今日も何かあたらしいこと

今日も何かあたらしいこと

2007年09月07日
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カテゴリ: 本の部屋
宮部みゆき 楽園 の上下を読みました




楽園(上) 楽園(下)


わたしは、推理小説を読んでいて夢中になると、うっかりしてページの先を見ないように、

しおりかなにかで隠しながら、一行ずつずらして読んでいきます。

そのドキドキを、久しぶりに味わうことができました


模倣犯 から9年を経たあとの、前畑滋子のドラマですが、

模倣犯ほど、ひどすぎる犯罪が起こりすぎることもないし、読後感も悪くなくて、

(もちろん、ひどすぎない犯罪が起きた、というわけではないですが)

宮部さんの作品らしい、暖かな人の心を、じっくりと味わうことができました。


しかし、最後まで読んでもまだ、未解決のままに放置されている事件があるような

前畑滋子さんは、この結末に安堵しないで、なんとかしてそれらが解決するよう、

再発することのないように、努力を続ける人だと思いたい。

…つまりは、またまた、続作を期待してますよ、というわけなのです








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Last updated  2008年10月13日 23時22分27秒 コメントを書く


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