クロッキーの小部屋

第4話 充実のキャンプ~後編~(高校編)



しかし俺の班のリーダーの超龍人killerが、「ちゃんとやれよ!」とか言っていた。

なぜ超龍人killerがあんなに張り切るのか、それは合計で1位になると豪華商品が貰えるからだ。

班は全部で8班。しかもスポーツ万能の人が集まっている班が2班くらいあり「無理だろ」とか思ったが、超龍人killerがうるさいので真剣にやる事に。

種目は、ゲンゴロウと飛びこみと宝探しとリレーで、俺はゲンゴロウとリレーに参加することになっている。

最初はゲンゴロウ、この種目にはジョーも参加。(4班2組に分けてやる)

ちなみにゲンゴロウとは、浮き輪の穴のところに尻を乗せ、手と足を使って進むというやつ。

ジョーは3番手、俺はその次の4番手(アンカー)となった。

始まる前、2番手である女子と話していた。

「ジョー君大丈夫なのかな?」

「さあ?知らない。俺の前なんだから頑張ってほしいけど」

「私、なんか嫌な予感がするんだけど」

そんなことを話しつつスタートした。

1番手の人が快調なスタートを切りトップに躍り出た。

続く2番手もちょっとてこずって2位になったが、順調に進んでいった。

そして!ついにジョーの番。そこでその場にいる人全員が衝撃を受ける事になる!

・・・・・前に進まねぇ・・・・・

手で前へとやろうとしているのは分かるが、足の動かし方が変なので前に進まない!

というか、その場で回転する始末。

他の人がアンカーに突入するなか、ジョーはまだ1メートルも進んでない。

「完璧に恥かいてるぞ、お前」と思いながら、がっかりするしかなかった。

5分後、やっとこちらへ到着。俺の番がやってきた。

しかし、乗ろうとして勢いよく飛んだらちょうど浮き輪の穴の所に落ちてそのまま落ちてしまったのだ!

しかも、浮き輪から落ちるのが3回も続いた。

完璧に俺も恥をかきながら、ゴールした。しかも皆から拍手をもらいながら。

終わった後じーるから「お前最高だよ」と言われた。

俺は最悪なんだが・・・

ゲンゴロウはビリに終わり次は宝探し。

缶ジュースを湖の中に落とし、それをたくさん拾ってくればいいゲーム。

ここでは張り切っていた超龍人killerが大活躍!他の班を圧倒し、1位になった。

張り切っているのは口だけじゃない事を証明した。

4種目中2種目終わって順位は4位、しかしまだまだ8位も1位になれる点差にいる。

次は飛びこみ。飛びこみ用(って良いんだろうか)の台から湖へどれだけかっこよく or おもしろく飛べるかという競技。

点数は一人1~5点まで、最高15点。各班から3人が飛ぶ事になっている。

今回審査員は先生1人と付き人の先輩2人に決まった。

いろんな班がジャンプしていくが、インパクトが無く点数が伸びない。

そして俺たちの班の番、1人目が飛んだが点数は6点。

2人目は超龍人killer、しかし点数は8点止まり。

3人目はなんとジョー!見ている皆が「どうせ普通にそのまま飛びおりるだけだろ」とか言っている

すると!ジョ-は台の上で前転し、そのまま飛びおりたのだ!!

見ていた全員が大爆笑!(ジョ-だからこそ)先生と先輩も全員5点を出しジョーは満点を獲得!

ジョ-の活躍で飛びこみは1位となった。

この時リーダーの超龍人killerは、「あいつを飛びこみにエントリーして正解だった」と御満悦だった。

最後はリレー、4人での自由型で戦う。これも4班2組に分けてやる。

俺の班は1組目で俺は1人目、ジンノが3人目超龍人killerはアンカーとして参加。(言い忘れてたが、ジンノも同じ班)

俺は泳げる事は泳げるが、早さで人と戦った事は無いので少し緊張していた。

辺りにも、独特な緊張感が漂う。

そして、ついにスタート!

他の班の1人目は速い人が集まっていたが、俺は意地を見せ3位で次の人へ。

2人目も意地を見せたが、前には届かず3位のまま。

3人目のジンノ、なんか泳ぎ方が変で4位に後退。

アンカーの超龍人killer!俺たちの班全員の期待がかかる!

凄いスピードで1人抜かしたが、それ止まりでゴール。その組の3位となった。

順位はタイム制で決めるので、次の組の成績で順位が決まる。

そして次のレースがスタート。

俺と超龍人killerは真剣な顔で次の組のレースを見ていた。

そして終了、俺たちは4位という事になった。

結果発表!

採点は今回の大会の合計と、今までの生活態度のポイントを合わせて決まる。

俺らの班は大会成績では総合3位だったが、生活態度ポイントが多く追加され総合優勝達成!!

豪華商品は大量のお菓子の事だった、みんな多すぎるので持つのが大変そうだった。

大会の後は昼食を食べ、掃除や帰り支度をし、終わりの会をして長かったキャンプが終了した。

帰りのバスの中で、もらったチョコが溶けてしまうのを恐れて全て食べた。

その後気持ち悪くなってしまった・・・

吐きそうになりながらなんとか耐えて学校へ到着、ついた頃には皆くたくただった。

今回のキャンプは他の人と仲良くなる事もできたし、ジョ-の面白い部分も見れて凄く充実したキャンプだった。

このキャンプから、俺はやっと少しはクラスに馴染む事ができたのである。

キャンプ編終わり(次は中学編)

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