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2010年01月09日
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マレーヒルの幻影



なんと今回は2度目の観劇。
東京で一回観て、戯曲本買って読んで、んで再観劇。
なんと贅沢な。至福

いや~、よかった。ほんとよかった。
なぜ「箱の中の女」ではリピートしなかったのかと後悔してしまうくらいよかった。


前回東京で観たときは、ストーリー理解するのと岩松さんの至極の台詞を一つでも多くインプット!インプット!するのでいっぱいいっぱいだったんですが。
今回は、多少は余裕もって観れた。
おかげで気付いたことがいっぱいあった。


例えば、キタさん(三宅弘城)への照明の当たり方とか。
善人代表のキタさんは、他の人よりも強めに照明あたってるのね。
それが、クライマックスに近づくにつれてだんだん陰ってく。
あと、音楽がバッチシなタイミングで流れたりとかw
岩松さんの音楽センスの良さも大好き。




あと、本やパンフでこの話が「ラブストーリー」と言われてもいまいちピンときてなかったんですが。
今日観劇して「あぁほんとだ!確かにラブストーリーだ!!」と腑に落ちた。
今までなんだと思ってたんだ、って話ですが(汗)
いや、私は恋愛要素乏しい人なもので。
どうしても経済的な描写とかのほうが気になっちゃって。と、言い訳(汗)
タナカ(荒川良々)の資本主義論や、それに反駁するキタさんの言い分など、かなり面白かった。



恋愛要素に気付いたきっかけの一つが、ジッポライターなのですが。
ソトオカ(ARATA)と三枝子(麻生久美子)の青春の思い出のライター。
2人が別れた後、三枝子はあろうことか、そのライターを夫のフジオ(松重豊)にプレゼントしてるってことだよね。
これが戯曲本読んでも分かんなかったんですが、2回目に舞台を見てようやく確信した。

んで、フジオはどうやらそれに気付いてる。

だとすると、フジオが策を弄してまで2人のジャマをするのも納得。
そして三枝子は、自分が酷いことをしたという苦い自覚があるから、ソトオカに素直になれない。

ソトオカは気付いてるのかどうか微妙なとこですが。
私は、気づいてないんじゃないかな~と思いました。
もし気付いてたら、ソトオカはもっと狂ってるだろう。

1回目に観たときは、ソトオカは終始正気を保ってると思ってたんですが。
今回観て、そうでもないなと思いました。
終わりのほう、ちょっと壊れかけ?三枝子ほどじゃないにしろ。そりゃキタさんも泣くよ。
遅かれ早かれ、彼は破滅する運命だったのかな。

あ、そうそう。三枝子の自傷行為ですが。
あれって、結婚指輪をしてる左手の薬指を傷つけてるのね。
戯曲本読んでやっと気付いたときは、我ながらバカかと思いました。どんだけ恋愛に鈍いんだ(爆)
1回目は痛くてとても正視できなかったシーンですが、2回目はガン見してしまった(汗)


もちろん、1回目に観て好きだった数々のシーンもガン見しましたよ
でも、座席がよくなかったな~。
5列目だけど、上手のハジのほうだったので見えない場所がけっこうあった。
舞台後方のセンター部分が見えなかったの痛かった。
東京で見ることができてほんとよかった。


よかったシーン、台詞。役者さんの演技。舞台セット。
書き始めるとキリがないのでもうここらへんでやめときます。
戯曲本、後日もっかい読もうっと





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最終更新日  2010年01月12日 23時47分33秒
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