
あぁぁぁ、いたたたたたた~~!!!!
「お前はもう死んでいる」
と言ったか言わないかは別として、台湾の夜は毎晩、痛烈な痛みに悶絶しておりました。
3夜連続、足裏マッサージに興じたのでございました。
興じないけど。
3回とも同じお店に行きました。ホテルのすぐそばにある、シンプルなマッサージ店です。
日本人はお得意さまなのでしょう。
前を通ると、お店のお姉さんがお店の中から飛び出してきて、われわれの前に立ちはだかり、
カタコトの日本語で「マッサージ、来る、いいね? 帰ってきたらここに来る。気持ちいいよ」
と、みごとな営業をかけるのです。
とくにほかのマッサージ店を決めていたわけでもないので、夜、観光から戻ってきたあと、試しに一度行ってみました。
選んだコースは、足欲10分+足裏30分+上半身マッサージ30分のコース、1000元(約3000円)。
選んだ、というか、有無をいわさず、このコースになっておりました・・・(笑)。
腑に落ちないながらも受けてみたのですが、まあこれが効いたのなんのって。
終わって靴をはいたら、それまできつかったのが、ゆるーくなって、プカプカになってたのですよ。
足はとっても軽いし。
上半身マッサージのほうはね、途中、「殺される」と思いました(笑)。
片腕ずつ後ろにねじりあげられたり、肩をひねられたり、プロレス技でもかけられているのかと思いましたよ。
背中を、手でぐっ、ぐっと押されたときは、窒息するかと思いました。
でも、終わったあとは、ほんとうに全身が軽くなって、観光の疲れが飛んでいたんですよ。
で、けっきょく3日とも、同じマッサージ店に通ったんですよ。
あとの2日間は足裏だけにしてもらいました(40分400元~)。
最初に「足裏だけで!」と主張して。
足裏の場合、3日とも痛いところが変わるのが興味深かったです。
とくに3日目、親指のつけねと、親指のまんなかあたりが異常に痛かったんですよ。
後で、どこの部分に対応しているのかを調べてみたら、親指のつけねは「首」でした。
親指のまんなかは、「頭」でした。
やっぱりな。長年、出来の悪さに悩まされてきましたよ。
↓図解

足裏は本当に痛いですよ。もうやめてー!!!!と叫びたくなるほど。
でも、私、顔に出ないようです・・・.
「あなた大丈夫ね」とマッサージ師の人は安心したように、力を入れる、入れる。
いたいーーーー!!!!
でも、ここで「痛い」と言ってしまうと、手加減されてしまうので、必死にこらえました。
おかげで、毎晩、足のむくみを気にせず、寝ることができました。
さすが本場は違うなあ。
営業は強烈ですけどね、でも腕は確か。それに、ぼったくられるとか、そういうことはないんですよ。
ああ、気持ちよかったなあ。
今夜も、なぜか買ってしまった「回転指圧コロコロ棒」で、
自分の足裏をグイグイ~、グイグイ~とやりながらも、
「効かへん、効いてへんわ、こんなん、ぜんぜんあかんねん」とつぶやきながら、
台湾の夜を懐かしむのでした。

余談ですが、先日、東京駅の地下街に
「みんなたのしいキラピカ通り」という道があることを知りました。
これを名づけた人は、そのとき、そうとうツライ悩み事があったに違いないと思ったのでした。
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