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PCが入院中におばちゃんの法事がありました。
本当に内輪だけの法事でしたが、いろんな話が聞けて楽しい法事でした。
私がまだ物心つかないころ。
恐ろしい、もう50年も前のことになるのですが、そのころの実家にはまだ牛がいたんだそうです。覚えているような覚えていないような、なんとも頼りない感覚です。
その牛に引かせて10kmくらい離れてところまで荷車で行くのです。
私は小さすぎて乗せてもらえなかったようですが、姉といとこの健ちゃんがわらと一緒に乗せられていったそうです。目的の牧場でわらをおろして、代わりに牛糞を貰って帰るのです。
帰り道は、だんだん湿ってくるお尻と、牛糞のにおいで困ったそうですが、遠くにいけるのが嬉しかったそうです。
途中の道では、道沿いの工場の入り口付近に牛の水飲み場なんかがあって、みんなが勝手に水を飲ませていたそうです。
それから、蛍。
兄ちゃんたちが、家から1.5kmくらい離れたところから捕まえてきてくれたらしいのです。今では想像もつかないくらい家がびっしり立ち並んで今の私が住んでいるところから見れば大都会です。
その捕まえてきてくれた蛍を、夜に蚊帳の中に放して見たり、夜まで待てないときは押入れの中でほのかに光るのを息をころすようにして見たりしてました。
他にもいっぱいあったけど、自分の子供のころの事なのに、涙が出そうなくらい可愛い懐かしいお話です。


着物はくすんだ紫の立て絽。もみじと流水の柄があります。
どうしてもうまく写真が撮れません。