でもテレビも好き。


家にはこの夏 30インチワイドスクリーン高画質HDTV が登場した。


でも、いまだに私はなんでこれが家にあるのか納得しきれない気持ちでいっぱいだ。



いや、その日確かに私、

「あの寝室にあるテレビさあ、とうとう壊れちゃったみたいだよ。」

とは言った覚えがある。


うん。言ったよ。




でも気が付いたら電気屋さんにいて、


予算大幅にオーバーなのにラファさんのまるで営業マンのようなマシンガントークに押されて、


「うーん」と唸っていたらもう契約が成立してて、


買い終わって出てきたら思ったより大きくて車に載せられなくて、


ラファさんのお姉さんを無理やり呼び出して彼女のランドローバーで運んでもらって、


家に着いたら着いたであまりに重くて運べないので、


しょうがなく近所の知り合いまで呼んでやっとこさ運び入れ、


DVDプレーヤーに繋ぐケーブル線がないのでまた店に買いに行って、


リビングにあったテレビを寝室に移して、


そこに新たにテレビがセットアップされたのは、


私の上記の発言からまだ2時間も経っていなかった頃だと思う。





そしてラファさんは私達二人の人生において高画質テレビがどんなに素晴らしいものか語りまくりっていたくせに、



次の日の日曜日には、


朝からフットボールゲームで遊び、


昼からフットボールの試合を見て、


夜はフットボールのハイライトを見ていた。






、、、、、、やられた、、、、。うまく丸め込まれた、、、、、。




奴はフットボールを新しい大型高画質テレビで楽しみたかっただけだ。


「このテレビで一緒に見る映画は最高だよ。」


って言ってたのに、フットボールしか見てないじゃん。




「ご飯なんにする?」

「、、、、、、、、、、」

「それとって!」

「、、、、、、、、、、」

「ごみ捨ててきて。」

「、、、、、、、、、、、、、、、、、、5分後、、、、、、、、、、、、、、、は?」



いやー会話のキャッチボール前にもまして不成立。


私が頑張って投げてるのに、キャッチどころかグローブすら持つ気がないようなその態度はなんなのさ!



そんな訳で今のところ私がその高画質テレビで楽しめるのはフットボール場の 緑々した芝 だけ?


(いや、でもさすがに高画質だと芝の色がいいのよ。 がきれいに写るのね。)



あーこれはあれですね。もうラファさんに身を粉にして、場合によっては命を削って働いてもらって頑張って支払いをしてもらはないと。







それにしても、

私も新しいテレビ見たいんじゃー!!!!うぎゃー!!!!
しかもどこへ行くにもリモコン持って行くなー。トイレもダメダメ!


うぎゃーぱんだ






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