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急性咽頭炎(入院)



【急性咽頭炎】

主に風邪症候群から来る『のど風邪』です。
風邪症候群や風邪にかかりやすいも参考にしてください。
 ただ喉、特に咽頭はワルダイエル咽頭輪(口蓋扁桃、アデノイドこと咽頭扁桃、
舌扁桃および、その近似組織)があることが特徴です。このワルダイエル咽頭輪が
発達してる場合かどうかで随分かわってきます。扁桃器質のある人はなりやすいです。

個々の炎症は舌扁桃の炎症、口蓋扁桃の炎症、咽頭扁桃(アデノイド肥大)の炎症
咽頭側索炎(急性)などで別れても
全体で炎症が起こる場合があります。

また喉の咽頭部粘膜の強い発赤、急性の咽頭痛、発熱が起こります。咽頭痛と嚥下痛の
原因になります。急性喉頭炎です。

1、原因 感染が主原因です。
 主に風邪症候群ですが、一次性にウイルスに感染しても二次性の細菌性感染と
混合することが多いとされています。あるいは最初から細菌感染を起こす場合も
あります。これは風邪症候群に書いています。

 その他化学物質や粉塵、煙、ガス、物理化学刺激

副鼻腔炎などやアレルギー性疾患の一症状、あるいは鼻後漏と関係することも
言われています。

基本的には風邪症候群、すなわち鼻、咽頭、気管、喉頭、気管支の炎症の部分症状
です。

2、症状
咽頭乾燥、異物感、咽頭痛(痛み)嚥下痛(飲み込む時痛い)せきばらい、
よだれ、耳への放散痛、のどの白い膿栓、白苔、喉につく白い粉

全身倦怠感、発熱や頭痛など全身症状を起こすこともあります。

3 炎症は上のワルダイエル輪形成の組織以外でも

その他場所によって
3-1 咽頭側索炎 咽頭側索の発赤と強い痛み。
3-2 顆粒性咽頭炎 咽頭後壁リンパろ胞の発赤腫脹、痛み。
3-3 口蓋垂炎 口蓋垂の著名発赤と腫脹。
などがあります。

4 診断

まずできるだけ口腔内も見て、ほかに感染のような口腔内疾患がないかを見る。
その他口蓋扁桃や舌扁桃の状態などの視診、同時に鼻や喉頭の視診。

血液検査や尿検査、ASOなど口蓋扁桃の炎症の検査や、その他炎症検査を
行う。(血沈やCRP)
喉の咽頭粘膜から病原体を取る咽頭培養などもある。

5 治療
まずは安静とうがい、水分の摂取、湿度。急性喉頭炎に移行もしくは
合併しないかを調べる。

薬はこの急性咽頭炎になってる場合二次感染としての細菌感染が関係するので
抗生物質や鎮痛解熱剤投与。また耳鼻科などで薬を局所に塗布する。家では
うがい。食物や水分摂取できないときは点滴など。

6 ここからもさまざまな条件で慢性咽喉頭炎に移行しやすい。

特に、鼻疾患が続き、後鼻漏(特に慢性)がある場合や、

タバコやガス、乾燥した空気、極端な刺激物愛用・・暑いものや刺激物を
絶えず食べている。

咽頭にいわゆる口蓋気質がある場合など。口蓋扁桃の急性炎症(急性口蓋扁桃炎への移行や合併を確認する。

7 早めに耳鼻科で処置と投薬をすることと、鼻疾患があれば直すこと、うがいや水分を
十分に取ることでしょう。それとここでは嚥下痛のため食物摂取が少なくなることとか
発熱も強い場合もあることとか、喉の痛みもあります。点滴などが必要な場合もあります

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