食いしん坊ぽっぽの日記

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「今日、初めて『○○してよ』そう言ってくれたんです」
「『ありがとう』そう言ってくれました」

そして、瞳を輝かせて口々に学生が言った

最初から受け入れの良かった方もいれば、表現が下手で思っている事を言わない方もいる。
逆に憎まれ口をいい拒否し続ける方もいた。

「いいって言ってるんですけど。。。」
入浴を拒否された・足浴を拒否された
困った顔で学生は戻ってくる
学生はメインイベントのケア項目が拒否されるという事は全てを拒否されたと受け取ってしまう
学生がそんな患者さんの反応にどう対応していくか、逃げて帰ってこないか、もう看護師なんて。。と思ってはしまわないか

そう学生の事を考えながら、患者さんの下に駆け寄り、理由を聞き出しケア出来るように導いていく。

「患者さんも嫌なときもあるよ!そっと見守ってあげる事も大切なときもあるよ。あとはタイミングを計ってみよう」
と色々違う観点で物事を考えるように持っていく

学生たちの目の輝きを見ていると自分が学生・看護師になった頃を思い出す。

反省会でいつも言う事
「人を好きになって欲しい　苦手だと思ったら逆にその患者さんに近づいていって欲しい」
自分自身患者さんと話すのが苦手で何かを話さなくては・・という意識が働いてから口を開く・・そんな感じだった
だけど、言葉にして伝えなくては自分の気持ちは伝わらないし、相手の事もわからない
肌に触れなければその患者さんの状態はわからない
逃げていてはいけない
自分が患者さんに近づいて初めて患者さんが見え看護する事が出来る
そう思うようになっていつの間にか患者さんが好きになった

それは職業意識かもしれない
私生活では相変わらず素に戻ると自分から初対面の人と話すのは苦手

でも仕事ではそうはいかない
自分の弱味も強みに変えていかなくてはいけない

時々フッと自分の性格ってどんなんだろう・・と思う
看護師としての自分
40半ばの自分

友達と一緒にいるときの自分

以前付き合っていた人から
「看護婦言葉になってる　もっと優しく可愛く喋ってよ」そう言われた
そのとき（○'ω'○）ん？っと思った。
意識する事ではない
どんな時も自分は自分　かえることなんて出来ない

看護師って優しいって思う人もいるかもしれないけど、結構クールなんですよ!
私生活では結構そうかもしれない
って私だけ？

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