくとも、高齢者に限って着もしない衣服や着物を大事にしまってたり、道具なんかもしかり。
それがきちんと整理されて収納されてるならともかく、得てして床に散乱してたり、片付けられない高齢者が多いのです。
そうした生活環境がストーブの転倒なんかで火災発生の原因となり得るのですね。
そもそも高齢者はともすれば生活に困窮してる人も多いので、ストーブひとつとっても昔ながらの石油ストーブを大事に使ってたり、電気製品も買い替えしないケースが多いのでいきおい漏電の原因になる。
私も高齢者のひとりですので、こうした事柄すべてに留意してしかるべく対策しておくことが大事ですね。
ひとり暮らしだったら、民生委員などが定期的に訪問して防災について根気よく啓蒙していくしか無いでしょう。
民生委員は、厚労大臣から委嘱された非常勤の地方公務員なんですから、それが仕事のひとつです。
今は隣近所との付き合いが希薄なので、これしか無いでしょうね。





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Last updated  Oct 19, 2025 05:12:18 AM
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