今日も何かあたらしいこと

今日も何かあたらしいこと

2008年05月21日
XML
アレクセイ・ヤグディンの自伝「OVERCOME」には、エフゲニー・プルシェンコへの激しいライバル意識が隠さず書かれていました。

そのライバル対決のクライマックスは、2002年のソルトレイクシティ・オリンピックでした。

インフルエンザにかかったプルシェンコは高熱があり、ショートプログラムの最初のジャンプでまさかの転倒。

ここでヤグディンは「Yes!Yes!Yes!」と思ったと書いてあるのですから、あまりの正直さにむしろ頭が下がるというのか。


これまで、ヤグディンは真面目で重厚な演技をする努力家、プルシェンコは華麗で軽妙な天才…というイメージでした。

でも実は、同じコーチ・ミーシンの指導を受けている時、いろいろと意見してはミーシンにうるさがられるヤグディン、

言われるとおり素直に従って可愛がられるプルシェンコ、という構図の二人だったのですね。

もっとも、肉襦袢やおむつ姿でエキシビションを演じるような鬼才・プルシェンコにとっては、逆に、

ミーシンコーチの言うことを聞くくらい、なんでもないことだったのかもしれません。




三位のゲーブルはフリーの演技で4回転ジャンプを3回も決めているという、超ハイレベルな闘いだったわけです。


このライバル二人とも、その後大きな手術をして、以前のような演技はできなくなったのですが、

原因と経過はそれぞれでも、お互いに相手に勝つために、相当な無理をしたんじゃないのかな。

その後ロシアの男子には、ヤグディンとプルシェンコに次ぐ選手がまだ出てきていません…いや世界にも?

World figure skaters





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2008年05月21日 15時32分02秒
コメントを書く
[フィギュアスケートの部屋] カテゴリの最新記事


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: