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2009年05月28日

キム・ヨナ選手「グータンヌーボ」に出演・「私は公人」と発言

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テーマ：フィギュアスケート(3570)

カテゴリ：フィギュアスケートの部屋

キム・ヨナ選手がフジテレビの「グータンヌーボ」に出演しているのをみました。

試合の時とはもちろん違って、メークもファッションもナチュラルでリラックスした雰囲気。

でも、その発言は、さりげない中にも、なかなかにシビアなものがあると思いました。

まず韓国では、普通の格好で街を歩いたりできないほどの超人気・超有名人であり、

それが不自由で仕方ない様子で、自分がかわいそうでさえあると、率直に言っていました。

スポーツ選手は芸能人ではないのですが、韓国でのヨナ選手はトップアイドルなんですね。

騒がれるのが嫌だ…というニュアンスを堂々と言っているのは、日本のテレビだからかな？？

「私は公人」という政治家のような発言も、１８歳の女子大生には普通考えられないもので、

本人が自意識を増大しなくてはならないほど、彼女の置かれた環境が相当特殊なのでしょう。

「それもいいかも～」とか話を合わせない所も、さばさばと率直なヨナ選手らしいかと。

それから内田恭子アナウンサーが「日本人の（男性）は好き？」と聞くと噴き出すし、

「日本で行ってみたいところは？」と振れば「よくわかんな～い」と答えていましたが、

韓国の女子大生がそんなに親日的なわけがないことを、はからずも証明しちゃったかな。

まして日本選手とは長いライバル関係にあり、進路妨害発言までしたヨナ選手に、

「日本が大好きです」的なリップサービスを、期待する方が無理というものでしょう。

浅田選手との関係については無難に答えていましたが、基本的にお世辞は言わない、

日本のテレビだからといって遠慮はしない、内に溜めず率直に語る姿勢が見て取れました。

ジャッジにクレームをつけたり、リンク外の発言で揺さぶりをかけたりするのは、

ヨナ選手とブライアン・オーサーコーチなりの戦略なのでしょうが、それがまた彼女らしくて、

彼女とコーチのコンビはとても波長が合っているのだろうな、という印象を持ちました。